何者かに車のタイヤをパンクさせられ、山奥の小屋に孤立してしまったおっさん。平穏な日常生活を取り戻すことができるのか?
こんにちは。からあげです。
雨が降ったり止んだりの天気で全然作業が進まない。体を休めようとは思うが、湿気が高い小屋の中では気分が優れない。こういう時は図書館に行くのに限るのだが。
今朝、夜明前に起きると、雨が止んでいたので、充電済みのバッテリーを取り付けてエンジンをかけておくことにした。
山林内で半年も放置したJimnyのエンジンはオイルが完全に落ちて錆びてくるかもしれない。早めに回しておきたかった。
ポンプ小屋のコンセントで15時間もかけて充電した。バッテリー液はオッケー。
まだ暗いのにヘッドライトを点けて作業するのは、明らかに不審。
固定金具の取り付けに手間取った。外すときに覚えておかなかったため。
配線も元通り取り付ける。
よし、これでいい。
エンジンをかける前にオイルの確認。ひょっとすると、ドレンボルトを緩めてあってオイルがないかもしれない。
パンクしているため、車体の下が狭くドレンボルトの確認ができない。タイヤを交換したあとでするとしようか。
燃料タンクをチェックする。異物を混入されているかもしれない。蓋をこじ開けた痕跡はなし。キャップを外して給油口をじっくり観る。よし、もんだいなし。
車体の下をざっとみたところ、爆発物もなし。
エンジン始動!
キーをひねると軽やかに回った。バッテリーも大丈夫そう。エンジンルームに異常なし。ブレーキフルード、クーラントの量もよし!
灯火の確認もオッケー。
エアコンのスイッチを入れてコンプレッサーを回しておく。長い間回さないと、板弁のオイルが切れてしまい、回したときに割れでしまうのだそう。カーエアコンのおっさんがそんなこと言ってたな。
あとはボティーに苔が生えていることくらいか。コーティングしてあるので、錆はなし。
エンジンを20分くらい回して暖めておいた。あとはタイヤを交換するだけだな。
念のため、車を動かす時は下回りのボルトの緩み、ブレーキホースに傷がないかも見ておこう。タイヤだけと見せかけて他にも細工がしてあるかもしれない。
明日、明後日は台風が接近して大雨が降る。小屋の中でパソコン作業ができるように復旧しておくことにした。
バッテリーはほとんどからで、アップデートが溜まっていて凄く重たい。歩いて2時間の図書館に向かう。
パソコンが異様に重くてアップデートは最後まで出来なかった。何度もエラーが出てイライラ。帰りが遅くなって真っ暗に。
不要なものがたくさんあるので、再インストールした方がいい気がしてきた。これじゃあ当分パソコンは使えない。
今日もスマホのフリック入力だ。多少速くなったかな。久しぶりにパソコンのキーをタイプしたらぎこちなくなっていた。
あーあ、やることがいっぱいだ。あまり無理をせずにゆっくりやろうか。
おわり