こんにちは。からあげです。
山林探しの旅から帰って来た。
今朝、空いているバイパス道を走って距離を稼いだ。
昨日は雨で交通量が少なかったから助かった。
今回の山林探しの旅は11日間。
これからしばしの休息とする。
GWの影響で移動する気が失せ、ちょっとサボり気味だった。
次回の旅では、定住して細かな調査に当たりたい。
以前から住みたいと思っている地があるが、冬の寒さの厳しさと積雪量が心配だった。
私が購入するような山林は除雪されている道までかなり遠い奥の方になると思うが、住んでみて厳しいようであれば、対応を考えたらいい。
探す前から候補地から除外していた。
道理でやる気が出ないわけだ。
住んでいる人もいるわけだから、生活の知恵を盗めば良い。
これならタダだ。
昨日は瑞牆山(みずがきやま)に登った。
途中、道を間違えて岩場の方に行ってしまう。
分かる場所まで戻って登山道に復帰した。
地図とコンパスを持たずに登ったので、方向感覚が分からずに往生した。
瑞牆山(みずがきやま) 登山日 2013年5月11日
登山コース
みずがき山自然公園P~カンマンボロン(付近にて道迷い)~瑞牆山~富士見平小屋~瑞牆山荘~みずがき山自然公園P
*みずがき山自然公園Pから瑞牆山までの登りのコースはかなり不正確。
地図を持たずに道標を頼りに適当に登った。
みずがき山自然公園のキャンプ場(前日)
天気が悪いのにも関わらず、テントを張っているグループが居た。
公園から瑞牆山を見上げる。(前日)
雨上がりの朝(当日)
ガスがかかっていて視界は悪いが、大雨は降らないということなので、予定通り瑞牆山に登ることにした。
広大な駐車場には立派な水洗トイレある。
トイレの水は飲用不可と張り紙がされていた。
docomoは圏内。
前日見つけた遊歩道の入口から登ることにした。
登山道の標識は見当たらなかったが、見当を付けて奥の方に登ってゆく。
岩場にあった標識
不安ではあるが、踏み跡の薄い道を進んでゆくと岩場に到着する。
しかし、クライマーの付けた踏み跡があちこちあって迷う。
この時になって正規のルートではないことに気がつく。
付近を観察しながら一般者でも越えられそうなルートを進む。
途中ペンキマークは薄くて分かりづらく、あちこちにクライマーが付けた印が大変紛らわしい。
何度も迷いながら一般登山道と合流してようやくひと安心した。
登山者が落とした自作アイゼン
柔らかいプラスチックの板にビスを打ち込み紐を取り付けてあるだけの簡単なもの。
軽アイゼンを使うほどではないが、滑りやすくてちょっとした滑り止めが欲しい時がある。
そんな時、便利なアイテムだ。
今度自作しよう。
巨大な岩。
これは大ヤスリ岩と言うらしい。
山頂分岐
分岐付近から残雪が現れる。
カチコチに凍結していて非常にスリップしやすい。
岩と木の根っ子を頼りに慎重に登っていった。
瑞牆山(みずがきやま)2,230m 日本百名山
山頂付近は岩山みたいになっていて休憩するポイントは沢山あるが、下を覗くと断崖になっているので隅の方には行かないほうが良い。
「瑞牆」とは神社の周囲の垣根(玉垣)のことだが、山名の由来は山稜を三分割する「みつなぎ」の転訛説や、崖を意味する「がき」に由来する説などがある。江戸時代後期に成立した『甲斐国志』では、玉塁と呼ばれる金峰山に対し、瑞塁を呼び習わしたとする説が紹介されている。古くからの信仰の山で、洞窟には修験者の修行跡や刻字が残り、山頂の西峰には弘法岩があり、空海開山伝説も伝わる。
全山が黒雲母花崗岩で形成される。南西部は風化や浸食の影響を受け、独特の岩峰が聳える景観を作っており、地元ではコブ岩と呼ばれる。
金峰山(きんぷさん、きんぽうさん)方面
あいにくガスがかかっていて山の姿を拝めなかった。
山頂より大ヤスリ岩を見下ろす。
途中、岩陰に枝を立て掛けてあるのを何度も見かける。
これは非常時に使えということなのだろう。
このようなものは初めて見た。
今度別な山に登った時、暇があったらこうやって立て掛けておこうと思う。
適当な枯れ枝を拾って雨の当たらない岩棚に立て掛けておけば、年々良質な薪へと進化する。これはいい!
富士見平小屋
キャンプ指定地となっている。
チップ制の外トイレがあった。
小屋のおっさんが表に出ていたが、私の姿を一瞥するなり、中に引っ込んでしまう。
ひと目で金にならない客だと見破る。
伊達に山小屋の親父をやっていない。
瑞牆山荘
富士見平小屋から瑞牆山荘の方に下山した。
前日下見をして道路沿いにあるのが分かったからだ。
瑞牆山荘からは車道を歩いてみずがき山自然公園へと戻った。
装備
長靴、厚手靴下、帽子、Tシャツ(ユニクロヒートテック)、パンツ(ボクサーブリーフ)、長袖(山用)、カッパ上下、軍手、ピンチ缶、ヘッドライト、デジカメ、携帯、水1L、お金、保険証、キャッシュカード1枚、トイレットペーパー、腕時計(高度計付き)、ビニール袋2枚、20Lザック、タオル、多機能ナイフ
話は変わるが、退職後一ヶ月が経った。
船に乗って働いていたのは、随分と遠い昔のように思えてくる。
たかが一ヶ月だが、半年以上過ぎた気がする。
完全ホームレスとなって、深夜労働と長時間労働から開放され、早寝早起きしている為、体調は非常に良い。
普段、ろくな物しか食べていないが、十分健康だ。
ただ、精神的な健康面ではあまり良くない。
自分から世間と距離を置いたにも関わらず寂しい。
無性に人恋しくなることがある。
普段、人目を気にして車中泊しているためか、精神的に安らぐことが多いとは言えない。
車で寝ている時は、常に警戒を怠る訳にはいかない。
ちょっとした物音で目が覚めてしまうし、行き交う人や車に注意を払ねばならない。
しかし、自分で望んでしたことだ。
早く土地を購入して自分の居場所を作りたい。
おわり
コメント
精神面でもご自愛ください。
それにしても、車中泊なのに身体面で問題がないというのは凄いですね。
私なら1日で体中が痛くなりそう…。
からあげさん!!毎度です。
GWはちょっと忙しくしてました。
コメントだいぶ滞ってました・・・。
土地探しの旅(林道探訪?)お疲れ様でした。
中々、自分の条件にあった土地って見つからないですね?!
でも焦ると良く無いので、ゆっくり時間を掛けて探してくださいね。
自分は、今、自給自足に近い生活をされてる方々のブログを読んで勉強しています。
今月末、1人の方を尋ねる予定です。
今度は甲斐の国の東側、武蔵の国まで、来てください。
>成為さん
おはようございます。
どうもありがとうございます。
たぶん、凸凹のサイトでも普通にテント張って銀マットで寝ているからだと思います。
>kyonさん
おはようございます。
正直なところ、ちょっと焦っています。
もう不動産屋は当てにはしていませんが、個人売買に果たして応じてくれるか。
自給自足良いですね。もちろん私も目指しています。
また、話し聞かせてください。
今度は、北アルプスの近く、景色が見えるところ。
です。