危険な賭け

こんにちは。からあげです。

 

wilderness奥深くにいてしばらく通信不能だった。

昨日下山して、今はStehekinというリゾートな場所にいる。Stevens Passから約108mile。山火事の煙でSmokeyな景色が広がっていて、まるで精神修行をしているようだった。

昨日、またもや選択を迫られる渡渉が現れた。全くイージーなCreekだが、靴を濡らさずに渡ろうとすると危険を伴う。

先行するハイカーが細い丸太にまたがって慎重に渡っているのを見て、自分は上を歩いて渡ろうと考えた。濡れずにタイムロスは最小限。

煙と霧がミックス

north cascade

綺麗な湖を見てテンションが上がるおっさん

big tree

白濁する川の水

川の辺りの砂地にて

寝心地は良好

雨でもマルチャン!!

負けてたまるか!

これが例の危険な丸太橋

ところが丸太橋まで行ってみると、思いのほか細いことが分かった。渡るか渡るまいか。一度トライしてみたが、渡り始め木の枝が邪魔をしてバックパックに引っかかった。下を見ると2m以上の高さで、落ち方が悪いと骨折しかねない。そんな高さだった。

スルーハイク達成目前、Canadaまで100mile弱となった今、リスクを冒すべきではない。私は下に下りて歩いて渡った。この渡渉でなぜすぐに歩いて渡ることを選択しなかったのか?タイムロスはほとんどなし。

考えるな!体で感じろ!!

先行するハイカーの行動に引きずられてしまった自分。平常心で臨めばイージーに歩けた丸太橋。渡らなかった自分を褒めてあげよう。足を骨折してしまったら、ハイキングは終了。残り1ヶ月のアメリカでのフリータイムもなしとなる。松葉杖をついて長い距離は歩けない。Sierraでの失敗が生かされた出来事であった。

 

おわり

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