小屋構造の検討と沓石の修正など

こんにちは。からあげです。

ご自愛してますか~

 

今日も朝からいい天気だったけど、昨日は遅くまで作業をやってて疲れたので、遅めに起きて活動を開始した。
いろいろ検討した結果、今日は土台作成の作業はしないことにした。

 

本当に最近は過ごしやすくて何をするにもいい季節だ。
近頃はずっと山小屋の事を考えている。
根太をどのように取り付けようとか、ソーラー発電は車と小屋の2系統を設置するかなど、考えることがいっぱいだ。

 

 

本日の作業

沓石上面の修正、端材の処理、石垣の手直し、小屋構造の検討

 

 

今日、朝ご飯の準備をしている時に図書館から借りてきた資料を見ていていいアイデアが閃いた。
根太の取り付けは、昨日書いたようにサンドイッチ工法を取ることにしたんだけど、柱や屋根などの基本構造をどうしようかずっと考えていた。
廃材を利用しつつ、簡単でかつ安上がりに出来るものにしようと、あれこれ悩んでいた。
ガレージの作り方の本を読んでいたんだけど、カーポートの屋根に釘付けになった。
屋根は片流れとなっていて柱を垂木で挟んでいて、まるで床のような束柱と根太と同じような構造となっていた。

 

2014-5-18

上から見た図。
四角い茶色の部分が束柱となる。
2×6の根太でサンドイッチする。
もうこれしかないと思った。
(思い浮んだ時のイメージはまさに電球が光った時のようだった。)

 

これなら床面と屋根で水平や傾斜を調整出来る。

よし!これで行こう。

屋根と柱の基本構造が決まると次はどう柱を立ち上げるかだ。

 

まず初めに思い浮んだのは、床面には合板を貼り付けるので、シンプソン金具で床面に接続し柱を立ち上げるという案だ。
ただし、これだと合板上に立ち上げるので、合板が痛むと厄介なことになるし、針葉樹合板は見た目コンパネより強度が落ちるような気がするので、柱に力が掛かった場合に、割れるなどして柱が沈下してしまう恐れがあると思われた。
ご飯を食べ終わって作業を始めてからもずっとこの事を考えていた。
どうやって強度を保ったまま柱を立ち上げるか。

ここで奇跡が起こる!
おっさん最強伝説の始まりだ。

最近はよく考えているから良いアイデア(少なくとも自分ではそう思っている。)が浮かんでくれる。
今回もそうだ。
束柱上面と根太(2×6材)の上面を面一にするのではなく、根太を少し上にずらすことで、柱を立てる溝が出来るようになる。
7センチ上方にズラして束柱と柱に7センチずつ掛けようかなと思ったが、それだと根太の掛かりが浅く床面の強度が落ちてしまうような気がした。
それで考えて上方には5センチズラして柱は5センチ、束柱は9センチ掛ける(接する)ようにすれば、それほど強度が落ちないような気がするので、これに決めた。
(とは言っても作業中に変更することもあると思う。)

 

良いアイデアが浮かんだので以後はご機嫌で作業をすることになった。

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先日、沓石上面にもモルタルを盛って均したが、よく見ると凸凹しているので(パッと見ても)、これを剥がして綺麗にすることにした。

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タガネで余分なモルタルを削り水平にする。
今回の分はまだ全然硬化していないので直ぐに剥がれるが、以前ざっとやった分のはしっかりと固まっていてまるで石のようになっている。

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水平器を当ててみる。
羽子板が直角かも確認する。
ズレているところは、ハンマーで軽く叩いて修正する。
凄い丁寧な作業をしているなあと自分で思う。
(土台の作成をしないことにしたので時間が余っている。)

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まだまだ時間が余っているので、廃材の要らない部分をカットすることにした。
まとまった枚数があって防腐剤を塗ってあるので、土台周りの補強材として役立ってくれそうだ。
これは筋交いに使われていたもの。
端っこのほうは釘の斜め打ちで接合されていて釘を抜く時に傷んだので、カットすることにした。
アカマツの切り株が作業台になってくれる。

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作業前と作業終了前に沓石にたっぷりと水を掛けておいた。
さらなる化学反応を起こしてしっかりと頑固になって欲しい。
優柔不断な沓石は要らない。

 

本日使用した道具

丸スコップ(石垣を手直して土を盛った。)
タガネ&ハンマー(沓石の修正に使用。)
差金(羽子板ボルトの直角をみた)
水平器小
ペール缶(沓石に水を掛ける時に使用)
ノコギリ(明日の作業に備え切れ味抜群のヤツを試した)

 

明日は朝から土台作成の作業にかかる予定だ。
束柱をカットして根太を水平に取り付ける。
既に幾つか具合が悪い箇所を見付けてしまったが、それは作業をしながら解決していこうと思う。

今日はゆっくりして明日に備えようと思う。
本当に今日はいいアイデアが浮かんだなあと嬉しくなる。

 

おわり

コメント

  1. より:

    からあげさん色々考えて楽しそうですね!
    しかし大事な事なので余計な事かもしれませんが言わせてください!屋根乗せて人が住むので安全第一です。柱は束と別にせずに通し柱にしないと危険です!
    四隅の束は一本の長い角材でそのまま屋根まで伸ばさないと、風などで床から上だけ吹き飛ばされますよ!四隅は最低限の条件で、出来れば外側の束は全ての柱として一本でやらないと強度的にヤバイです。
    ウッドデッキなんかでも凄く良い木を使っても、束と一体でない柵など数年でグラグラになります。それは木が痩せるからです。それを防ぐには通し柱にして柵のポストにします。人が住む家ならなおさらです!

  2. からあげさんが悩んだこと、考えたこと、アイデア
    そして部材や使用した道具まで丁寧に書いてあるし
    建築に詳しい方のコメントまで付いている
    私にはよくわからないことばかりだけど
    新しく小屋を建てようと考える人には
    役立つことが多いブログなんでしょうね

  3. からあげ より:

    >猫さん
    どうも重要なアドバイス有難うございます。
    もう作業を進めてしまったので、手直しせずに作業を進めるつもりです。
    山小屋完成後、住み始めて強度不足を感じるようであれば、四隅に外側から通し柱を取り付けようと思います。
    強風対策だけはしっかりやっておかないと大変なことになる。
    そんな気がしています。
    台風時期より、葉が落ちて季節風が吹く冬期が危険だと思っています。
    >消費しないピノキオさん
    手慣れた人のサイトを見ると基本的なことが抜けていて、初心者には分かりにくいと感じることがありました。
    だから私が実際にやってみて失敗したことなどを詳しくアップしようと思いました。

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