こんにちは。からげです。
昨日は講演が終わった後は道の駅で車中泊しようかと思っていたが、話を聞いて考えが変わり、夜遅く我が家に戻ってきた。
今朝は若干寝起きが悪かったけど、5時過ぎに起きてご飯の準備を始めた。
ロケストに薪をくべながら空を見たり、ラジオの天気予報を聞いたりして、数日間はなんとか天気は保ってくれるだろうと思ったので、本日からパネルを組み立てることにした。
本日の作業
接合した柱のチェックとパネルの組み立て
炊飯中にパネル組み立ての準備をすることにした。
まずはデッキ上に置かれている材料とパネルを撤去する。
物をどかしてデッキ上を掃除した。
続いて、最近頭を悩ませていた接合した柱を取り出して、片方のエンドをデッキに掛けて斜めにして柱の上で飛んだり跳ねたりしてみた。
最近、体重が減りすぎて大した負荷テストとはならないが、やらないよりマシだと思って試してみる。
すると、接合部がギシギシいうものの、柱は折れる気配はみせず、不安は徐々に薄れて意外と丈夫な柱だということが分かった。
それで、予定通りこの柱を使うことにした。
まずはパネルの仮置き。
デッキの寸法が狂っているので、一番奥の角のパネルを簡単に固定し、これを基準に次々と組み立てていくことにした。
パネルは一応自立してくれるが、(脛かじりから)隣のパネルとは若干ズレているので、クランプで仮止めし、木槌で叩いて微調整する。
位置が決まれば付け根を90mmのビスで固定してゆく。
下地の確認をしながら打ち込むので、時間が掛かる。
角のパネルはスコヤを当てて直角が出ているかチェックする。
しかし、全体に歪んでいるので直角を出すと他にしわ寄せがゆく。
これが素人作業の怖いところだ。
柱と干渉するパネルの角を落とす。
SPF材は柔らかいのでノコギリで簡単に加工できる。
パネル全周を仮組みしてみた。
ん、、、?何か変だ。
何か違和感を感じる。
試しに差金を当ててみると。
なんだこれは!
直角を出した歪みがこんなところに出た。
柱は固定してしまったので、この後外すことになった。
にわか雨にため、2度作業を中断する。
急激な気温上昇のため、雷雲が発生した。
早くも天気の読みが外れる。
パネル同士の接合は75mmのビスで行うが、こうした横木があるところは90mmのビスを使用し、接合の強度を高める。
1F部分のパネルの組み立てが終わり、続いてロフト部分のパネルの組み立てを行う。
上に重たいパネルを載せないといけないので、慎重に作業を進める。
コーナーの接合にはビスを多めに使う。
ロフトのパネルがいい具合に1F部分の頭繋ぎをしてくれている。
ロフトパネルの上側には2×4材を1本渡している。
これには理由があって、垂木固定のシンプソン金具の強度を出すため。
明日紹介しようと思う。
パネルを組んだはいいが、四角となっただけで中に補強材がないので、若干ゆらゆらする。
そこでテストを兼ねて桁に載せる梁の切り欠きを行って一本梁を取り付けることにした。
現物を合わせてマークし、ノコギリで切り込みを入れてノミで削ってゆく。
梁を取り付けてみた。
いい感じでくっついてくれた。
梁と桁とは金具を使って接合する予定。
桁が予想より上に出てしまって切り込みを入れる必要性が出てしまったが、簡単に加工できるし、ズレ止めにもなってくれるので、問題ない。
結果オーライだ。
パネル取り付け完了。
梁を1本試しに取り付けてみたところ、いい感じだ。
西側の桁を支える柱の付け根
初めはシンプソン金具で固定していたが、位置をズラす必要があったので、金具はやめにした。
両サイドのパネルでガッチリと挟むので、柱の強度に不安はない。
強度不足が認められたら、両サイドのパネルと柱を貫通するボルトでガッチリと固定する。
西側の柱と桁との接合部分
両側をシンプソン金具で固定した。
さらにパネルで挟まれているので、桁が短辺方向にずれることはないだろう。
東側の桁を支える柱の付け根
根太があるところはいいが、コンパネしかないところは補強材を当ててビス止めする。
しかし、柱固定の金具は効いていない。
それよりパネルで挟んで90mmのビスを多用し、ガッチリと固定している方が、遥かに強度が出ているように思える。
東側の柱と桁との接合部
片方のシンプソン金具しか取り付けていない。
組み立て順を間違いこうなった。
何度も外したりしていると、逆に強度が落ちるためやり直しはしなかった。
(面倒だったこともある。)
痛々しい桁の接合部分
この接合部分の強度を高めるため、支え棒兼梯子か本棚を設置する予定。
つっかえ棒があれば桁の強度は十分出てくれるだろう。
それよりパネル付け根部分の強度が問題だ。
いくら他がしっかりしていてもパネルの付け根が弱ければ、吹き上げる強風に耐え切れず小屋がデッキから千切れてしまう。
下に補強材を入れてパネルをしっかりと固定しようと思う。
しかし、そうすると今度は沓石の問題が出てきてしまう。
どこかで妥協するしかない。
今後の検討課題だ!!(早急に解決案を出す)
桁と柱の様子
桁の両エンドを少し出したのは、ここにアイボルトを埋め込んで立木をアンカー代わりにロープで固定するため。
冬期の季節風対策を施すことが出来るようにしておいた。
初めはキリで下穴を空けてビスを打ち込んでいたが、負荷が掛かり過ぎるのか、3mmのキリは途中で折れた。
この画像の4mmのキリで、今度は固定ピンが脱落してしまった。
下穴空けは、ここぞという場所でやるだけにしようと思う。
こんなに頻繁にキリをダメにしてしまうとコストが掛かってしまう。
テントから小屋の様子を眺める。
少しづつ形となって見えるので非常に嬉しい。
時間がないので、画像多めにざっと解説を加えてみた。
明日は屋根を載せることを優先して作業を進めるつもり。
垂木を載せて野地合板を敷きルーフィング材を止めようと思う。
今日は非常に充実した一日だった!
おわり
コメント
お疲れさまです。
仕事が速いですね!
順調ですね、外野の上から目線コメントなんかほっておき、このまま完成まで突っ走って下さい!
いますよね、たとえば釣り堀で、自分が少しうまいからって女子供や素人に偉そうにこうやれだのそれじゃダメだのとあれこれ言う人。最低にかっこわるいですよね。
せっかくの自分の城なんだからウザイ部外者の声は無視して、自分が思うように楽しんで作るべきです。
完成おめでとうございます。
怪我のないように
現場は
「安全第一」
です(^^)
繋ぎの強度うんぬんよりも
伸びてる2辺のデッキの雨仕舞がちょっと厄介かな
部屋内の床下まで伝ってくるようだと黒カビ出るよ
と、私は思いましたね、エエ。
はじめまして。
ようやく小屋づくりの半分が完成しましたね!
おめでとうございます(^^♪
最近揚げ足取りのようなコメントが多くありますが、
周りの意見に左右されずからあげさんの意志で突っ走って下さい。
完成を楽しみにしています。
私が日々の交渉事や会議などで仕事に忙殺されている中
目に見えて家が完成されていくのは単純にいいなって思います
作っていても、きっと楽しいんだろうな
あまり根を詰めすぎないようにしてください
小屋かなりしっかりしてると思うよぉ~
作ってる時が一番楽しいときですよね
出来上がったらイメージよりかなり広く感じると思います。
私の家も建ててる時は小さく見えてたけど住んでみると
広くかんじましたし。
どんなお家ができるのかな!
楽しみです(^-^)
自分が考えていた工法と違いました。四隅に建てた柱にパネルを固定するものかと思ってました。今のやり方なら2×6にしっかりビスが入っていれば大丈夫そうですね。繋げた柱も縦に使うかと思ってました。梁に使うんですね。下から棚で補強すれば大丈夫ですね。怪我に注意して頑張って下さい。楽しみにしています。
一気に形になって、見てるのがさらに楽しみになってきました!!
自分で作って、自分で使うのですから作り方だって自由でいいですよね!
雨風凌げさえすれば、立派な城ですよ!
不具合があれば改善するだけ。それを楽しめるのがDIYのいいところだと信じてます。完成を楽しみにしています。
仮組みしているパネルがゆらゆらしているのでしたら、
仮の筋交いを四方のパネルに木ネジで留めておけば安定すると思います。
2X4住宅の現場で見たことがあります。
(これって2X4ですよね、間違っていたらすみません)
屋根の作業をするときは充分気をつけてください。
一人で怪我をしたら大変です。
だんだん暑くなってきたので熱中症に気をつけて
頑張ってください
>みなさん
どうもありがとうございます。
天気がいいうちに屋根材を張り終えることが出来そうです。
明日はいよいよ野地板合板張りとなります。
お腹が減ってクラクラするのでご飯の準備をしようと思います。
唐揚げだけに揚げ足がおおい、なんつっってwww
出来上がってくるのを見るのは楽しいです。コレからもがんばって下さい