おはようございます。からあげです。
私のおかんは今年70歳になった。
親父は年明け早々に死んだ。
兄貴は2つ年上で独身。
私も独身でおっさん。(中身は子供)
これからは兄貴と協力しておかんの介護をしなければならなくなる。
それも近い将来に。
親父が死んでからおかんの老化は加速している気がする。
普通、夫に先立たれた妻は急に元気になるらしいけど、うちの場合は逆になっている。
今まで見てた感じ、夫婦仲は大して良くなかったし、おかんは見舞いの度に愚痴ばかりこぼしていた。
それが親父が死んでから、自分の頭で考えることをしていなかったおかんは、ますます思考を止めてしまった。
何でもかんでも息子に頼ろうとするようになった。
私はそんなの真っ平ゴメンだから拒否する。
そんなおかんの日常の密かな楽しみといえばNHKの朝の連ドラの花子とアンだ。
始まる頃になるといつの間にかテレビのところまでやって来て少女の様に目を輝かせて見入ってる。
洗濯機を回すのや食器を洗うのは後回し。
それでいて後から急にバタバタし始めて忙しいという言葉を連発する。
もう場当たり的な行動しか出来なくなって来ている。
親父が生きているうちはまだマシだったかも。
単に老化という言葉だけで片付けてしまうことが出来ないくらい、急激に老けてきている気がする。
しかし、スーパー内でのおかんのフットワークは婆さんとは思えないくらいの軽さで直ぐに視界の内から消えてしまう。
おかんの恐るべきスーパー内での身のこなし。スーパー内に特化した機動力は侮れない。
今、おかんが寝込むと必然的に私が面倒を見ることになる。
兄貴はまっとうな勤め人として平日は朝から晩まで働いているので介護は無理。
私の肩にずしりと介護の責任がのしかかる。
こういう時は兄貴と私が役割を分担しなければならないだろう。
兄貴は現金稼ぎ係。私は介護係と。
私達兄弟が看なければ面倒してくれる人間はいないので、自分たちの力で死ぬまで面倒を看てゆく必要がある。
国なんか頼りにならない。
やりたくはないけど、下の世話もしなければならないだろう。
自分の子供ならいいけど、親はキツイな。
でもやるしかない。
ヘルパーさんに頼めば当然お金が掛かる。老人ホームに入れればさらにお金が掛かる。
そんなお金を払うくらいなら私がやる。
定期的に家を覗いてはおかんに生活指導をしているが、全然改まらない。
お菓子を食べずにきちんとご飯を食べろとか、添加物の入った調味料は使わずに味噌や醤油などの基本の調味料だけで味付けしろと言っても効きやしない。
おかんといえども他人なんだから、もう好きにさせることにした。
私の援助が必要となった時にやって来ることにする。
もういくら考えても事態は好転することはない。
おかんの介護のことを気にすることは止めて自分の探検業を軌道に乗せることに専念してゆく。
途中で活動を休止して介護しなければならなくなるかもしれないが、その時は介護ブログでも立ち上げようかな。
今日はトレーニング最終日。
ペットボトルを1本増やして合わせて15本となった。
朝トレから戻ってきたところ。
よ~しお疲れさん!
冷静に見ると何だか馬鹿げている。
水の入ったペットボトルを背負って歩くとは。
基礎体力の養成としては必要なことだけど社会的には無益。
しかし物事に意味のないことはない。
ひょっとしたら私の姿を見て久しぶりに笑った人もいるかもしれない。
今日は親父の月命日で半年経った。
そして今年の残りは6ヶ月。
この6ヶ月の最大イベントは四国遍路の旅だ。
完全踏破に向けてそろそろ始動を始めることにしようか。
おわり
コメント
私もオカンがの介護が必要になりそうな予感です
自分の老後より先に来るわけですし、
体力あるうちならいいですが、老老介護になってしまう可能性も。
どうなるかは運任せですねぇ
1200km以上の道のりを誇るお遍路を徒歩で目指すとは!
国内とはいえ、プロ探検家の第一歩として相応しいものですね。
お遍路も達成できないようでは世界の僻地で通用するはずがありませんものね。
こんなことは既にご存知のことだとは思いますが、お遍路は信仰心に支えられなければ出来ないことです。
数百年の間お遍路を守り続けている現地の方への感謝、尊敬の念も忘れてはなりません。
遊び事で初めて途中で投げ出すなどは、あってはならないことです。
頑張ってください。
イベントと前にこちらも大イベントに匹敵する7月としては記録的な台風が水曜~木曜にかけて本州直撃しそうです!
小屋の台風対策は万全でしょうか?思わぬ被害に思わぬ出費となりませぬようご注意下さい。
私にも90歳になるオヤジが居ます。
一昨年、オフクロが他界し、以降オヤジが急に老け込んだようになりました。多分、気が緩んだのか寂しさを後姿から感じてしまい、やはり気になります。
同居はしていませんが、出来るだけ近い処に住まいを移し、何やかや理由を付けては顔を見るようにしていますが、介護となると簡単には行かず介護ヘルパーさんの世話に為らざるえません。今の処は自力で動けますが、年齢が年齢だけに何時どうなるかは神のみ知るですね。
>みなさん
介護問題は避けては通れない問題ですが、その時が来るまで
あまり考えないようにしようと思います。
現実逃避ではないか、という気がしないでもないですが、自分
が健康でさえあればどうにかクリア出来ると考えています。
歳を取ると足元がおぼつかなくなり、
ちょっと躓いて倒れた拍子に足を骨折。
治療の為に毎日寝て暮らすうちに
痴呆症まで発症するというケースがあるようです。
とにかく何かの怪我、病気になったと同時に
病院や役場でケアマネージャーを紹介して
もらい相談する(なるべくなら複数)のがよいと
小雑誌に書いてありました。
こんにちは。
うちは91歳一人暮らの父の居間に、古いPCをスカイプ専用にして置いています。
XPですが一年間ほぼつけっぱなしで様子が見れているので、体の調子が悪くなければ週に1度の訪問で済むようになりました。
自動応答にしておいて、朝つないだら「おはよう」、夜こちらのPCを消す時に「おやすみ」と声掛けしています。
ITインフラの普及のおかげです。