こんばんは。からあげです。
今朝はさらに冷え込んでマイナス4℃だった。
夜外に出ると空一面に星が輝いていたので、放射冷却が起きると思って、水道のポンプの凍結防止ヒーターを入れておいた。
ポンプ小屋は断熱してあるので、すぐには凍結はしないと思うが、目に見えないダメージが蓄積するかもしれない。
抜いたり挿したりが面倒だが、電気代節約のためなら仕方ない。
最近は冷蔵庫の中のように冷え込んで結構キツイ。
三寒四温というけど、寒さが長すぎるような感じがする。
今日はトイレ小屋の資材を調達しにホームセンターまで出掛けようと思っていたところ、麓まで下りる途中のヒノキ林で間伐をやっていたのを思い出した。
昨日、作業していたのを見かけたのだが、手頃な間伐材が転がっていて欲しくて堪らなかった。
そこで今日も作業をやっているだろうと思って様子を見に行った。
すると年配の男性2名が作業をやっているところだった。
恐る恐る近寄って行って声を掛ける。
なんと、そのうちの1名が山林の持ち主の人だった!
私は単刀直入に頼んでみた。
間伐材が欲しい。要らないものを分けて欲しいと。
すると、呆気無いほど簡単にいいよ、という心よい返事を貰ってしまった。
嬉しくなってあれこれいろんなことを話しているうちについ口が滑ってしまう。
ここから上に上がったところに住んでいます。別荘じゃなくて本宅です。と言ってしまったのだ!
じゃあ自治会費を払わねばならないね、というようなことを言われる。
本当に余計なことまで言ってしまったな。
あとから年の半分も家にいないと慌てて付け加えたが、どうなることやら。
かなりのダメージを受けてしばらく落ち込んでいた。
やってしまったものは仕方ない。
昼ごはんを食べて一息つくと、間伐材を貰いに行った。
道路脇に置いてあるのは、おじさん達が薪として使う奴だ。
これはダメ。
そこら辺に転がっている奴を頂いてゆく。
一度に何本も持ってゆくと疲れるので、面倒でも一本ずつ肩に担いで持って帰った。
写真に写っている直径10センチ程度で20年もののヒノキ。
ヒノキは生育が遅く商品となるサイズまで太くなるには100年も掛かるそうな。
持ち帰った間伐材のヒノキの皮を剥いているところ。
皮を付けたままだと腐りやすくて、生木の方が皮を剥きやすい。と親切に教えて貰った。
ナタでせっせと剥いてゆく。
これは凄い。
バナナの皮のように綺麗に剥ける。
皮を剥ぐと瑞々しい中身が現れる。
樹液が顔に飛んで来るほどだった。
なかなか思うように綺麗に剥けない。
節のところで切れてしまう。
まるで鉛筆削りしているかのようだった。
今日剥いたのは全部で6本。
疲れを感じたので、途中で止めて散歩に行った
歩きながらトイレ小屋をどうしようか考えた。
掘っ建て小屋が良いのではないのか、というアイデアが浮かんできた。
あと何本手に入るか分からないが、資材置き場の廃材などを組み合わせれば、なんとか建てられるのではないか。
しかし、掘っ建て小屋は地面に柱を埋め込むので、埋め込んだところが腐りやすいだろう。
腐食防止に炭化させても、それほど長持ちしないかも。
ただ簡単に小屋は建つ。
などと、いろいろなことが頭に浮かんで来ては消えていった。
今回はどのみち、低コストとするために廃材などを利用して建てるため時間が掛かる。
規格ものの材料とは違ってパズルみたいに組み合わせないといけない。
焦らずゆっくりやったらいい。
同時進行でジムニーや小屋を弄ってゆこう。
心の奥底から湧き上がる声に従おう。
慌ててやる必要は何処にもない。
最低限、ジムニーの車検だけクリアすればいいじゃないか、と思うと気が楽になった。
あれもこれも頑張ってやろうとすると疲れてしまう。
これが私のいけない癖だ。
車検の準備作業は6月に入ってからやっても十分間に合う。
そんなに慌てる必要はない。
プラダンに浮かび上がるレタスの箱。
この壁がレタスの文字で埋め尽くされる日は近いかもしれない。
ヒノキの皮をストーブにたくさん詰めて火を付けたら凄い勢いで燃え出した。
これは凄く良い着火剤だ。
段ボール箱の消費が激しくて困っていたところだった。
1回分の使用量はたかが知れているので、しばらくは安泰だな。
おわり
コメント
からあげ隊長さま、いつも楽しく読ませていただいています。
本日の記事にあった自治会の件ですが、加入・不加入は任意です。要は入らなければ良いのです。私の住む地区でも不加入の世帯が増えています。
過疎化が進む中ですから、たぶんそのおじさんも、本気で隊長を自治会に入れようとは思っていないと思います。ですが、山林の持ち主という事は、土地の顔役という可能性もあります。機会があれば、お酒の一本でも持って行って印象度をアップさせておくのも、決して損では無いと思います。
では、寒暖の差が激しい季節です。どうぞ風邪など引かぬようお体に気をつけて。
どうもありがとうございます。
ですが、酒など持って行くと余計ややこしいことになりそうです。
ここは静観しておきます。
トイレの便壷はぬかでバイオとするのでしょうか?
それにしてもやはり満タンになると思うのです。
そこで簡単に移動できるトイレ小屋はどうでしょう?柱土台は地面と結束せず、ロープやワイヤーでペグ固定。敷地内をあちこち移動して使えます。
ヒノキは軽いので小屋の骨組みにも使えそう。ヒノキのトイレなんてめちゃくちゃ贅沢、薪には火持ちが悪そうでもったいない。ヒノキやサワラはきちんと乾かせば水に強く腐り難いです。
そんな感じです。
トイレを動かすのは手間が掛かるので、ペール缶にして一時寝かせて分解させてから土に埋めます。
こまめに処理すれば特に面倒はないと思います。
マイタケ、シイタケとかきのこ類の自家栽培はやらないのですか。
野菜ほど手間暇はかかりません。実家でシイタケの栽培をして
いますが、ほとんど放置プレイです。
シイタケ菌を買ってくるのが面倒なのでやろうとは思いません。
なんというか、食料を自作しようという気が全く起きません。
着火剤には松ぼっくりがとても使いやすいです。
時間があればダンボールに集めておくのもいいですよ。
ひのきの耐久性についてですが、我が家はひのきの間伐材で物干しを作ってます。
防腐剤を塗って地面に埋めただけですが10年くらい経つ現在も腐ること無く使えてます。
それ以上使うつもりならば、やはり沓石を購入するか大きな石を拾ってきてその上に固定するのが良いでしょうね。
どうもありがとうございます。
防腐剤だけで10年以上保つならいいですね。
あとは材料に必要な間伐材が手に入るかだけです。
コツコツ貰ってこようと思います。