エスパース・ソロのカスタマイズとポールスリーブの補強

こんばんは。からあげです。

 

2日休んでようやく抜根作業の疲れがとれた。
昨日の夕方にはパワーが復活した。
昨日に引き続き天気が良いので、近所の山に登りに行くことにした。
今回もつい先日の4月1日に登った山にした。
あれから二週間以上経つが、雪は消えただろうか。

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登山道脇に咲くヤマツツジ。
ピンク色の花が目立つ。

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皮を剥がされたカラマツ。
前回には無かった。
登山道脇のあちこちに見られた。
鹿それともクマの仕業なのか。

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日陰の部分にも残雪はなし。
念の為にアイゼンを持って行ったが、出番は無かった。
途中、一箇所だけ残っていたが、慎重に歩いてクリアした。
山はもうすっかり春だ。

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展望台で景色を見ながらご飯を食べてゆっくりした。
静かなひと時を過ごした。
残念ながら今日は水蒸気が多くて山は霞んでしまっていた。
前回はガスだった。
昨日の方が空が青かったが、風が強かった。
また、今度行くとしよう。

下山途中で芽を出す謎の植物を発見した。
見た感じでは食べて美味しそうには見えなかった。

 

エスパースソロのカスタマイズなど

一昨年の9月に四国遍路のキャンプ用として購入したエスパースソロというテントについて。

購入当初から一箇所気になるところがあった。
フルコネクテッドポールスリーブの端に負担が掛かっているように感じていたのだ。

エスパース・ソロの設営
こんにちは。探検家のからあげです。 先日届いたヘリテイジのエスパースソロを試しに設営しました。 その時の感想を綴ります。

 

ポールを抜き挿しする時にこのように引っ張られるのがずっと気になっていた。
今回、メーカーにお願いして、この部分を補強して貰った。
こちらから無理にお願いしたにも関わらず、なんと無償でやって頂けた。

 

どうもありがとうございます!

 

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左からテント本体、フライシート、アンダーグランドシート、ポール、ペグ

収納袋は、テント本体とフライを一緒に入れる仕様だったので、フライ専用の収納袋を作成した。
3時間以上かけてチマチマと針仕事をして縫った。
雨が降らなくても朝露でびしょ濡れになってしまうし、濡れていなくても一緒に入れようとすると凄く入れにくいので、袋は別にしたい。
スーパーのビニール袋でも良かったのだが、調度よいサイズになるように自作した。
しかし、濡れたら結局ビニール袋に入れることになる。
自己満足のためにわざわざ袋を縫ったのだ。

右端のペグは、付属のものではなくアライテントのエアライズ用のもの。
エスパース用は精巧な作りで使うのが勿体無くて、未だにエアライズ用を使用している。

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さあて、テントを設営することにしよう。
補強箇所のポールスリーブの端の4箇所は、事前に確認している。
今日は、実際に設営してチェックすることにする。

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ポールスリーブの端にパッチを当て特殊縫製で縫われている。
パッチの生地は、シングルウォール用のテントの生地か。

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私のイメージ通りに補強して頂いた。
始めは自分でやろうかと思ったが、上から100均の補修シールを貼って縫い合わせるなどという方法しか思い浮かばなかったので、素直にメーカーにお願いした。

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これは緊急用グロメット。
寒冷下ではテント生地が収縮し、ポール受けにポールを差し込めない場合に使用する。
私は暖かい時でもこのグロメットに差し込んで使用している。
この時、持ち手が無くてやり辛かったので、全てのグロメット(4箇所)に2mmの中芯ダイニーマロープを取り付けた。

床下の防腐・防虫処理とタイヤ交換、エスパースソロの改良など
こんにちは。探検家のからあげです。 山小屋の床下の防腐防虫処理についてとエスパースソロのカスタマイズなどについてお届けします。 雑多なネタを詰め込みました。

 

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テント本体を立ち上げたところ。
フライシートを取り付ける前に補強箇所をチェックする。
設営時にポールスリーブの端に負担が掛かっているようには見えなかった。
いい感じだ。

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補強箇所の様子。
無理な力は掛かっていない。

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補強箇所のアップ。
まるで始めからこういう作りだったように見えるほど自然な仕上がりになっている。

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エスパースの魅力は、何と言っても出入りしやすくて通気性抜群の大型の出入り口。
メッシュが外側に付いているので、開度調整をやりやすい。メッシュを一旦開ける手間が省ける。
長辺側に出入り口があるので、荷物の出し入れや人間の出入りがしやすい。

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裏側に換気窓があって、これをメッシュにすると空気が吹き抜ける。
これが通気性抜群の秘密だ。

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外観のチェックが終わったので、フライシートを取り付ける。
アンダーグランドシートのショックコードのループに通してバックルを留める。
こうするとシートがズレない。
テントを持ち上げての引っ越しも簡単だ。

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フライシートのショックコード4本にロープを取り付ける。
これは2mmの普通のナイロンロープ。
ロープを取り付けると、ペグ・石・立木など固定のバリエーションが増える。
普通に地面に打ち込んだペグに縛る時でも、ロープを弄って張り具合を簡単に調整できる。
ショックコードだけだといちいちペグを打ち直さないといけない。

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ペグに縛ってショックコードの張り具合を調整した。
以前、確かロープを付けていたはずなのに、いつの間にか外してしまっている。
ロープを使い回しすると面倒なので、新しくロープを買うことにしよう。

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フライシートを取り付けてテントの設営が終わったところ。
テントの張り綱は、フライシートに付いているため、いちいちフライの穴に通す必要がないので、スピーディーに設営できる。
撤収もバックル4個を外して引っ張れば、スルッと気持よく外れてくれる。
これがエスパースの利点だ。
ただ、耐風性能がどれほどあるか気になる。

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裏側の様子。
至ってシンプル。何もなし。

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横から見た様子。
左右対称なので耐風性能を期待できそうだ。
というか、このエスパースソロは悪天候で使ったことがない。
テントが押しつぶされそうになるほどの強風に吹かれた時、このテントはどのようになってしまうのだろうか。
エアライズ2では、双六山荘のテントサイトで強風に吹かれて一晩中内側からポールを押さえなければならないほどだった。
(途中で疲れて自然と眠ってしまったが。)
あのサイトは地面が砂地でペグはほとんど効かず、風の通り道で悪天候時は危険なところだ。
しかし、あの酷い嵐を乗り切ったことで、エアライズの信頼性が格段に増した。
エスパースソロとも嵐を乗り越える必要がある。
しかし、今は天気を選べるようになったので、わざわざ悪天候の時に登山に行くことはしない。

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早速、中に入って内側をチェックする。
どれどれ、これはいい感じだ。

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よし、これはいい。
多少突っ張っているところもあるが、まあ様子を見ることにしよう。

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天井にはロープをバッテン状に取り付けた。
ここでささやかながら濡れたものを干せる。
あとはヘッドランプを縛ってランタン代わりとすることも出来る。
このロープ(2mm)は買って直ぐに取り付けた。

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後ろの窓を開けると後室にアクセス出来る。
ここは貴重なもの置き場だ。
前室に後室も加わり使い勝手が向上している。

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エスパースソロのメッシュは、なぜか7分目くらいまでしかない。
新型のアルティメイトはフルメッシュとなっている。
去年にエスパースソロを軽量化などして改良されたエスパースソロ アルティメイトが発売された。
約1万円アップの59,940円だが、購入する時出ていれば、迷うこと無くアルティメイトを選択したことだろう。

私は基本の道具はケチらない。
10%軽量化、フルメッシュ、ユナイテッドポールスリーブが追加された。
中でも10%の軽量化は非常に魅力的だ。

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地味なことだけど、赤色のファスナーは目立って便利。
目立たないシルバーなんかだと、よくどこだっけと探すことがある。
赤色ファスナーは一目瞭然だ。
もちろん、信頼のYKK。

 

テントの補強をしてもらって不安は無くなったので、これからガンガン使うことにしよう。
もちろん、今年の東北はエスパースソロを持って行く。
ヒグマに怯えなくてよいので、テント泊山行の回数を増やすとしよう。
もっと気軽にテント泊を楽しみたい。
天気が微妙であれば、日帰りに切り替えたらいい。
雨に降られることよりも干すことが出来ない方が辛い。

エスパースのテントを始めウエアやツエルトなどの道具のアフターサービスは万全だ。
明朗会計でHPに料金一覧表が載っている。

参考リンク ヘリテイジ Repair 修理に関して

 

こうやってキッチリと書かれていると安心して修理を依頼することが出来る。
素材・メンテナンス情報も詳しく解説してくれている。
メーカーにしてみれば、傷んだら直ぐに買い直してくれるユーザーが多ければ儲かるが、アフターサービスをキッチリすることによって製品向上のデータを収集することも出来る。
これはお互いにとって良いことだと思う。
私が今気になるのは、ストックシェルターとスーパーツエルトSだ。
どちらも凄く魅力的。

 

おわり

コメント

  1. 大伴細人 より:

    テントを見てるとなんだかワクワクしてきますね。

    巣箱にどんな鳥が住むかたのしみですね。

    • karaage より:

      テントを見ると大人も子供もワクワクします。
      なぜなんでしょうね。

  2. yuagari より:

    記事の中の”謎の植物”は、画像で見るかぎり「ユリ科のバイケイソウ」と思われます。
    おいしそうに見えないとありますので、からあげさんが口に入れることはないとは思いますが、立派な毒草です、、、
    見慣れない人では、ウルイという山菜と誤認して口に入れてしまい中毒になる例がよくありますので要注意の植物です。
    この先の東北遠征がたのしみです、、、

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。
      毒草だったのですね。
      自分の野生センサーが当たっていました。

      これからコツコツ東北に向けて準備を進めてゆきます。
      お楽しみに!

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