ジムニー(JB23W)のスペアタイヤカバーを自作する

こんにちは。からあげです。

今朝は晴れて暑いくらいだった。
周囲を見渡すと一雨ごとに緑が濃くなってゆく。
つい、先日まで殺風景な景色が広がっていたが、桜の花が咲き、そして散るころになると、若葉が芽吹き始めた。

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木々からパワーを貰えるし、小鳥が賑やかで、暑くもなく寒くもなく、今の季節が一番過ごしやすい。
マイナスイオンが満ち溢れる山の中にいると、憂鬱な気分はどこかへ消え去る。
やっぱり、桜より新緑の方が好きだ。

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薪ストーブに火を入れて朝ごはんの準備を始めようと水道のところまで行って戻ってくると、煙突の煙が巣箱を直撃していた。
東寄りの風が吹いて煙が巣箱の方に流れていた。
せっかく鳥が様子を見に来たところなのに、ここで弄ると警戒されて巣箱に入らないかもしれない。
そろそろ暑くなってきたことだし、近いうちに薪ストーブをしまうことにしようか。

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今日は9時半頃からゴソゴソと作業を始めた。
まずは先日抜根して埋め戻したところが陥没してきたので、少し土を入れることにした。
もう重労働は勘弁。しばらく土木作業はしたくない。

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一輪車に10杯分の土を入れた。
これでだいたい平らになった。
よし、取り敢えずこれでお終いだ!

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運転席のマットが土だらけだったので外して叩いて汚れを落とした。
マットの下にも葉っぱのカスや土がいっぱい付いている。
しかし、掃除機でないとこの汚れは取れない。
そのうち変な植物が生えてきそうだ。

 

 Jimnyのスペアタイヤカバーの自作

さて、お次は今日のメイン作業だ。
Jimnyのスペアタイヤのカバーを自作する。
材料は実家から貰ってきたタイヤカバーを使用する。

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以前、スタッドレスタイヤは敷地の片隅の横積みにしてカバーを掛けていたが、ここだと日が当たってタイヤに良くないだろうと思って、先日、小屋の西側の道具置き場に移動したところだ。
道具置き場は、ブルーシートを二重にして雨と日差しを避けているので、このタイヤカバーは不要となった。
カバーの生地は、紫外線に強いシルバーシートで、厚さは#3000だ。

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タイヤカバーを綺麗に雑巾で拭いて汚れを落とし、スペアタイヤを外して小屋の中に入れる。
小屋の中が一気に作業場っぽくなる。
タイヤはジムニー(JB23W)純正の175/80R16

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出来るだけタイヤカバーの形を活かして、必要最低限のカットと縫製を行う。
タイヤを置いてフリーハンドで丸く書いた。
そして線より少し大きめにカットする。

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普通の木綿糸と縫い針を使用してシートを縫い合わせる。
糸はダブルにした。
円形と直線を縫い合わせるので、うまい具合に歪みをとりつつ縫ってゆく。
シートはハサミで切っただけで、解れ止めの加工はしていない。
ライターで焼こうかと思ったが、触った感じ必要ないと思った。
今後、必要であれば、手直しすることにしよう。

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縫い目は汚いが、シルバーの方を表にするので問題なし。
それより解けてこないように少し引っ張り気味に縫った。
始めに縫った方は、強度が足りなかったので、あとで縫い直した。

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裏返してタイヤを入れてみる。
大きすぎず、小さすぎず、良い感じだ。
余分なところをカットする。

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こちらは折り返して縫って中にゴムを通す。
ここも単純に折り返して縫っただけ。

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だいたい円筒形のものが出来た。

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タイヤを入れてみた。
よし、なかなか良いぞ!

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今度はゴムを通す。
ゴム通しは、アルミの針金を曲げたもの。
ゴムは小屋建築前に住んでいたテントのショックコードだ。
テントを捨てる時にパーツ取りしておいた。
ようやく役に立つ時が来た。

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ゴムを通して軽く絞ってみた。
多少、ゴムが細いような気がする。
今度Jimnyの車検で実家に行くので、その時ゴムを貰うとしよう。
あちこち漁ればパンツのゴムくらい出てくるだろう。

タイヤカバーの完成

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カバーを縫っていた途中で雨が降りだした。
完成した時も雨は降り続けていた。
もう雨が止むまで待てない。
まずはスペアタイヤを取り付ける。
そして上からカバーを被せる。
自分でもビックリするくらいの出来栄えだ。
そこそこフィットして違和感がない。

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既製品に見間違えるほどの出来栄えにニンマリする。
最近、針仕事をたくさんやっているので、徐々に上達してきたようだ。
現物合わせで作ったカバーなのに、凄すぎるじゃないか!
などと、自分で自分を褒めまくる。

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横から見てもそれなりにフィットしている。
ボディーの色とマッチしていい感じだ。
水抜き穴がないので、今度空けることにしよう。

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リアワイパーとのクリアランスは充分ある。
試しにリアワイパーを動かしてみると、引っ掛かりはなく問題なかった。

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今回、ようやく念願だったスペアタイヤカバーを自作出来た。
これまで紫外線にさらされて無駄に劣化していた。
これでスペア位置にあるタイヤは完全休養できるので、長持ちしてくれることだろう。
カバーにマジックで絵を描いてみようかと思ったが、いたずらされたり、なんだろうと車間を詰められたりすることも考えられるので、このままにしておいた。
Amazonで2,000円くらいで売っていたが、私はお金で解決するのは好まない。
お金をかけずに手間をかける。
作業時間は、3時間半ほど。
せっかく使いもしないカバーがあったので、再利用したかった。
これで3年保ってくれたら良しとしよう。

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これだけ端材が出た。
またあれこれ作るアイデアが浮かんできた。
よし、近いうちにやろうか。

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今日は大満足の作業だった。
何度見てもいい仕事をしたなあと思う。
ほら、ご褒美のポテトチップスだ。
子供みたいなおっさんはおやつを貰ってご機嫌。
あ~あ、満足満足!
さあて明日は何をやろうかな。

 

おわり

コメント

  1. 中野貴徳 より:

    こんばんは。
    いつも楽しく拝見しております。

    またまた余計なお世話ですが、タイヤカバーのゴムだけだと、風圧で飛ばされてしまうかもしれませんよ。
    巾着のように紐で絞るようにした方が安全なのでは。

    では、お身体に気をつけて。
    毎日の更新を楽しみにしております。

    • karaage より:

      スペアタイヤは車体の陰になるので、風圧の影響はほんの僅かです。
      ルーフならしっかりやらねばならないでしょうけど。
      シートの生地が厚いし、引っ張り難いので、紐で縛る方が外れやすいと思います。
      ゴムで全体にテンションを掛けたほうがフィットします。
      ただ、ゴムが細いので、早めに太いものに変えます。

  2. 大伴細人 より:

    市販品とかわらない出来栄えですね。
    隊長はほんとアイデアマンですね。

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。
      間近で見ると結構ブサイクです。
      遠目で見る分にはいい感じです。

  3. JB23W09XG5MT より:

    わぉ!

    >カバーにマジックで絵を描いてみようかと思ったが、いたずらされたり、なんだろうと車間を詰められたりすることも考えられるので、このままにしておいた。

    そう仰らずに「からあげ探検隊」のロゴマークを入れて欲しいです。
    マジックはアレなのでステンシルでもこしらえてカラースプレーで♪

    • karaage より:

      探険隊のロゴマークを考えているのですが、なかなか思い浮かびません。
      シンプルでインパクトがあるものを考えています。

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