こんばんは。からあげです。
実はこの記事、2年半以上経ったところで書いている。
登山の過去記事を見直していると、恵那山登山のことが抜けているのに気が付いた。
ちょうど登山した日は、下山後車の付けられる河原に下りて、水浴びしたり洗濯物をしていたりしているうちに忘れてしまったのだ。
今更で恐縮だが、登山した当日に書いたものとしてこっそりと割り込ませておくことにする。
では画像を見ながら記憶を蘇らせて書くとしよう。
恵那山~黒井沢登山口より 登山日 2013年8月26日
登山ルート
黒井沢登山口~恵那山頂避難小屋~恵那山~恵那山頂避難小屋~黒井沢登山口
5時過ぎに黒井沢登山口を出発、雨上がりの登山道を歩いてゆく。
昨日の雨のため、黒井沢は増水している。
ちょっと危ない橋を渡る。
いつもリアルで危ない橋を渡っているのでお手のもの。
しかし、滑りやすいので慎重に渡った。
黒井沢避難小屋
林道歩きの後、何度か渡渉して登ると、避難小屋に到着する。
つっかえ棒でドアを閉めており、内部に入ると意外と乾燥している。
内部は薄暗いが宿泊は十分できる。
中の様子
野熊ノ池避難小屋
分岐を左手に30mほど進むと避難小屋がある。
木が生い茂っていて日当りが悪いためか、小屋内部は湿っぽくかび臭かった。
非常時以外では休みたくない小屋だ。
小屋を過ぎると野熊ノ池がある。
水質は不明であるが、煮沸すれば飲めないことはないと思う。
中は湿気てかび臭かった。
とてもではないが、泊まる気にはなれない。
野熊ノ池(のぐまのいけ)
名前の通りクマが出そうな雰囲気だった。
登山道に笹がはみ出していて体にまとわり付いてくる。
濡れた笹は鬱陶しい。
樹木の切れ間から景色が見えた。
避難小屋手前の水場
冷たくて凄く旨かった。
山頂避難小屋に泊まる場合は、歩いて10分少々のここまで水を汲みに来る。
山頂避難小屋のトイレ
恵那山頂避難小屋
小屋の裏手に景色がよく見える岩場がある。
天気が良い日には富士山が見えるのだとか。
小屋入口は外開きのドア。
冬期は、屋根の雪が下に落ちてきてドアを開けにくくなる。
入って直ぐのところは薪ストーブ付きの土間がある。
土間の奥に板の間がある。
銀マットや毛布などの備品があった。
恵那山 2,190.3m 百名山
小屋の北西側に最高点があるが、山頂は小屋の南東側に位置する三角点のある場所となっている。
樹木に囲まれて視界はない。
山頂広場には、景色の見えない展望台がある。
まったく役立たずに展望台だ。
下山の途中で見つけた看板。
昔、落ちてきた枝に当たってケガをした人間がいたのだろうか。
枝の落下に注意して歩くことなど出来はしない。
黒井沢登山口
天気の回復が遅くて何にも景色が見えないので、さっさと下山して10時前に戻ってきた。
駐車場の片隅には休憩所と仮設トイレがある。
水場はなし、docomo圏外
駐車場にある休憩小屋
車でやって来る人ばかりなので、ほとんど利用することはないだろう。
土間とベンチがあって、一人なら宿泊可能だ。
黒井沢林道(恵那林道)入口
左は恵那神社、黒井沢登山口は9.7km先。
入口の直ぐ先にゲートがある。
冬期は通行止めとなる。
頻繁に土砂崩れがあって通行止めになるので、事前に役場に確認しておく方がよいだろう。
ウエストン公園にあるウエストン碑
明治時代に来日したイギリス人の宣教師であり登山家であるウォルター・ウェストンは、1893年(明治26年)5月、岐阜より美濃太田、御嵩を経て中津川を訪れ、友人2人と人夫2人を伴い、川上(かおれ)集落より恵那神社を経て、外国人として初めて恵那山へ登頂した。山頂で残雪を沸かしてココア飲み、当日夜半には宿泊先へ戻った、と著書『日本アルプスの登山と探検』に書き記している。
黒井沢林道入口の100m手前にある。(集落側)
駐車場や仮設トイレがあって休憩することが出来る。
河原に下りてゆく道も付いているので、水遊びも可能だ。
国道363号線、恵那山へは左折し橋を渡る。
恵那山黒井沢登山口まで10.7kmという標識がある。
装備
登山靴、帽子、ユニクロTシャツ、ユニクロパンツ、普通靴下、登山用ズボン、登山用長袖、カッパ上下、水1L、食料(バナナ1本、ピーナッツ)、トイレットペーパー、貴重品入りウエストバック、腕時計
前日は、登山口手前の中津川の河川敷で泊まった。
朝、川の様子を見て黒井沢ルートも大丈夫だろうと判断した。
この日、下山後に再び車中泊した場所でゆっくり休憩し、恵那市の方の山林を見に行った。