こんばんは。からあげです。
今日2回目の更新だ。
最近、Jimnyネタ尽くしで飽々しているそこのアナタ!
タイトルを見ただけで去ってゆくのは早いと思うよ。
まずは中身を見て頂きたい。
こうも毎日毎日Jimnyを弄っていると、弄っているのが普通になってくる。
私は自動車修理工になったのだろうか。
ふとそんなことを思ったりもする。
作業開始!
まあ、細かいことはいい。
午後からは、以前やろうと思っていてすっかり忘れていた、リヤゲートを内側から開けられるように弄ることにした。
なんの変哲もないリヤゲートの内張り。
なぜか無駄に膨らんでいるのが気に入らない。
ようし、いっちょ懲らしめてやるか。
リヤゲートの内張りは、下側の隙間にマイナスドライバーのような物を突っ込んでこじ開ける。
この隙間が2箇所ある。
好きな方を選んでくれたまえ。
ここ最近、ポッチを壊してばかりいるので、かなり思い切りが良くなった。
躊躇わずに内張りを引剥した。
内張りの剥がす前に、プラスチックのノブを外しておく。
左側に回すと取れる。
ついでに熱線のカプラー2個も外しておく。
ポッチを押すと簡単に引く抜くことが出来る。
内張りを外したところ。
今回、右側の四角いフタを取り外すことになる。
フタは今後使うことはないので、ゴミ箱に捨てた。
裏側には赤色のポッチ11個付いている。
以前、リヤワイパーの倒立化をするときに外しただけだ。
あの頃は新車ホヤホヤだったので、腫れ物に触るような感じで慎重に作業していた。
おっさんの懐かしい思い出だ。
内張りを外したところ。
あちこちに穴が空いている。
電動オープナーのところだけ、ビニールが付けられている。
なんて安っぽいんだ。
いや、Jimnyはこれでいい。
作業車に高級感を求めるほうがどうかしている。
ビニールを剥がして中を覗いてみる。
意外と複雑ではないか。
簡単に出来るものと思っていたので、少しショックを受けた。
ゲートのノブをガチャガチャ弄っていると、怪しいところを発見した。
黒いところがノブの裏側となる。
その裏側の上の方に穴が空いたアームが突き出ている。
何か通して使ってくれと訴えかけてくる。
むむ、この穴にロープを通して引っ張ればいいのか。
内張りの端のフタをとってこの穴からロープを外に出せばいい。
アームの穴に太さ3ミリのロープを通した。
手を突っ込んで無理なく作業することが出来た。
ビニールの穴からロープを出してエンドを縛っておいた。
アイの中に手を入れれば、引っ張りやすいだろう。
それにしてもリアゲート内のこの空間勿体無いなあ。
この時、おっさんの頭のなかで何かが閃いた!
物置きの中にとっておいたプチプチを取り出した。
これは確か熊対策グッズを購入した時に大量に箱から出て来たものだ。
捨てるのが勿体無くてとっておいた。
これを中に入れて断熱材代わりにしたらいい。
ニードルフェルトだと中に湿気が入るとカビるかもしれないが、プチプチなら変質しない。
汚れたら取り出して水洗いすればいいだけ。
穴の中にプチプチを詰め込んだところ。
軽くて安い素材で、車の断熱材にピッタリだ。
プチプチは車中泊野郎の強い味方だ。
なぜ今までこれを忘れていたのだろうか。
外側にさらにプチプチを貼り付けておいた。
これなら断熱と防水を兼ね備えることが出来る。
内張りの内側にニードルフェルトを貼れば、さらに断熱性がアップする。
そこで内側にざっと貼ってみた。
早速取り付けてみると、厚みが出た分少し膨らんだような気がする。
無理やり押し付けたような感じとなった。
このままだと、途中で外れてしまうかもしれない。
むむむ。勿体無いがフェルトは外そうか。
剥がすと接着剤の跡が残ってボロボロになってしまった。
強力な分、非常に取りにくい。
ここで秘密兵器の登場だ。
のり取りクリーナー。
以前から物置きにあって邪魔だったスプレー缶。
こういう時に使わなくていつ使うんだ。
たっぷりっと使って1缶空にした。
ニードルフェルトの代わりに薄手のシートを両面テープで貼り付けた。
厚さは2mm程度、百均に売っているレジャーシートのようなものだ。
これなら防水性はあるし、汚れても水洗い可能だ。
フェルトより断熱性は劣るが、ないよりマシだろう。
内張りを元通りに取り付けてリヤゲートを閉めたところ。
ノブのアームに縛ったロープは、フタを外した穴から内側に出した。
内張りもキチンと取り付けることが出来た。
ロープの様子をアップで撮影。
プチプチが押さえてくれているので、ロープが中に入ってしまうことはないだろう。
試しにロープを引っ張ってみると勢い良くリアゲートが開いた。
内側からリヤゲートを閉めるときは、穴に手を突っ込んで引っ張る。
これならノブは要らない。
今回の作業で内側から開けられるようになったので、車中泊の時かなり便利になるだろう。
余分な水を捨てたい時、車内が暑くてリヤゲートを中から開けたい時などが度々あった。
緊急時に直ぐに車外に脱出することが出来るようになった。
さらにいい感じで断熱化も行うことが出来た。
ニードルフェルトもいいが、ボディーの穴の中に入れる素材は湿気を考えると、プチプチの方がいい気がする。
手持ちのプチプチはほぼ使い切ってしまったので、しばらく断熱化の作業はお休みだ。
山小屋に戻れば少しある。
ドア2枚と後部のサイドのタイヤハウス周りにたっぷりとプチプチを入れたい。
少しずつ貯めてコツコツと作業をやって行こうか。
買ってまでやることはない。
作業が上手く行ってご機嫌になったおっさん。
プチプチがあれほどピッタリの素材だと思わなかった。
車の隙間にたくさん詰め込んだら、冬の北海道でもなんとか車中泊出来そうな気がする。
などと脳内であれこれ考えていた。
その時、作業台に載っていた汚れたノギスが目に入った。
精密な作業をするわけではないが、ノギスは径や深さを測ったりするときに凄く便利な道具だ。
汚いまま使うのは気分が悪い。
そこでブラシで磨いてシンナーを付けて拭いてみた。
すると見違えるほど綺麗になった。
これで気分よく使えるようになった。
気分がいいと自然といい作業が出来るようになる。
さあ、これからもドンドンと作業を進めて行くとしようか。
明日は雨だから作業は止めにして図書館でも行くとしよう。
おわり
コメント
いつもありがとうございます参考になります。
プチプチであの空間埋めるってのはなかなか良いような気がします。
しかし内側の鉄板と外板はつながっているので、熱伝道の良い鉄板は内側へ熱を伝えるようにも思え・・・結果が楽しみです。
天井に貼り付けたニードルフェルトはいい感じですね。
熱々の鉄板ですが、内側から触るとなんともありません。
どうなんでしょうね。
多少マシになるとは思いますが、劇的な効果があるかどうか。
連投ごめんなさい。
赤いホーローのやかんなんですが、取っ手のところに黒いペイントがされてまして、ここは湯を沸かしても熱くなりません。もしやと思い調べてみるとhttp://www.hnt-net.co.jp/lp_dannetsucoat.html こんな塗料があるのでした。今更ですが・・・鉄板の内側に塗ってやれば効果あるかも・・・です。
外側に塗るものらしいですね。
ボディーの内側に塗って効果が出るかどうか。
ネットで調べてみたら、断熱塗料は凄く高いですね。
試しにやってみるのを躊躇われるレベルです。
ジムニーの内張りは天井を除いて、一度全部外したことがあるのですが、あの赤いクリップ(ポッチ)はくせものですね。私も何個か割ってしまいましたが(というか前オーナーがすでに割っていたものもあり)、量販店に在庫があったので取り替えた思い出があります。
隊長の記事を読んで、あの時に断熱材も入れておけば良かったなぁと思いました。
ニードルフェルトとプチプチ、断熱効果のレポートに期待しています。
リアゲート内側からのオープナーは車中泊には必須なので、真似させてもらいます。
最初から内側からも開けられるようになっていれば便利なのに(笑)
付けた木の感覚では天井を除いてプチプチの方が良いと思いました。
実際の効果は東北の旅で明らかとなります。
そのうちレポートしますね。
内側から開けられるとかなり便利になると思います。