こんばんは。からあげです。
Vベルトの交換は2時間ほどで終わったので、お昼前にブレーキフルードの交換もやってしまうことにした。
作業は前回1回目の車検の時に行って要領は分かっているので今回はかなり楽だった。
それでは整備の様子をアップするとしよう。
ブレーキフルードの交換(2回目)
前回 3年経過、走行距離45,300kmで初交換
今回 2年経過、走行距離15,000km弱で2回目
使用した主な道具
シリンジ
自作ペットボトル廃油タンク
廃油受け
8/10mmメガネレンチ
パーツクリーナー
ブレーキフルード(DOT3) モノタロウ特製
今回もモノタロウ特製のブレーキフルード(DOT3)を使用する。
1L缶が572円(税込み)だった。
前回もモノタロウ製を使用したが、全く問題はなかった。
まずは前回の残り物を使いきってしまおう。なんとボトル缶の口が錆びていた。
ブレーキフルードはボディーに付くと錆びやすいというのは本当らしい。
今回も助っ人として兄貴に手伝ってもらうことにした。
ワンマンブリーダホースを持っているが、エアを噛みそうで少々怖い。
それに排出状況を自分の目で見た方がより確実だ。
サイドブレーキをしっかり引いてギヤを入れてタイヤに輪留めをした状態でジャッキアップしてリジットラックを噛ませてタイヤを取りずした。
そして定石通りにマスターシリンダーから遠いところから作業を行う。
ブレーキフルードを抜く箇所は、左後、右前、左前の3箇所となる。
まずはボンネットを開けてリザーバタンクをチェックする。
外観はそれほど劣化しているようには見られない。
オイルレベルはMAXで問題ない。
フタを開けて見ると黄色に変色しているのがはっきりと分かった。
タンクの底の方には砂のような異物が溜まっている。
シリンジで底の方からゴミと一緒にブレーキフルードを抜き取った。
しかし、全部抜いてしまうとエアを噛んでしまうので、底にある程度残しておく。
そして上限まで新しいブレーキフルード入れた。
左後のドラムブレーキの裏側のブリーダバルブ。
黒いゴムキャップが付いている。
ブリーダバルブに8mmのメガネをセットし自作ペットボトル廃油タンクを取り付けたところ。
兄貴に合図をしてブレーキをポンピングしてもらう。
ブレーキラインに圧が掛かっている状態でブリーダバルブ緩める。
30~45度ほど緩めたところでブレーキフルードが出てきた。
廃油タンクに溜まったブレーキフルードの様子。
残り物があったので、奮発して多めに排出させた。
リザーバタンクを空にしないように途中で継ぎ足し継ぎ足しした。
ポンピング10回で一旦中断してバルブを閉めてブレーキフルードを継ぎ足した。
その時、念のためブレーキはずっと踏んでもらってラインに圧をかけておいた。
綺麗なブレーキフルードが出てくるようになったところで終わりにした。
ブリーダバルブをよく見ると斜めに偏心して付いている。
リヤ側は油圧シリンダの裏側に付いている。
ちょっとしたこころ使いだ。
SUZUKIもなかなかやるな!
続いて左前を行う。
同じくジャッキアップしてタイヤを外したところ。
上からブリーダバルブを見た。
裏側からブリーダバルブを撮影したが、ピンぼけしてしまった。
フロントのブリーダバルブは、ブレーキキャリパのピストンの裏側に付いている。
作業風景
ペットボトルの廃油タンクが倒れないように、ビニール紐で縛っておいた。
めがねレンチでバルブを操作して古いブレーキフルードを少しずつ排出してゆく。
左前のブレーキフルードの様子。
最後に右前の作業を行った。
右前のブレーキフルードの様子。
最後にリザーバタンクの上限まで新しいブレーキフルードを入れた。
古い缶は左前の途中で無くなり、新しいものを使った。
お陰で無色透明な綺麗なブレーキフルードで満たされた。
よし、これでオッケーだ。
抜き出したブレーキフルードの量は約1.1L。
濃い黄色に変色しているのが見える。
今回の作業では、排出中にエアが噛んでいなかったか確認するのを忘れてしまった。
しかし、確実にバルブ操作を行ったのでエアは吸い込むことはなかったはずだ。
作業終了後、エンジンをかけてブレーキを踏んで漏れがないことを確認してから家の周りを走らせてブレーキの効き具合をチェック、家に戻ると再び漏れがないか確認した。
するとリザーバタンクの液面に変化はなく、ブレーキ周りに漏れた形跡はなかった。
以上をもってブレーキフルードの交換を終了することにした。
今回、Vベルト交換とブレーキフルード交換で活躍した工具たち。
どれも手に馴染んだ使いやすい工具ばかりだ。
KTCの六角レンチセット
これを買うまではホームセンターの安物を使っていたが、直ぐに駄目になって何度も買い換える羽目になった。
KTCに変えてからはこれ1本だ。
シンプルで高品質なものがやはり長持ちする。
ここで遅いお昼休みにする。
玄米ご飯を食べてパワー回復だ。
ようし、残りの作業をやってしまうか。
リヤワイパーゴムの交換
新車購入後5年経過、6万キロ弱
これまで無交換
フロント(運転席、助手席側)のワイパーゴムは3万3千キロを超えたあたりで一度交換している。
リヤは使用頻度が少ないために今回が初交換となる。
ワイパーゴムはモノタロウで購入した。
301円(税込み)と激安だ。
ジムニー(JB23W)リヤワイパーゴムの規格
材質は不快なビビリ音を防ぐグラファイトラバー。
スペアタイヤを外してワイパーブレードごと外した。
10mmのナットを外して引っ張ると取れる。
ワイパーゴムの様子。
端の方が切れて来ていた。
調度よい頃合いだな。
新しいゴムを付けて元に戻したところ。
ワイパーは倒立化してある。
よし、いっちょ上がりだ!
雨の日の拭き心地がどんなんか楽しみだ。
おわり
コメント
隊長は、自動車整備士みたいですね。これからは、ハイブリッド、電気自動車が主流の時代になるので、こういうことがデキる人は、少なくなるいでしょう。
自動車教習所もATコースばかりで、MTがない学校も増えてきました。
私は、一度、教習所の実技試験で落ちてしましまい。
あまり、いい思い出がありません。試験終了後に車のキーを抜いてしまったのがOUTになり、悔しい思いをしました。
それにしても、教習所の値段が高い!
今の大学生は、免許がない人も多いようです。欧米では、簡単な実技と低額な教習ですぐに免許がとれるのですが、日本は、教習所、免許試験と金がかかります。
日本は、自動車製造大国でありながら、自動車に乗ること持つこと、本当にペナルティばかりです。
あ〜ボヤきながら、休日が終わりました。
ジムニーはローテクなので、まだなんと弄ることが出来ます。
電気じかけになったらお手上げです。
船でも年々近代化が進んで乗員でいじれるところが減ってきています。
車は本当に金食い虫ですね。
まるで寄生する公務員みたいです。