こんにちは。からあげです。
目隠し兼断熱用銀マットの作成
今日は車内温度防止と目隠し用のために窓にはめ込む銀マットを作成することにする。
先日の作業でほとんど使わなかったニードルフェルトを物置きの梁の上にをしまっておいた。
今後使う予定はないので廃油を染みこませてゴミで捨てるようにしようか。
廃油処理のために白色綿100%のTシャツを使うのは非常に勿体無い。
Tシャツはウエスとして使った方がいい。
梁の上から銀マットを下ろす。
物置きには何本かあって以前から目をつけていた。
おかんに1本ちょうだいと言ったら、すんなりOKしてくれた。
気が変わらないうちに、さっさと使うことにしよう。
私が今回使用した銀マットのサイズは200×100×1cm。
車種と好みに合わせて選んだ方が良いかと。
ちなみにジムニー(JB23W)の一番大きいフロントガラス用のサイズは約122×60cm。
フロントガラス
まずは一番大きなフロントガラス用から作成することにした。
大きなものから作っていったほうが銀マットを有効に使えると考えてのこと。だがあとになって考えてみたら、フロントガラスは一番大きい分一番難しいので最後にすべきだったと思った。
フロントガラスに新聞紙を貼り付けて型を取る。
新聞紙を2枚半繋げるとちょうどいい大きさとなった。
セロハンテープを丸く輪っかにして両面テープ代わりにしてガラスに貼り付けた。
大きさはキツ目くらいがちょうど良いと思うので、端っこの方はキチンと当ててマジックで線を引いた。
しかし、角のところは新聞紙がくちゃくちゃになって線が引きにくかった。
結局、無難に大き目に線を引いただけになってしまった。
型をとった新聞紙を剥がして銀マットの上に貼り付けたところ。
セロテープごと剥がして銀マットに貼り付けた。
あまりにいい加減な線だったので、新聞紙ごと適当に切ってみた。
こんなことになるのなら型をとった意味はなかった。
新聞紙は風でバタバタするし、角はくちゃくちゃになってしまうので、凄く線が引きにくかった。
型とりの紙はもう少し厚いものが良い。
大きめのカレンダーをつなぎ合わせればいい感じになるのではないかな?
適当な大きさにカットした銀マットを少しずつ切ってゆく。
結局は現物合わせとなった。
切りすぎないように少しずつ慎重に切っていった。
銀マットをはめるとき、ルームミラーの裏側の出っ張りが引っかかって銀マットの青い方を傷めてしまった。
仕方ない。ガムテを貼って保護しておく。
確かゴムのようなものが付いていた気がするが、以前車中泊の時に邪魔になって外してそれっきり。いったいどこに行ってしまったのだろう?
最近、こういうことがよくある。
銀マットが微妙に小さくなってしまって隙間が出来たので、端材を丸めて突っ込んで押さえとした。
うむ、いい感じだ。
光が入ってこなくなったぞ。
ずいぶんと時間をかけてようやく完成!
そんな大したものじゃないのだが、意外に手間がかかる。
上の方はサンバイザーを下ろして銀マットを押さえた。
むむむ、サイドが少し緩くて隙間が出来てしまったようだ。
微妙に光が漏れる。
まあ、これくらいならヨシとしようか。細かいことは気にするな!
フロントガラスに銀マットを取り付けたら車内が一気に涼しくなった。
銀マットの効果の凄さに驚き!
リヤガラス
続いてはリヤ用のものを作成することにした。
作業の邪魔になるハイマウントストップランプのカバーを外した。
カバーを持って引っ張るだけで簡単に外れる仕組み。
巻き尺で大きさを測り、大きめに切り出して現物合わせで少しずつ切っていった。
熱線のところはくり抜いておいた。
リヤはガラスの曲がりが少なくやりやすかった。
銀マットの端を押し込んだところ、ピタリとくっついてくれた。
これはいい感じだと自己満足の笑みを浮かべる。
外から見た様子。
シルバーのフィルムと一体化してすごく自然に見える。
これは鏡として使えるな。
リアワイパーはゴムが当たりっぱなしなので、アームの隙間に丸めた端材をねじ込んでみた。
するとゴムが浮いていい感じとなった。
今度から車を停めっぱなしにする時はこうしておこうか。
リヤクォーターガラス
3つ目はリヤクォーターガラス用を作成する。
フロント用を大きめに切りすぎてしまい材料が足りなくなった。
考えた末、端材を継ぎ足して作ることにした。
ガムテで両面貼り付けただけ。
見栄えよりもお金の方が大事だ。
せっととガムテを貼って繋いでゆく。
内側の青い方はガムテでも良いだろうが、外側の銀色の方は、ガムテの上からアルミテープを貼ることにする。
今度100均に行った時に調達してくる。
アルミテープを貼ると見た目が良くなることよりも、太陽光を反射してくれることの方が重要だ。
下のガムテープが劣化しにくくなるし。
左後も完成!
本当に大したことない代物だが、チマチマと少しずつ切ってゆくためかなり面倒。
コーナー部分に隙間が出来た。
これくらいは問題無いだろう。
ちょうどよい明かり取りになっていい。
銀マットの欠片の一部。
作業後の車の中は銀マットのカスでいっぱいになった。
運転席・助手席のガラス
残りは運転席と助手席のサイドのドアだ。
車中泊する時は窓を少し開けて換気をするので、銀マットで完全に塞がない。
柔軟な対応が出来るように銀シートで作成することにした。
100均のもので大きさは160×90cm、厚さは1mmくらい。
前のサイドミラーに部分は空けておきそのまま四角に切っただけ。
上の方は折り曲げで外に出しダブルクリップで留めておく。
ダブルクリップは洗濯バサミと違って持ち手を折りたたんでコンパクトになるため、窓を微開にすることが出来る。
アルミシートの上から挟んでいるので、ガラスが傷つくことはないだろう。
仮に多少の傷が入ったとしても上の方なので問題ない。
少しくらいは構うものか。
下の方は洗濯ばさみをガラスとゴムの間に突っ込んでシートを固定した。
風でヒラヒラ動いて光が入らなければいい。
外から見た様子。
うむ、ダブルクリップがいい仕事しているな。
完成後に車内と外からチェックする
ドアを全て閉めた状態の車内。
サイドのところから光が入って暗くならなくていい。
サイドの様子。
薄手で光を反射するものは、アルミシート以外思い浮かばなかった。
まあ、こんなもんでいいだろう。
リアの様子。
フロント側と比べて少し暗め。
頭をリア側にして眠るので、ちょうどいいだろう。
うっかり寝坊しないように気を付ける必要がありそうだ。
熱線の穴から光が漏れてくるのがいい感じだ。
これだとパソコン作業をする時に暗いので、リアクォーターガラスは日陰側を外すとしよう。
外からみた感じ。
凄く怪しげな車に見える。
練炭でも焚いているように見えるかもしれない。
横から見た感じ。
これは職質してくださいと言っているようなものだ。
今回の東北では職質の新記録が出るかもしれない。
山林探しの時に群馬県内で一晩に4回職質を受けたことがある。
これが私の最高記録だ!
リヤ側はかなりいい感じだ。
リアクォーターガラスのガムテさえ無ければ凄く自然に見える。
銀マットは嵩張るから気乗りしなかったものの、取り付けてみるとなかなかいい感じになった。
これまで見てきた車中泊の車は圧倒的に銀マットが多かった。やっぱり多いだけある。
銀マットは光は反射するし、断熱効果も十分で車内温度上昇抑制も期待できる。
おわり