こんばんは。からあげです。
昨日、東海地方もついに梅雨入りした。
夜から朝方にかけてまとまった雨が降ったが、次第に小ぶりとなって昼過ぎから晴れ間が覗き始めた。
今日、鈴鹿に行く予定だったが、気分が乗らなかったので止めにした。
予報では、晴れは明日の早い時間までのようだ。
その後はどうなるか分からない。
沢登りの訓練をするつもりなので、雨の日は増水して危険となる。
普通の登山に切り替えてもいいが、ヒルが出ている頃だと思うと躊躇ってしまう。
奴らに献血する気は全くない。
雨が降れば奴らは活気づく。
久しぶりに通り掛かる獲物を見逃すはずはない。
ポンチョの使い心地をチェック出来るチャンスでもあるのだが、そんなのは使っているうちに嫌でも分かる。
気分が載らないのに無理して行くことはない。
ここはじっとしてパワーを充電しておくことにしよう。
とか言いながら、青空を見ていると行っても良かったかなと思えてくる。
ウダウダ考えても仕方ないので、道具のメンテを行うことにした。
普段使っているテスターが汚かったので、分解して掃除する。
このテスターは実家の物置きから発掘されたもので、電気関係の工作の時に使用している。
しかし、針の動きが落ち着かなくて測りづらかった。
ついでにその原因を調べてみようと思った。
エアを吹いて基盤のゴミを飛ばす。
基盤も外して掃除したいところだが、勢い余って線を切ってしまうかもしれない。
エアを吹くだけにしておこう。
ハンダ付けをチェックすると外れているところはなかった。
電子部品がたくさん並んでいる。
数十年以上前のものなのに、凄くハイテク機器に見える。
テストリードの付け根のハンダが剥がれていないかチェックしても問題なし。
そこで先っぽをサンドペーパーで磨いてみた。
(表面が汚かったので、何気なくやってみた。)
早速、抵抗にスイッチを合わせて短絡させてみる。
針が右に振れて0Ω付近で針が静止した。
どうやら表面が錆びていて電気が流れにくくなっていたようだ。
意図せずに問題解決!
ついでに本体がピカピカになった。
旧式のアナログタイプのテスター。
針がプルプル動いて使いにくいので、新しいデジタルテスターに買い換えようかと思っていた。
危ないところだった。
使える道具を捨ててしまうところだった。
キャラバンの沢靴紹介!
昨日、名古屋に行って沢靴を買ってきた。
登山用品店を2店回って、2軒目のところで購入した。
キャラバン 黒部 25cm
型落ちだったので、約12000円(税込み)だった。
参考リンク
ネットで検索するとモンベルとキャラバンのものがメジャーらしいと分かった。
ソールはフェルトとゴムがあるが、初めてなのでフェルトにしたかった。
ゴムにするにしてもフェルトのグリップ性能と耐久性を知ったうえで、ラバーソールを選択したかった。
モンベルのサワートレッカーも試履した。
足首部分がネオプレン生地でフィットするようにキツ目になっていて、履くのにかなり手間が掛かった。
履いてみると確かにピタリとフィットして歩きやすかったが、靴を履いたり脱いだりするのは大変だなと思った。
面倒でも沢靴の消耗を抑えるために、靴を変えて歩きたい。
そこで、普通の登山靴に似たキャラバン製のものを選択した。
型落ちのものが安売りしていて、見た瞬間に惚れてしまった。
それでは初めて購入した沢靴をじっくりとチェックすることにしよう。
水に濡れてもいいように、アッパーは合皮製となっている。
下の方は、つま先からかかとまでゴムで補強してあってかなりの耐久性がありそうに見える。
サイドの内側。
下のゴムの部分に水抜き穴が空けられている。
水抜き穴の様子
穴は6つ。
前から見た様子
つま先部分
しっかりとゴムで補強されている。
岩にぶつけても問題ないだろう。
靴紐の穴には、丸型の金具が取り付けられている。
足首の部分の一つは、ナイロンテープとなっている。
D環はなし。靴を履くのが少し面倒な気がする。
かかと部分の様子
半分以上の高さまでゴムで補強してある。
うむ、頼もしい作りだ。
おっさんも大満足。
かかと上部に取り付けられているループ
靴を履く時に役立ちそう。
上から見た様子
インソールをとったところ。
水はけが良いようにフェルト製となっている。
インソールの様子
一見して穴がたくさんあることが分かる。
ソールの裏側
ソールは薄め。作りは安ぽい感じ。
ソールの様子
フェルトの厚みは約10mm。
ミッドソールにガッチリとくっついている。
サイドは接着剤のようなものでコーティングされて硬くなっている。
ソールのフェルトの拡大写真
どれほどのグリップ力を発揮してくれるのだろうか。
ベロの部分に取り付けられているタグ。
今度は齧られないようにしよう。
秤で重さを測ってみた。
インソール、靴紐込で片方(25cm)487g
普段の登山靴が重たいゴローのs-8なので、凄く軽く感じる。
羽が生えたように歩くことが出来るのではないか。
各部をチェックした感想
作りは全体的に安っぽい作り。
値段が定価で14,000円(税抜き)なので、こんなものかもしれない。
靴底のフェルトが肝なので、それ以外は出来るだけお金をかけない作りとなっているのか。
店員さんに聞いたところ、ソールの張替えには1万円もかかるらしい。
高額なので、張替えするお客はほとんどいないという。
話を聞くと、どうやら沢靴は消耗品のようだ。
勿体無いが仕方ない。
ネットで見ると、自分でフェルトの張替えを行っている情報が出てくる。
私もダメ元でチャレンジしてみよう。
鈴鹿での訓練なしにぶっつけ本番となってしまう。
どうなるかな東北の登山は。
全くもって予測不能。
おわり
コメント
沢靴を手に入れられたようで、これからの渡渉が楽しみですね。期待しています。
あと、テスター棒の手入れですが、サンドペーパーでメッキと錆を全部剥がしてしまうより、
砂消しゴムをかけてマイルドに落としたほうが長持ちしますよ。
車の端子類の接触不良にも有効です。
なるほど砂消しはそんな用途にも使えるのですね。
サンドペーパー磨いて綺麗になりましたが、今度は錆びやすくなりますかね。
私は渓流釣りをやっているので、ウェーディングシューズは欠かせません。
フェルトの張り替えを頼むと結構高いんですよね。
たまたま、今使っているシューズのフェルトを自分で貼り替えたのでその記事をブログに書いたところでした。
フェルト底は水中の石へのグリップは最高ですが、砂地を踏んだ後、乾いた石に乗るとズルッと滑りますのでお気を付け下さい。私は一度痛い目に遭ってます。
堰堤の高巻き(隊長はちゃんと靴を履き替えると思いますが)などで枯葉の上もズルズルです。
記事を拝見しました。
丁寧に詳しく書いてあるので、凄く分かりやすかったです。
ソールの張替えは自分で出来そうですね。
フェルト底の靴で普通の地面を歩くと痛むということなので、きっちり履き替えます。
試しにどれだけ痛むか歩いてみるかもしれませんが。