こんにちは。からあげです。
はじめに
今日はおっさんが普段愛用している自作の登山用マップケースを紹介しよう!
これが自作のマップケースだ!!
どこにでも手に入るチャック付きの袋(通称ジップロック)にコピーした地図を入れてコンパスと繋いだだけ。
地図とコンパスを一緒にしているのは、軽いマップケースが風で簡単に飛ばされないようにするためだ。
ただし、強風が吹くと地図とコンパスを同時に失ってしまうことになるので、取り扱いには十分注意を要する。
冬期は風で飛ばされたり雪の中に落としたりして見失ってしまわないように、ジャケットとコンパス、マップケースを細いロープで繋げてポケットに入れている。
コンパスは定番のシルバNo.3を選択。プレートと文字盤が大きくて非常に使いやすい。
ストラップがなかったため、2mmの細いロープを取り付けている。
もうかなり使い込んでいるジップロックの袋。
使っているうちにあちこち破れたり擦れて白くなったりしてきて地図が読みにくくなる。
今回は飯豊山(いいでさん)登山に備えて新調することにした。
激安マップケースの作り方♪
使う材料はチャック付きの袋(通称ジップロック)と細いロープ、ガムテープのみ。
今回は定番のジップロック大を使用する。
袋の大きさは約27×30cm。一枚あたり約20円と非常にリーズナブル。
ロープは必要最低限の太さの2mmを使用。
細いロープは作り直す度に再使用する。
ロープを8の字結びで結んで輪っかにしてある。
ロープを口のチャック付近にガムテで貼り付ける。
チャックの場所が一番強度があるため、わざとチャックに寄せている。
強く引っ張れば袋が破れてしまうが、通常の使用では引きちぎれることはない。
私は長年、こうして使っているが今ままで不具合を生じたことはない。
コンパスとマップケースのロープが短めだったので、今回ロープを付け足した。
これで自由自在にコンパスを操ることが出来る。
使用したロープは余っていた靴紐。編んで短くして使いやすくした。
靴紐が切れた場合に使うことが出来て便利。
マップケースに入れて使用する地図は、昭文社の山と高原地図(5万分の1)を等倍モノクロコピーしたものや、カシミール3Dでダウンロードしてコンビニのマルチプリンタでモノクロ印刷した2万5千分の1の地形図。
両方共サイズはA3。
2万5千分の1の地図だと詳しい地形までも知ることが出来るので、地図読みの訓練になって楽しい。現在位置の確認の精度も高まる。
山と高原地図は濡れても良い丈夫な素材だが、大きくて風が強い時には広げにくいし、行動中に何度も広げたり畳んだりしていると傷むので、基本はコピーしたものを使用する。
原本はザックの雨蓋のポケットなど、取り出しやすい場所に入れておいて、小屋やテント内の落ち着いた場所で広げて見るようにしている。
原本をコピーすると高価な登山地図の消耗を最小限に抑えることが出来る。
丸めた様子
袋を閉めるときはよく空気抜く。
そうすると、コンパクトに畳んだり丸めたりすることが出来る。
こうして折りたたむことも出来る。
折りたたむと消耗が早いが、よりコンパクトに収納することが出来る。
マップケースまとめ
一度市販のマップケースを購入したことがあったが、嵩張って重たいし使い勝手が悪かったので、いつの間にか道具入れの奥深くに眠ってしまった。そしてふと気がついたら、自分で作ったものを使うようになった。
これは登山雑誌に載っていた方法だと記憶している。
見た瞬間良いなと思って真似してみた。
新しければ防水性もバッチリだし、コンパクトに折りたたむことも出来る。
穴が空いても安く簡単に作りなおすことも出来る。どこでも素材が手に入るのもポイント♪
今までこの方法で困ったことはほとんどない。
市販のマップケースが高過ぎるとお嘆きのそこのアナタ!
自作のマップケースを作ってはいかがだろうか。
自分なりの改良を加えれば、世界でただ一つのアイテムとなって愛着が湧く。
コメント
素晴らしい。そうですよね~。よくよく考えれば、普段使っているジプロックで充分ですよネ。ボクはカヤックを始めようとしていて、あれこれ道具をそろえている最中です。防水マップケースを探していて、結構値段が高いのと、まだカヤックでの自分の進むべき方向が見えていないので、これだというものが見つっていません。どうしようかとネットを検索中に、からあげ隊長のブログに行き当たりました。目からウロコでした。とりあえずこの方法で行きながら、いいものが見つかればそれに。しかし、多分この方法で最後までいけるのではと思ったりもしています。ありがとうございました。敬意を表してこれからも拝見させていただき、いろいろ勉強させていただきます。
お役に立てて光栄です!
この方法はお金がかからないのが一番便利なところだと思います。
去年北海道に行ってからカヤックに興味出てきました。
渓流釣りも気になりますし、やることいっぱいです。