おっさんダウン

こんにちは。からあげです。

昨日は曇りがちで風が吹いていたので、それほど暑くはなかった。
台風の影響によるものか、夕方になると雨が降り始め、しばらくすると上がってくれた。
気温は少し下がったような気がしたが、湿度は上がった気がした。
朝になって温度計をみると最低気温は25度だった。

昨日のねぐらも上郷（かみごう）ダム公園の駐車場だった。
予定では本日も朝日川の辺りを歩こうかと思っていたが、アブの猛攻であちこち体が腫れて行く気になれなかった。
それになんだか体が重たい気がする。
ここ最近の猛暑でアブが大量発生したところで、わざわざアブの居るところに行くこともない。
また今度涼しくなってから行けばいい。
本当にそう思った。
そこで荷物をまとめて北の方に向かって移動することにした。

 

上郷ダム公園駐車場
かみごう

上郷ダム（かみごうダム）は山形県西村山郡朝日町、一級河川・最上川本流中流部に建設されたダムである。
東北電力が管理する発電用ダムで、高さ23.5メートルの重力式コンクリートダム。出力1万5,400キロワットの水力発電を目的としており、日本屈指の大河である最上川本流に建設された唯一のダムである。ダムによって形成された人造湖には、特に名称が付けられていない。

Wikipediaより

ここで2晩泊まったダム公園に付いて説明しておこう。
ネットで検索して偶然見つけたところで、泊まってみると意外に居心地が良かった。
ダム湖は釣りスポットとして人気があるようなので、季節によっては混雑するかもしれない。
真夏の糞暑い時期は魚が底の方に沈んでしまって釣れないし、釣り人も暑さにやられるのでやって来ないのだろう。

公園入口の看板。
ダム公園と表示されている。

国道287号線のダムに向かう細い道に入ってゆくと集落の中に公園入口がある。
国道には標識はないので、うっかりしていると通りすぎてしまう。
ダムが近くなってきたら注意深く運転する。

小道を下ってゆくと広い駐車場がある。
真ん中の広い芝生を挟んで両端が駐車場となっている。
泊まった方は出入り口に近い方で付近の民家から死角になっている。
こういう場所で車中泊する場合はなるべく目立たないようにする。
余所者がいれば誰だって警戒してしまう。
車中泊は決して堂々とするものではない。
私はそう思う。

公園の真ん中にある広大な芝生の広場。
キャンプ場にするにはピッタリな場所だと思う。
しかし、ゴミや騒音問題などの心配があるのだろう。

芝生の広場に水場が2箇所あり。
どちらも綺麗な水が出る。
飲用出来るかどうかは不明。
試しに飲んでみたところ大丈夫だったので、ポリタンクに給水した。

コチラがトイレ。
手前の駐車場からは見えにくい場所にある。
トイレは汲み取り式。
野糞は穴を掘って埋める必要があるので、汲み取り式でもあると非常に助かる。
雨の日は有り難みを実感する。
最近使われていなかったようで、中の汚物は分解されて匂いはほとんどなかった。

 

出発前まで昨日履いた渓流シューズを干しておいたが、完全には乾かなかった。
ずぶ濡れになるので、乾くのに時間がかかるようだ。

靴底がフェルトなので、下に置いておくとなかなか乾かない。

そこで靴紐で縛って吊っておくことにした。
窓を全開にして運転していると風が吹き抜けてよく乾いた。

今日は久しぶりにロングドライブの予感。
いつも道路の混み具合とおっさんの体力を考慮して走る距離を決めている。
台風の影響が残っていて曇りがちで風が強い。
なかなかのドライブ日和だ。
途中、大きなショッピングセンターに寄って炭酸水とお菓子を購入。

酒田市内を通っているところ。
山中の道を走って取り敢えず日本海側に出た。
そして海岸沿いの道を北上する。
次なる目的地は白神山地だが、お盆を過ぎるまではどこかでブラブラしていることにする。

途中、羅漢岩というところがあったので寄ってみることにした。
広い駐車場に車を停めて歩道を歩いて海岸に向かう。

すると四阿と水場付きの広場あり。
なんだここは、テントを張ってくださいと言わんばかりだ。

この四阿はかなり立派だった。
雨の日でも安心だ。

何故か広場に水場あり。
水が出るかどうかは確認していない。

海岸に降りてみると、岩に仏像が彫られている。
もちろん人間が彫ったもの。

岩の中から仏さんの顔が飛び出ている。
これはなんだか怖い。

その後、なおも車を走らせて一気に秋田市内までやって来た。
今日は本当によく運転した。
久しぶりに献血センターに寄って休憩ついでに献血することにした。

中に入ると冷房が効いていて凄く涼しい。
久しぶりに空調が効いたところで涼んでいると眠たくなってくる。
テーブルに置かれたお菓子箱をチェックするとうまい棒が置かれていた。
冷水を飲みながらうまい棒をムシャムシャと食べる。

新しいマックのパソコンがあったのでいじってみる。
ディスプレイに本体が内蔵されているタイプのようだ。
キーボードとマウスが凄くコンパクト。
ThinkPad x250に慣れてしまったので、凄く違和感を感じる。
やっぱりThinkPadは打ちやすい。

 

このあと成分献血を済ませたが、終わったあと凄く疲れたような気がした。
漫画を読みながら献血していたが、途中で頭がボーッとしてきたので読むのを止めて眠った。
終わったあとしばらく経っても体の怠さが抜けないので、ベッドで横にならせてもらうことにした。
よくよく考えてみると、秋山郷を出てから湯沢町に行くと急に蒸し暑くなって車中泊するのがシンドくなった。
アルミシート、遮光ネット、扇風機を駆使して暑さを凌いでいたが、ずっと暑くて体が休まる暇がなかった。
ここ最近、登山と暑さで体が参っていたのだ。
八海山、越後駒ケ岳までは良かったが、二王子岳から体の調子が悪くなって行ったと思う。
夜になってもなかなか気温が下がらないので、熱が体に篭って体力を消耗していったのだろう。
先日の飯豊山縦走がさらに追い打ちをかけた。
天気が良くて景色は素晴らしかったが、暑くて暑くて堪らなかった。

献血ルームのベッドでこんなことを思いながら横になっていた。
30分ほど横になっていると随分と体の調子が良くなったので、ベッドから待合室のソファーに移動した。
さらにソファーでゆっくりすること30分。
時計をみると4時近くになっていたので、いい加減出てゆくことにした。

別にどうでもいいことだが、今日献血をしてくれた看護婦さんは私のタイプだった。
よく分からないが、ああいい人だなあと思った。
私が気分が悪くなるとあれこれ気遣ってくれた。
まあ、当然結婚して家庭を持っているだろう。
おっさんには全く関係ない人だ。

今回の献血で生ラーメンをゲットした。
サランラップよりこうした食べ物の方が有り難い。
いつも辞退ばかりしていたが、今回は有りがたく頂いた。
賞味期間が一月先までなので、気が向いた時に食べることが出来る。

 

明日からお盆過ぎまではどこか良い潜伏場所を見つけてのんびりすることにした。
体に無理ばかりさせて体調を気遣うことをしていなかった。
お盆はどこに行っても混むから、無駄に動かず体力を回復させることにする。
高原に行ってもよいし、クーラーが効いた図書館で仕事をしてもいいし、明日起きてから考えるとしよう。

 

おわり