こんばんは。からあげです。
いやあ、昨日は申し訳ない。
電波状態が悪くてブログ更新できなかった。
防潮堤の外側の砂浜にテントを張って静かに寝たかった。
昨日、テントを張るまでは良かったが、次第に風が強まったので、焚き火は中止して眠ることにした。
その後、9時前に目が覚めると、海側に向かって弱く吹いていたので、急遽焚き火を行った。
そこら辺にあった流木は凄く乾燥していて直ぐに火だるまになった。
始めは良かったのだが次第に風が強まり、しかも風向が定まらず、巻いているような感じだった。
火の様子を見ていると火の粉を散らしているので、フライシートに穴が空いたら大変だと、直ぐに薪をくべるのを止めた。
防潮堤の影に張ったお陰でかなり楽だった。
砂浜はテント内に砂が入るが、寝心地はなかなか良い。
ペグが効かないので、流木に張り綱を縛って固定した。
一昨日は、河川敷で寝たのだが、騒々しくて全く熟睡できなかった。
それに引き換え、昨日は波の音を聞きながら朝まで十分休むことができた。
なんとテントを撤収する時、ポールを曲げてしまった!
荷物を出したらすぐさまポールを抜いて骨抜きにし、風に煽られないようにするのが、風が強い時の撤収の基本なのだが、寒さでぼーっとしていてノンビリやっていたのだ。
ザックを出して振り向くと、テントがペチャンコになっていた。
何たる不覚!
鳥の海(とりのうみ)という汽水湖(浜名湖みたいな海水の大きな湖)の小さな漁港。
底引き網漁船が繋がれている。
雲の切れ間から朝日がのぞいた。
鳥の海周辺は防潮堤が建設されていて海が見えない。
これじゃあ歩く意味がない。
防潮堤の内側に遊歩道を付けて欲しい。
まあ、金と利権が絡むことだから無理か。
このおっさんは有名なのか。
亘理町(わたりちょう)にあった看板。
津波の被害を受けたままの民家。
一階部分はめちゃめちゃに壊れている。
こんなところでゲームするやつはいねーよ!
と思いっきりツッコんでみた。
私以外歩いている人間の姿は見えない。
通行車両はダンプやトラックばかり。
普通車は作業服にヘルメットの工事関係者。
荒れ果てた歩道を歩く。
路肩は危なくて歩いていられない。
土の山がたくさんあった。
これからユンボで均すみたい。
砂煙の中を走るダンプ。
風が強く砂煙が舞う。ここは砂漠か。
時おり目潰しを受けそうになるので、立ち止まって防御する。
無人地帯を抜けてようやく国道に出た。
ここは移設された真新しいJR坂元(さかもと)駅。まだ営業開始前でピカピカ。
お前のせいで靴が重かったのか。コノヤロウ!
再び福島県に戻ってきた。
最後の難所、鹿狼山(かろうざん)に向かって歩く。
水鳥が集まる大きな池にたどり着いた。
その池の畔にコンコンと湧き出る、右近清水。
口当たりがまろやかで凄く美味い。
なんと、おっさんのHP、MPは全回復した!
って、そんなゲームみたいなことあるわけない。
かなり疲れたので、池の畔で泊まることにした。
先ほどからまた風が強くなってきた。
寒くて指がかじかんでタイプしづらい。
もう今日はこのへんで止めるとしよう。
ゴールの相馬市まであとわずか!!
明日、ゴールの予定だ。
まあ、間違いなくゴールできるだろう。
早く終わらせてゆっくりした。
今はただそれだけ。
おわり
コメント
冷え込みがきつくなってきました。
今日は、アメリカ大統領トランプ氏の当選日です。
思い出に残る相馬への道が続く・・・
なんとトランプ氏が当選してしまいましたか。
無理難題を言われなければいいのですが。
自分にとっては、日本とは思えない光景ばかりです。
私もそう思います。
早く元通りに落ち着いてほしいと思います。
からあげ隊長、亘理町の看板は、
http://www.town.watari.miyagi.jp/index.cfm/10,34156,66,193,html
看板は、縦2・4メートル横4メートルの大きさで、鳥の海から見た町並みを背景に、故石原裕次郎さんのものまねで有名なタレントゆうたろうさんが力強いまなざしを送りながら俺は待ってたぜ!わたり!」というメッセージとともに利用客を出迎えます。
だそうです。
なるほど石原裕次郎のそっくりさんでしたか。
ひょっとしてと思いましたが、かなり若く見えたので分かりませんでした。
Kindle出版おめでとうございます
やはりこの歩き旅は、依頼があったのですね( ^ω^ )
いいえ、勝手に自分で出版するんです。
今は出版社を通さずに個人でも出版できるようになりました。