ジムニー(JB23W-XG8型)にスズキ純正ベースキャリア取り付け

こんにちは。からあげです。

 

 

ジムニー(JB23W)XGに純正ベースキャリアの取り付け

ベースキャリアの選択

今日は久しぶりに雨が上がってくれた。

そこでジムニーソーラー化の手始めに、ソーラーパネルの取り付け台座となるベースキャリアを取り付けることにした。

ジムニーにルーフキャリアを取り付ける際に注意が必要。ルーフレールなし車とルーフレールあり車とでは、ルーフキャリアが形状が異なる。

私のジムニー(JB23W)はXGでルーフレールなし車の方。XGのほかには特別仕様車のクロスアドベンチャーもルーフレールなし車。上級グレードのXCにはルーフレールが標準装備されている。

ルーフレールなし車にルーフキャリアを取り付ける場合、まずはルーフキャリアの台座となるベースキャリアを取り付ける必要がある。今回はソーラーパネルの台座用としてベースキャリアを取り付ける。

ジムニーは人気がある車種なため、ベースキャリアはいろいろな会社が販売しているが、ジムニーアクセサリーカタログに載っているスズキ純正かTerzo製のどちらかを選ぶことにした。

 

スズキ純正ベースキャリア

AA1Q(99000-9900S-A75)ルーフレール無車用
サイズ 長さ750×幅1,194×高さ135mm  重量4.5kg
装着時 全高が約91mm高くなる      
最大積載量30kg
本体価格 25,380円(税込み)*2015年4月当時

Terzo(テルゾー)製

A9Z8(99000-990B1-T01)ルーフレール無車用
サイズ 長さ800×幅1,200×高さ147mm  重量6.8kg
装着時 全高が約106mm高くなる     
最大積載量30kg
本体価格 26,460円(税込み)*2015年4月当時

最大積載量30kgはベースキャリアとアタッチメント自重と積載荷物を合わせた重量。

 

取り付け作業

2つの製品をじっくり比較してみると、スズキ純正の方が重量が軽くて全高が低いということが分かった。空気抵抗、走行安定性と燃費を考えれば、どちらを選ぶのかは明らか。

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ネットで注文して昨日の夕方届いた。
メーカー取り寄せに手間取って注文から小屋に届くまでに8日かかった。
楽天のスズキモータースというショップで24,200円(送料・税込み)で購入した。
正規ディーラーで購入するより安かった。

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箱の中身を出したところ。
取り扱い説明書の他に作業者用の取り付け説明書も付属している。
分かりやすく書いてあったので組み立てに迷うことはなかった。

しかし、取り付け作業にはコツが必要で、のちほど悪戦苦闘することになる。

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まずは取り付け前にベースキャリアの脚が接する場所を掃除する。
濡れ雑巾で軽く拭いておいた。

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説明書の通り、取り付け位置にマークしてガードフィルムを貼る。
きちんとメジャーで長さを測ってテープを貼ってマークする。
ガードフィルムは、車体の保護と滑り止めの役割を果たすので省いてはいけない。

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ベースキャリアを組み立てたところ。
説明書通りにフレーム角パイプにマーキングして規定の取り付け幅で組み立てる。

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スライダーと呼ばれる金物(画像中央)のポッチを車体に引っ掛けるフックの穴に入れる。
これがやりにくくて何度も失敗する。
ベースキャリアを組み立ててルーフに載せる時に、何度もポロリと落ちてしまった。イライラは間違いのもと。冷静になって作業する。

スライダーは両面テープなどで固定した方がやりやすいかもしれない。

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取り付けは2人で作業するように書かれているが、1人でも出来ないことはない。
ただし、非常にやりにくい。時間を掛けてゆっくり確実に行う。
なぜかカチッとは留まらない。何度も何度も繰り返し調整するが、ガッチリと固定出来ない。
調整している途中で何度もスライダーが落ちて始めからやり直すことになった。

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真横からみたところ

前側はドアの内側に脚の爪を引っ掛けてから、ネジを締めて上から押さえつける構造。
脚の位置が外側に寄り過ぎると、屋根の溝にかかるとキッチリと固定できない。
取り扱い説明書の「フレーム角パイプ取り付け幅」より少し狭めに脚を固定して、きつ目に調整するとしっかり固定できる。
何度やってもようやくたどり着いた答え。
頭が狂いそうになる1歩手前になって、ようやく取り付けのコツが分かった。

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何度もやり直した結果、車体のあちこちに擦り傷を作ってしまった。
説明書を見ると簡単そうだが、やってみるととても難しい。
1人で作業したので余計に難易度が高かった。

ふぅ~疲れた~。

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4時間近くかかってようやく取り付けることが出来た。
休憩なしでぶっ通しでやるのは体に毒だった。
作業に行き詰まったら、一度休憩して気分転換してからやった方が良い。

ということが作業後に分かった。

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これでソーラーパネル取り付けの元となるベースが出来上がった。

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ソーラーパネルは一昨日到着した。発電能力は50W。

小屋を建てたときの端材を利用してパネルのアタッチメントを作ってみた。

パネルの枠の裏側にあった4箇所の穴を利用してボルトナットで固定した。
今回は仮止めして各部のチェックと調整を行う。

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パネルの重量は4kgほどなので、数十キロの重量物を乗せるような丈夫なものを作る必要はない。
最低限度の強度だけあればいい。

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ソーラーパネル固定用の枠とベースキャリアの取り付けはコの字型ボルトを使うことにした。
ホームセンターを覗くとキャリアのフレーム角パイプの幅に合うものを発見した。
足が長かったので金鋸でカットした。

 

今日は取り敢えずここまで。
作業は直ぐに終わるかと思いきや、非常に時間が掛かってしまった。
遅い昼休みを挟んで午後からソーラーパネルの仮組みを行ったが、固定枠とベースキャリアの固定の方法がイメージ出来ず。
ネットで検索しても自分の方法に合いそうなものは出てこなかった。困ったときのホームセンター。店内をくまなく徘徊していると、ジャストフィットする金物を見つけることが出来た。
やはり頭で考えるよりも、自分の足で歩いて実物を見ながら検討した方が良い。たいていいいアデアが浮かぶ。

参考資料(PDFファイル約1MB)

コメント

  1. 旅人 より:

    以前廃オイルを木材に縫塗って防腐処理剤として使っては?と提案したものです。
    走行中の風の抵抗と力を甘く見てはいけません。
    万が一走行中にソーラーパネルが飛んで後続の車に当たりでもしたら大惨事となります。
    なので木のフレームで強度よりも軽量化を重視して取り付けてはいけません。
    ケチらずにしっかりした物で取付した方がいいですよ。
    それと、北海道旅行をするとの事ですが、山登りなどもするのでしょうか?
    北海道の山はヒグマがいて、結構遭遇する事も多いと聞きますし、襲われる被害も毎年あります。
    又、本州の方に出没する月の輪クマの様に小型で臆病な性格ではありません。
    クマ対策をしっかりして下さい。決して侮ってはいけませんよ。

    北海道を旅するにあたり、道の駅スタンプラリーをすると(スタンプ帖が道の駅に売っています)、ほぼ自然に完全制覇出来ると思います。
    北海道のオロロンラインは走る価値ありますので、絶対に通って下さい。
    初山別と言う所に天文台があるのですが、夜に巨大望遠鏡で星を見せてくれますので、時間があれば寄ってみてください。

    それでは良い旅を!

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。

      ヒグマは怖いですね。どうしても頭から離れません。しっかりと熊よけ対策をします。

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