山林に小屋を建てたら、住まいに関する支出が激減した

こんにちは。からあげです。

 

今朝は一旦雨が止んでくれたので、朝ごはんを食べてからバリカンでセルフカットした。
上半身Tシャツ1枚になって頭を下に向けてバリカンを当ててゆく。
結構いいバリカンなので切れ味は抜群だ。
見る見るうちに頭がツルツルになってゆく。
始めに全体をざっと刈ると小さなほうきで頭に付いた髪を落とし今度は丁寧に刈ってゆく。
でもそんなに時間は掛からない。10分もあれば終わってしまう。

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使い終わったあとは刃を外して掃除して油を差しておく。
水洗い不可のバリカンなので、濡れタオルで拭くだけ。
あとは水道のところで頭を適当に洗えばOKだ。
時間とお金が掛からないので、セルフカットの虜になっている。

四国遍路の時は安全カミソリでスキンヘッドにしていたが、3日置きくらいに剃らないと髪が伸びて剃るのに時間が掛かる。
それで今はバリカンでの坊主頭に戻っている。

 

小屋を建てて住まいに関する支出が激減した

昨日はやっと固定資産税の件が片付いてすっきりしたころだ。
これから毎月たったの1,500円で山小屋を維持できる。
低コストでマイホームを持ち続けることが出来る幸せを今じっくりと噛み締めているところだ。

 

私はこれまで長い間、アパートの高い家賃に苦しめられてきた。
一時期は寮生活だったこともあるが、それ以外は賃貸暮らしだった。
20代の半ば頃から車を所有していたので、駐車場付きの物件に入居していた。
駐車場付きなので当然家賃も割高だ。
田舎の小汚いアパートでもワンルーム駐車場付きだと月4万円以上はする。
都市部で駐車場付きの物件だと、確実にプラス2万円以上となってほとんど乗りもしない車と仕事で船に乗ってほとんど帰らない家ために、非常に高い家賃を払う羽目になる。

一度は車を手放しバイクに乗っていたこともあったが、荷物を載せられない、雨の日の通勤が大変、などの理由から再び車を所有することになった。

仕事で船に乗っていたので、仕事の都合で一月間ほとんど家に帰らないこともある。
しかし、荷物を置く場所と一人になって寛げる場所が欲しかったので、わざわざ賃貸アパートに入居して高い家賃を支払い続けていた。

安アパートに入っていたため、建物の作りも非常に安っぽかった。普通に歩いたり扉を開け閉めするだけで建物中に音が響く。
アパート暮らしは近隣住民の生活音が酷くて決して居心地が良いとは言えなかったが、私には一人だけで寛げるスペースがどうしても必要だった。
今の私なら迷わずアパートを引き払い、大きな荷物はトランクルームに保管して休日ホームレスの船員生活を送っていたことだろう。

 

家賃に加え水道光熱費も馬鹿にならない。
今の山小屋は水道だけあってポンプの電気代は掛かるくらい。たぶん月に1,000円も掛かっていないのではないかと思う。
アパート一人暮らしは、水道は基本料金が当たり前だが、エアコンを使ったりガスで風呂を沸かして入ったりすると結構な額となってしまう。
家を留守にしがちな時でも、水道・電気・ガスの料金は、だいたい月5,000円だった。
高額な家賃に加えて水道光熱費も毎月払い続けなければならなかった。

 

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今思うと本当に無駄なことをしていたなあと思う。
入社したてのころ、アパートの家賃の目安は収入の3分の1までという嘘か本当か良くわからない世間の生活水準の話を先輩から聞いたこともあった。今ではそれは嘘っぱちだと思える。

手取り20万円の身分で家賃が月6万円を超える物件に入るなんてどうかしている。
家賃が高くて見た目と住み心地が良いところだと、つい見栄えする家具を置きたくなってしまう。
良い家具を置くと今度は良い小物類や良い服も持ちたくなってしまう。
段々と欲望がエスカレートして歯止めがきかなくなる。
そして気付けば家主から搾取され続ける奴隷の身分に収まってしまい、そこから抜け出せなくなってしまう。

 

ふう~、人生で初めて固定資産税を払ってようやくマイホームを持った実感が得られた。
ローンなし、キャッシュで購入した山林にホームセンターで仕入れた資材で小屋を建てた。
今後、どんなピンチに陥ろうとも、山小屋に帰ってこればなんとか生活出来る。
そんな自分だけの秘密基地を作ることが出来た。
これからは心置きなく好きなところへ好きなだけ行くことが出来る。

さあて雨になんか負けないで北海道の準備を進めようか。

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