平成27年度(2015年)小屋の固定資産税

こんにちは。からあげです。

 

昨日は久しぶりに晴れだったが、今日は夜中から雨となっている。
本当に今年の春は雨が多い。
これだけ雨が多いと外の作業がほとんど進まない。
車のソーラー化だけは早めに済ましておきたいが、天気次第なのでどうしようもない。

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そういえば一昨日固定資産税の納税通知書がやって来た。
ゴールデンウィーク突入直前に送られてくると思ったが、予想以上に早かった。
毎度のことながら役場が休みの土曜日に到着するように金曜日に発送する手口には笑えてしまう。

しかし、固定資産税の税額は笑い事では済まされない。
早速、内容をチェックする。
内容に不審な点は無かったが、想像していたより税額が低かった。
そこで本日役場の税務課に赴いて課税台帳の閲覧となぜ税額が安いのか尋ねることにした。

 

平成27年度固定資産税

 

土地

課税地目                 雑種地
課税地積            1,000平米弱

前年度評価額        1,843,170円
評価額           1,788,150円
前年度固定資産税課税標準額 1,290,219円
固定資産税課税標準額    1,251,705円
算出税額             17,514円
年税額              17,500円

 

家屋

壁を一部撤去し外気遮断性をなくしたので課税対象の家屋とはならず。

 

 

税額 17,500円

 

*都市計画税は、都市計画区域外のため課税対象外。

月額約1500円、日額50円

 

台帳と課税明細書をじっくりみたところ、土地の評価額は前年度に較べて55,020円のダウン、課税標準額は37,514円のダウンとなっている。
台帳と言ってもデータは全て電子化されパソコンのハードディスク内にあるので自分の土地の分をプリントアウトしてもらう。
課税地目が雑種地なのは、物置扱いとなる山小屋を建てたからであって、登記簿上の地目は山林のままとなっている。
地価の下落で評価額も下がり税額が安くなるのはいいが、評価額と課税標準額にずいぶんと開きがあるのが気にかかる。
そこで税務課の職員に話しを聞くと、口頭でいろいろ言われて頭がオーバーヒートして結局分からずじまいで帰ってきた。
今こうしてネットで調べてようやく税額の計算式が分かったところだ。

 

ちなみに上記の資料は役所窓口で配布しているものの抜粋バージョンなので、総務省自治税務局 固定資産税課・資産評価室監修の最新版固定資産税のしおりを入手しておくことをお勧めする。
前年度版はネット上にアップされているので取り敢えずダウンロードして内容を確認しておくのもいいかもしれない。

 

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税額計算式

課税標準額=今年度評価額×70%=1,788,150×70%=1,251,705円

税額=課税標準額×1.4%=1,251,000×1.4%=17,523円

100円未満切り捨して 17,500円

 

土地・家屋の課税標準額をすべて合計した額について端数処理(1,000円未満切捨て)し、これに税率を乗じて端数処理(100円未満切捨て)をして算出する。

課税標準額の計算の今年度評価額の70%というのは、負担水準によって決められている数値。

負担水準= 前年度課税標準額/今年度評価額

以上の計算式で求められる。

 

私の土地は雑種地で住宅用地以外となり、負担水準は72%となるので、今年度評価額に70%を乗じたものが課税標準額となる。

以前から土地を分筆して使わない土地を山林として評価してもらい固定資産税を下げようと目論んでいた。
ところが計算してみると驚愕の事実が判明した!

仮に分筆して今後の税額は今年度のおよそ半分の9,000円になったとしよう。
以前の聞き込みで土地分筆費用は30万円と判明しているので、分筆費用の元がとれるのはいつか計算すると、なんと33年以上もかかってしまう。
元がとれるまで生きているとは限らないし、測量技術の進歩や法改正により今後分筆費用が大幅に下がるかもしれない。そんな不確定な未来の為に30万円を使いたくない。

免税点以下の30万円未満分を分筆すれば税金は無くなり17年ほどで元がとれるが、土地の利用が制限されるし、今の小屋を道路沿いに移築しなければならない。
もうアホらしくてやってられない。
ということで土地の分筆はしないことに決定した!

固定資産税は役場に行ったついでに全額払ってきた。
平成25年度から前納報奨金制度は廃止となっているので、全期分を前納しても安くはならないが、忘れるかもしれないので払っておいた。

 

ふぅ~これで固定資産税の問題はクリアした。
長い間頭を悩ませていた問題の一つが解決というか自分なりに始末を付けたので、ようやくほっと一息つける。
まだ他の問題も山積み状態だが、今回のように少しづつ解決してゆこうか。

 

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コメント

  1. はちきん より:

    からあげ隊長さま

    固定資産税の記事、過去も含め一通り読んで来ました。公開、ありがとうございます。

    我が家も似たような状況になって、ネットで検索してこのブログに辿り着きました。

    私が住んでいる市役所の場合、普段の対応が最低でひどすぎる(書き出したらきりがないですが、職員が終始ガムを噛みながら喋っていたり、顎でしゃくって「そこに書いてあるでしょ」って言われたり、大事な鉢植え倒したり踏み壊したり)んですが…。

    今回も、こんな物置に固定資産税かけるの!?って驚きが先だったんですが、「自分で壊す人もいますよ」とか笑って言わましたし、電話もガチャ切りされましたね。

    いつか、私もブログを立ち上げて、対応がどんなに酷かったか、公開したいと思いました。

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。

      それは酷いですね。よく我慢しました。
      役人との応対は必要最低限にしないとストレスを受けて良くないです。

      徹底的に節税することで役人にお仕置きしてはどうでしょうか。

  2. さいか より:

    お返事ありがとうございます。

    HNあらためました。高知で起こった事象とわかるようにあのHNにしましたが、本当は高知県なんて大嫌いなので。引っ越して来てから辛い事だらけです。特に市役所の対応は酷すぎる。類をみない。

    節税したいのですが、1坪強の物置なので、節税は難しいかもしれません。

    課税対象かどうかは、市町村で基準は違うと言われましたが、住んでいる市と隣の市で「このサイズの物置に課税するのは聞いた事がない」と、施工業者に言われました。

    業者も市役所に説明してくれましたが、結果はかわらないので、市役所に対して不服申し立てする事にしました。

    諦めるにしても、最後まで徹底的にやろうと思っています。

    • karaage より:

      課税対象としての建築物と建築基準法の建築物の解釈が異なるようです。
      まずは相手の反応を見てみるのをいいかもしれません。

      無事に課税対象外となるといいですね。健闘を祈ります。

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