自分のハイクを続ける

こんにちは。からあげです。

 

残り350mile。Canada目前にして心境を語る。

最近、快調に歩けるようになったのは、コミュニケーションを捨てて自分のハイクに集中できるようになったから。どこに居ようと独り淡々と次のハイクのことを考えている。

私が他のハイカーに溶け込めないのは、言語だけの問題ではない。いや、言語なんて関係ない。私が生まれながらに持っている性質に問題があるだけ。他のハイカー、自分は悪くない。

今、ゴールにほぼ辿り着ける状況になって、どう自分のハイクを締めくくろうかと考えている。9月下旬降雪の恐れがあるまで、まだずいぶん時間がある。なら、寄り道してゆっくり歩こうか?否。それでは自分のハイクをしたことにならない。

私は今、単純にハイクのみを楽しんでいる。他は捨てた。自分が目標とした一日25mileをどう歩くか?かなりゆるい目標なので達成は楽々。

25mile歩いても止まることはしない。日の出前から日没までキッチリと歩く。今日のおっさんの機嫌は?体調は?残りの食料、燃料は?水場はOKか?など、いろいろ考えることはある。退屈している暇などない。一日、自分の理想のハイクに近づくと凄く嬉しい。それだけで安眠できる。

理想とは程遠いハイクをした時は?いや、やるだけのことはやっているので、ぐっすり眠れる。自分の思い通りにことが運ぼうと運ばなくとも、自分はベストを尽くしてハイクするのみ。

気分の盛り上がりなどは全くなく、逆にゴールが近くなるにつれて冷静、いや冷ややかな気分になっている。どんな結末を迎えようとも悔いはない。

さあ、残りのハイクを精一杯楽しもうか。

 

おわり

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