こんにちは。からあげです。
WIRELESS GATE データ通信専用SIM(SMS機能付き)を購入した。
昨日の夕方にネットで注文したSIMカードが届いた。ドコモ系MVNOのワイヤレスゲート。
それで設定をしたりスピードテストをしていたら、いつの間にか時間が経っていた。
今日はほかのことは止めて、心ゆくまでパソコンやスマホを弄ることにした。
購入したSIMは480円プランのSMS機能付き
月額630円(税込み) (税別445円+139円)+税
初期費用を合わせると3,240円だった。
今回、SMS機能付きとしたのはセルスタンバイ問題を回避するため。
プラス150円のアップとなるが、圏外や回線不安定に悩まされるなら安いものだ。
購入前にレビューを見てみると、セルスタンバイ問題を知らずにデータ通信専用SIM(SMSなし)を選んで文句を言っていた。
セルスタンバイ問題ついて
以前、B-mobileのデータ通信専用SIMをドコモデータ通信カード(L-02C)に挿してネット接続していた。ところが、ドコモのXiからB-mobileのSIMに変えた途端、感度が悪くなって常時圏外になったり、回線が不安定になったりして、通信が途切れることが頻発に起こるようになった。
のちにセルスタンバイ問題が原因と分かったのだが、その後1年半もそのまま根性で使用していたのだった。
現在はIIJmioの音声通話SIMに変更しているので、安定した通信で快適に使用できている。
データ通信専用SIMではセルスタンバイ問題が発生するが、SMS機能付きSIMにすれば解消される。
(セルスタンバイ問題は、MVNOのデータ通信専用SIMのみで起こる現象。)
IIJmioのHPでの説明
セルスタンバイ問題を解決して、バッテリーの消費が抑えられる。
SMS機能がないと「電波がちゃんときていない」と認識されて、ひたすら電波サーチを続けて、余計なバッテリーを消費してしまうことがあります。SMS機能を付加すれば音声回線が認識され、無駄なバッテリー消費がなくなることがあります。※SMS機能がなくても問題が生じない機種もあります。
簡単な記述のみ。これだと理解するには難しい。
ワイヤレスゲートHPでの説明
SMSサービスについて ※対応プランのみ利用可能
[SMSとは・・・]
SMS(ショートメッセージサービス)とは、電話番号を宛先に指定し、短いテキストメッセージを送受信できるサービスです。全角最大70文字(半角英数字のみの場合は160文字)までの文字メッセージを送受信できます。また、ご利用の端末機種により生じております、アンテナピクトが表示されない問題やバッテリーの消耗が早くなる問題が解消される場合がございます。
知っている人ならこれがセルスタンバイ問題についての記述だと分かるが、知らなければ、もっとも安いデータ専用SIMを選択しかねない。詳しい説明が必要だろう。これはMVNOの使命だと思う。
ワイヤレスゲートを新たに導入した理由
寝太郎さんがドコモからワイヤレスゲートに変えた記事を読んで、通信規制がなく実質無制限で通信速度も十分なようなので、サブ回線としてワイヤレスゲートSIMを導入することにした。
これまでIIJmio音声通話付きSIMミニマムスタートプラン(月額1,728円税込み)で頑張って来たが、サイトのメンテナンスを行うと、通信量が規制の対象となる「3日で366MB」を軽くオーバーして、ペナルティーで強制的に低速通信にさせられた。
それでプラン変更するか別の回線を契約するかでずっと悩んでいた。
今年の4月にバンドルクーポンが1GB増量されたが、それでは間に合わなかった。
通信量を気にせず思う存分ネットしたかった!(おっさん心の叫び)
通信制限(帯域制限)について
IIJmioの場合
決められた通信量を超えて通信すると、通信速度が大幅に遅くなってメール送受信程度しか出来なくなる。
これまでIIJmioで何度か通信制限を食らって不便な目に遭ってきた。最低でなんと50kbpsまで落ちた。
通信規制はありますか?
下記の条件に当てはまる状態で3日あたりの通信量が「366MB」を超えてしまうと、通信速度を制限する場合があります。
・クーポン残量がない
・クーポンをOFFにしている状態(最大200kbpsでの通信時)規制対象のプラン ミニマムスタートプランなど
ワイヤレスゲートの場合
サービス内容についてのよくあるご質問
Q. 速度制限(帯域制限)をしていますか?
お客様間の公平性を確保するため、以下が確認できた場合には250Kbps以下に速度を制限するか、使用制限をさせていただく場合があります。■動画再生やファイル交換(P2P)アプリケーション等、帯域を継続的かつ大量に占有する通信手段を用いて行われるデータ通信
■他のお客様のご利用に影響を与えるような短期間かつ大容量のダウンロード
ところが、ワイヤレスゲートでは上記の説明しかなされていない。つまり通信量は実質無制限となっている。
ネットの検索では、通信制限されたという情報が出てこなかったので、いくら通信しても大丈夫だと思われる。
ワイヤレスゲートのSIMカード
ドコモ系MVNOだからなのか、ドコモのSIMカードが入っている。
スマホ(Xperia Z Ultra C6833)のSIMスロットに合うようにマイクロSIMにした。
ドコモ データ通信カード(L-02C)に挿して通信テストする
マイクロSIMから標準SIMに変換するアダプタに入れてみた。
若干SIMカードが浮き上がる。
そこでアダプタの裏側にメンディングテープを貼った。
付属していたアルミテープのようなものを貼るとSIMカードを認識しなくなったので、メンディングテープに貼り替えた。
IIJmioのSIMカードと見分けが付かなくなるので、マジックで名前を書いておいた。
ノートPCにインストール済みの「L-02C接続ソフト」を立ち上げると、「L-02Cが取り外されました。」というエラー表示がされてデータ通信カードが認識されない。
あれこれ調べていると、なんとCDドライブとして認識されているではないか。
アイコンをダブルクリックするとアイコンが消えて認識してくれるようになった。
ドコモ純正 データ通信カード(L-02C)で運用中
一時はどうなるかと思ったがどうにか無事にL-02Cでも通信出来るようになった。
以前、同じようにIIJmioの音声通話付きSIMを挿した時は問題なく自動認識してくれたのだが、スマホのプラスエリア化でパソコンを弄っているうちに設定が変わってしまったのだろうか。
今ではIIJmioのSIMでも認識してくれなくなったので、CDドライブとして認識されたアイコンをダブルクリックする必要がある。
自動認識するように設定を変更出来るはず。今度時間がある時に調べてみようと思う。
SIMカードを変えると新たにプロファイルを設定し直さないといけないので、データ通信カードはSIMカード固定による使用がメインとなるだろう。
回線スピードテスト
スマホ(Xperia Z Ultra C6833)単体による接続
ついでにIIJmio音声通話付きSIM(みおふぉん)も合わせてワイヤレスゲートSIMのスピードテストを行うことにした。
まずはスマホ(Xperia Z Ultra C6833 ルート、プラスエリア化済み)にSIMカードを挿して通信してみる。
通信結果
上から3つ目まで ワイヤレスゲート(低速回線のみ)
上から4つ目 みおふぉん(クーポンON)
上から5つ目 みおふぉん(クーポンOFF)
スマホの場合、APNの設定はいくつも保存出来るので、SIMカードを使い分ける時でも簡単だ。
スマホ(Xperia Z Ultra C6833)テザリング接続
続いてスマホテザリングによりノートPCをネット接続による回線速度のテストを行う。
テストは「BNRスピードテスト」のサイトを利用した。
ワイヤレスゲート
受信 1回目/2回目/3回目
69.33/112.69/183.22kbps
送信 1回目/2回目/3回目
385.72/333.68/330.71kbps
みおふぉん
受信 1回目/2回目/3回目
326.29/397.13/433.10kbps
送信 1回目/2回目/3回目
274.34/282.88/279.86kbps
ドコモ データ通信カード(L-02C)による接続
最後はL-02CにSIMカードを挿して通信してテストする。同じくBNRスピードテストを利用した。
ワイヤレスゲート
受信 1回目/2回目/3回目
263.83/503.82/406.18kbps
送信 1回目/2回目/3回目
404.65/408.89/412.16kbps
みおふぉん
受信 1回目/2回目/3回目
304.44/416.65/358.03kbps
送信 1回目/2回目/3回目
292.39/282.73/280.90kbps
以上のテスト結果となった。
実際にテストして分かったことは、みおふぉんの方が通信スピードは遅いが、バースト転送機能が付いているので、体感的には早く感じる。
ワイヤレスゲートは公称スピード250kbpsよりも速いスピードが出ているが、テザリング接続時に遅くなる。(原因不明)回線が不安定なのか、スピードにバラつきが感じられる。試しにWindowsの更新ファイルをダウンロードしてみたが、ワイヤレスゲートではあまりに遅すぎるため途中で中止した。
バースト転送機能について
低速回線でも始めの数秒は高速通信となるので、テキストメインのWEBページなら直ぐに読み込んで表示される。
ワイヤレスゲート なし
IIJmio あり
IIJにはあるがワイヤレスゲートにはない。ワイヤレスのサイト内を検索してみたがどこにも見当たらなかった。
以上のように通信テストの結果をまとめてみた。
スマホの他にデータ通信カードも持っているので、スマホが壊れた時でも大丈夫だが、これまでのようにSIMカード1枚の運用だとスマホを紛失した時に通信出来なくなってしまうので非常に危険だ。
サブ回線を構築していれば、普段通りに通信出来るし、スマホを紛失してもGPS機能を使って現在位置を特定出来る。
交番に届けられたとしても、見つかるまでに時間がかかってしまう。
今後のSIMの運用方法は、パソコン使用時はワイヤレスゲートSIMを挿したデータ通信カードでネット接続し、スマホは今まで通りIIJmioで行くことにする。
ワイヤレスゲートが遅ければスマホのwifiテザリングでIIJmioに切り替えることが出来る。
今回、ワイヤレスゲートを新規契約して合計2回線となったので、3日で366MBの通信規制にかかることはなくなった。
地域や時間帯によっては混んで遅くなるかもしれないが、状況によって2つのSIMを使い分ければ快適にネットライフを送ることが出来るだろう。
うしし。