ピンペグの紛失防止!~色を塗って目立つようにしてみた

こんばんは。からあげです。

 

今日は親父の月命日で坊さんが来る日だったので、図書館に避難した。物置に居るのにお経の時間に閉じこもっているのは、なんだかイケないような気がする。それに毎回坊さんと顔を合わせるのは気まずくて仕方ない。いったい何してるの?いい加減死人に構うのは馬鹿らしくなってきたこともある。

図書館から戻ると、台所に金目鯛が横たわっていて驚いた。またいつものように、何の飯の用意もしていないと思っていた。隣では鍋がグツグツと美味しそうに煮えていて、金目鯛の大きな目が私を睨んでいた。そうかそうか早く食べて欲しいか。

刺し身も付いてきてご馳走だった。一体どうしたというんだ?刺し身を食べるのは本当に久しぶりな感じがする。アメリカにいた時はマルチャンが主食でとてつもなく栄養が偏っていた。

ご馳走を食べておいて食い逃げするわけにはいかないため、あとの片付けは全てやった。物置小屋に引き上げて来た時ころには8時を過ぎていた。

 

ええとなんだっけ?確かやることがあったような。おお、そうだった。あれがあった。あれ。

 

ピンペグに色を塗って紛失防止

 

ところで、昨日記事を書いていた時に登山道具のカスタマイズのネタが浮かんだので、早速やってみることにした。こういうことは時間が経てば経つほどどうでもよくなってきて、やる気がなくなってくる。

PCTの最中、ずっと気になっていることがあった。それはピンペグは細くて目立ちにくいため、ツエルトの設営、撤収の時、どこに行ったか探すことが多かった。ああ、またか!なんて思いながら探し回っていた。

写真の一番左のペグ兼用トイレ用スコップもよく探していた。小さくはないのだが、チタンの地肌が地面に馴染みやすいため、穴を掘ってそこら辺に挿しておくと、用を足してから穴を埋める時、どこに行ったか探し回ることが多かった。

アライのジュラルミンペグだけは、見失うことはほとんどなかった。
ジュラルミンは色が薄くてキラキラと光るためよく目立つ。

ピンペグを探せ!!

ツエルトの設営時、ポールの張り綱のペグをあらかじめ打っておくのだが、小さなピンペグを打つと直ぐにどこに打ったか分からなくなる。

それならV字のジュラルミンペグを使えば良さそうなものだが、ピンペグの方がペグ効きが良いこともあって、張り綱のペグには小さなピンペグを使うことが多かった。

毎回、あれどこ行った?探し回るのが習慣になっていた。

同じピンペグでも頭がオレンジ色に塗装されたこのペグは、ほとんど見失うことはなかった。

それなら色を塗ればいいと直ぐに考え付きそうなものなのだが、お金をかけてまでわざわざ色を塗ろうとは思わなかった。アメリカはやけに物価が高くて、ペイントマーカー一本でも5$くらいはしそうな気がした。行きたいと思う時に限って1$ショップが見当たらない!

そこで今日、100均に寄ってペイントマーカーを買ってきた。アメリカに半年滞在して、日本の100均のクオリティーの高さを再確認させられた。いつも当たり前だったので、全然気が付かなかった。ペイントマーカーもホームセンターに売っているような高級品は要らない。ちょこっとだけ使いたいだけなのに、オーバースペックの高級品は要らない。

目立つピンクかオレンジ色が欲しかったが、なくて次に目立つのが黄色だった。

パソコンデスク兼、作業机にペグを並べてみた。

ようし、いっちょやったるか!

そんな気合を入れるほど大層な作業ではない。ちゃちゃっとやれば5分で終わる。

ペグの頭をペイントマーカーで塗る。塗膜が厚くなるようにたっぷりと塗った。

そこら辺の物の間に挟んでしばらく乾かしておく。

20分くらい放っておくと、表面だけは乾いてくれた。こういうのは、あまり神経質にならない方がいいだろう。いつも「神経質な方は入札ご遠慮ください」と自分でも書いているじゃないか!

遠目で見ると、凄く目立つようになった。ちょっとした手間で道具が使いやすくなった。

ところが、嬉しくなってピンペグを弄っていると、早くもペンキが剥げてきた。
嬉しくて弄り壊してしまうのは、おっさんのいつものことだ。

硬いチタンの上にペイントマーカーで塗っても、直ぐに剥げてくるだろう。これは想定内の出来事。
おっさんはとりあえず何でも自分でやってみないと気が済まない質。始めペイントマーカーではなく、ビニールテープでも巻こうかと思ったが、直ぐに剥がれてきて落としてしまいそうなのはやる前から分かるため止めておいた。

うむ~ペイントマーカーより粘度が高くて被膜が強いものはないか?

 

とりあえずこれでも短期間なら持ちそうだから、しばらく様子をみるとしよう。またそのうちいいアイデアが閃くことだろう。ペグのことを片時も忘れることなく考え続けていれば、そう遠くない将来閃くはずだ。これまで私はそうしてきた。

いいアイデアを思いついたらそのうち記事にしよう。

 

今日はお腹がパンパンになって幸せな気分だ。心地よい眠りに就くとしようか。

 

おわり

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