こんばんは。からあげです。
先ほど晩御飯を済ませてゆっくりしていたところ。
もう少しゆっくりすると寝てしまいそうなので早速ブログ更新する。
昨晩のねぐらは圏外でしかもラジオの電波の入りも悪く天気予報の情報を入手出来なかったので朝起きると空を見る。
空一面の曇だが多少は晴れ間が覗くような感じがしたので、予定どおり札幌近郊の空沼岳に登ることにした。
空沼岳(1251m)登山 2015.6.15 そらぬまだけ
登山コース
登山口~万計山荘~空沼岳~万計山荘~登山口
スマホのナビは圏外で使えないので、ツーリングマップルと登山地図を頼りに道を行くとなんと砕石場に着いてしまった。
実写版戦隊ヒーロー物の戦闘場面で使用されそうな雰囲気を醸し出している。
車を下りて辺りを見ると空沼と示す看板があったので矢印の通りに進む。
凸凹道や水たまりを越えて登山口に辿り着いた。
ジムニーを端に寄せて準備を行う。
身支度が済んだので元気よく出発する。
始めは林道歩きだが、道が途中で無くなっていた。
大雨で流されてしまったようだ。
さすがにこれではバイクでも通過は困難。
以前は先まで車で行けたらしい。
登山小屋の中のノートに必要事項を書いて先に進むといきなり渡渉となる。
滑って靴を濡らさないように慎重に歩く。
樹齢およそ250年のエゾマツ
白い看板にはクイズが書かれていた。
登山道脇の草木の花が登山者の目を楽しませてくれる。
万計沼(ばんけいぬま)までは万計沢に沿って登山道が付けられていて何度か渡渉を行う。
巨大なほうれん草が生えているように見える。
どうやら水芭蕉のようだ。
万計沼手前の青沼。
こじんまりとした沼。
万頃沢を遡っていると前方が開けてきた。
万計沼(ばんけいぬま)
大きな沼が現れた。付近は静まり返っていて私の熊ベルの音しか聞こえない。
付近にクマがいないか周囲をチェックする。
万計山荘
沼の畔にある万計山荘
無人の山小屋で宿泊料は無料となっている。
登山道の至るところで泥濘んでいる。
靴とズボンを汚さないように歩くが無駄な足掻きとなる。
真簾沼(ますみぬま)
万計沼よりも大きな沼
地図で見ると万計沼の軽く4倍以上はあるだろうか。
水は透明で綺麗だ。
ピンク色のツツジ
万計沼より先は登山道のところどころにまだ雪が残っている。
ガスのため視界はないが、変化に富んだコースでしかも花があちこちに咲いていたので飽きることはなかった。
傾斜はそんなにキツくはないのでかなりの余力を残して山頂にたどり着くことが出来た。
札幌岳方面
晴れていれば見える筈なのだが。。。
万計沼方面もガスのため全く見えず。
黙々と玄米ご飯を食べているとエゾリスが現れた!
しばらくは遠巻きに見ていたが、次第に近づいてきた。
登山靴の先までやって来た。これは相当人間に慣れているぞ!
玄米が欲しそうだ。だが野生の動物には食べ物はあげない。
ちょこまか動くのでなかなかカメラで捉えきれない。
いつまで経っても餌をあげないのでそのうち藪の中に去って行った。
リスが立ち去ったあとで黄色い花が目についた。
何だか分からないが綺麗な花だ。
こちらはハイマツ
よく見ると何だか赤い。
ひょっとしてこれは花なのだろうか。
たんぽぽの綿毛のような感じ
帰り道再び山小屋で休憩する。
20Lザックの横に付けたナタは背負いながらでも外せることが出来るようになった。
ザックを背負った状態で3秒で鞘を抜けるようにしたい。
下山すると登山靴が泥まみれとなったので、川に下りて靴を洗う。
しっかり乾燥させたらワセリンを塗るとしよう。
本日ジムニーの走行距離がついに50000kmとなった。
購入から約3年11ヶ月でここまできたか。
北海道はちょっと走るだけでも数十キロとなってしまう。どこまで行くのだろうか。
本日買い出しを実施。
おやつ多めに野菜少々となった。
今、24hトイレのある駐車場にいるのだが、先程から兄ちゃん姉ちゃんの乗った車が数台やって来て近くで話し始めた。一体いつまでいるのだろうか。
車中泊にとって良い場所は良いたまり場ともなってしまう。
これは仕方ない。耳栓をしてさっさと寝るとしようか。
追記
本日の車中泊場所
豊滝除雪ステーション
国道240号線沿いにある除雪ステーション。
24hトイレ使用可能
夜間は照明が点灯し防犯上も多少安全か。
平日だったので出入りする車は少なかったが、夜遅くに若者たちがやって来てしばらく騒いでいた。
車中泊に最適な場所は屯するにも最適な場所なので耳栓はあったほうが良い。
休憩所も24時間使用可能。
バイクや自転車でのツーリングで体が冷えた場合は、立ち寄ってしばらく休むのも良い。
広い駐車場の一番奥に車を停めた。
邪魔が入らなければ本当に良い場所だ。
走行距離 38.0km
ねぐら 豊滝除雪センター
おわり
コメント
こんにちは初めまして。札幌市民です、先日初めて空沼岳を登りました。道民として初めて樋熊遭遇という脅威を感じながらの登山、自分なりに一番重要視したのは武器w。
鉈をすぐ取り出せるようにベルトに装着して歩きました。ここまで危機感を持った理由は沢沿いの道で沢へ落ちていくようなスピードでする笹の音を聞いてしまったのです、鹿か?いや明らかに・・・・。熊対策で鉈を携行している点に共感しました。
北海道の人は熊鈴も付けない人がいたので、ヒグマには慣れっこだと思っていました。
ナタは重たいですが、あると勇気が湧いてきますね。
私の場合は、すぐ抜けるところのザックの横に取り付けていました。