こんにちは。からあげです。
ここ最近になって北海道も暑くなってきた。
昨日は雨で日差しは無かったが、体にまとわり付くような生暖かい空気が漂っていた。
車の中でじっとしているだけなのに、じわっと汗がにじみ出る。
無料温泉に寄って汗を流してさっぱりとする。
2日間、車中泊でお世話になったのは旭川の東の外れにある旭川21世紀の森だ。
至れり尽くせりの豪華設備が整ったキャンプ場なのにバンガローなどを除いてほとんど無料となっている。
着いてびっくり。自分の目を疑った。
こんなキャンプ場があっていいのだろうかと思った。
(旭川市民の税金は高くはないのだろうか。)
キャンピングカー専用スペースに車を停めて堂々と車中泊を行い、さらに温泉に浸かって汗を流す。
ここは本当に凄いので近所に行った際は是非寄って欲しい。
詳しくはそのうちHPの方にアップする。
タルハウス
醤油樽を使ったかわいい家
一泊一人520円
トイレと水は外、中に照明、AC電源あり。
泊まっている人が居たので覗かせて貰った。
一人なら十分なスペースだった。
ただ開閉出来る窓はなく、出入り口ドアと換気扇しかないので日中は暑くならないか気になるところ。
旭川献血ルームへ
キャンプ場を後にすると旭川の献血ルームにやって来た。
ちょうど前回から2週間が経った。
飲み物はあさひかわのおいしい水を頂いた。
今回はさすがに観光ですかとは言われなかった。
今日の粗品は豪華でUSB扇風機、温泉たまご製造機のどちらか選ぶことが出来た。
USB扇風機はタイムリーな気がしたが、使っているものは完全に壊れているわけではない。
見た感じ100均の300円(税別)扇風機と大して変わらないような作りだった。
これに変えてもまた直ぐに調子が悪くなってゴミとなりそうなので躊躇した。
卵をセットしお湯を注いでしばらく待つと温泉たまごが出来上がる。
保温ポットのような構造だ。
車中泊の旅では出来るだけゴミになるようなものは手元に置きたくはない。
結局いつものように粗品とアイスクリームは辞退した。
個人的に献血ルームの粗品は形の残らないようなものにして欲しい。
肩もみ5分とか健康相談とかあったら嬉しい。
これなら喜んで受け取りたい。
ジムニー(JB23W)の経済運転
スズキジムニー(JB23W)-XG
年式 平成23年(8型)
走行距離 51,100km
原動機型式 K6A 直列3気筒インタークーラーターボ
最高出力 64PS/6500rpm
最大トルク 10.5kgm/3500rpm
トランスミッション 5速マニュアル
車両重量 980kg
山小屋にいる時は、食料品の買い出しや図書館に行くため大体毎日車に乗る。
田舎なので車なしの生活は厳しい。
車を手放すと車中泊で気軽にあちこち出掛けることが出来なくなって結果的に高くつく。
私の場合は、移動手段としても使うが、モバイルハウスとしての役割も大きい。
自動車の維持費を低く抑えるために、軽自動車のジムニーを選択した。
車は税金、ガソリン代、任意保険代、車検整備費用などの維持費がかかる。
この中で自分の努力で削減出来るのは、ガソリン代と整備費用だ。
出来るだけ車に乗らずに、出来ることは自分で整備する。これしかない。
ハイブリッドカーが当たり前の時代となってジムニーは燃費の悪い部類となってしまった。
タイヤが高くて燃費の悪いの2点以外は非常に気に入っているジムニーだ。
これから普段ジムニーの燃費向上のために行っていることを順に説明してゆくことにしよう。
5速、回転数2500rpmに固定
郊外を走る時は、5速、エンジン回転数を2500rpm固定でスピードは60kmとする。
町中を走る時は、40km~50km、なるべく信号に捕まらないように信号の周期を考えて車を走らせる。
車両感応式の信号の場合は周期を読めないので超能力が必要だ。
ボディーの形状が四角で空気抵抗が大きい。
スピードを出せば出すほど、空気抵抗が増えて燃費が悪化する。
30km/hオーバーで捕まると罰金と免停以上のペナルティーを食らってしまう。
それにスピードを出すと単に危ないこともある。
ジムニーはスピードを出して走る車ではない。
走り始めはスロー
信号が青になって発進する際は、出だしゆっくりで2速まで緩やかに加速、3速から4速で巡航スピード手前まで軽やかに加速、最後に5速でゆっくりと巡航スピードに合わせる。
その後は出来るだけエンジンの回転数を維持して一定スピードで走る。
変速操作は優しくゆっくり行い、アクセル操作は繊細かつ慎重に。
タイヤはオンロード向け、空気圧高め
タイヤは純正のままのブリジストン DUELER H/T
転がり抵抗が少なく長持ちするオンロード向けのタイヤ
間違ってもオフ用のブロックタイヤなどを履いてはいけない。
高いし直ぐに減るし抵抗が大きく燃費が悪化する。
元々ジムニーはオフの走破性が高いのでオフ用タイヤはいらない。
急ハンドル急ブレーキ急加速は行わない。
タイヤが磨り減るし危険なだけ。
ジムニーのタイヤは高価なので、出来るだけ無駄にすり減らさないように優しく運転したい。
夏用タイヤは始めの頃は好き好んで未舗装の林道を走っていたので、タイヤサイドが結構傷んでしまっている。
冬用タイヤはゴムが柔らかくて傷みやすいので、未舗装路は殆ど走っていない。だからスタッドレスタイヤのサイドは痛みなし。
タイヤの空気圧は規定値より少し高めに入れて、転がり抵抗を少なくなるようにする。
あまり入れ過ぎると中央部分が片減りしてしまうので注意する。
あとは5000キロ走行ごとにスペアタイヤを含めて5本できっちりローテーションをしてタイヤの消耗を抑える。
スペアタイヤの時にタイヤを休ませることが出来る。
ブレーキはなるべく踏まない
ブレーキはガツンと踏まない。
止まる時はまずエンジンブレーキで速度を落としてからジワジワとブレーキを踏む。
ブレーキをかけるとタイヤ、ブレーキバッド、ブレーキシューがすり減るし、せっかくのエネルギーが無駄になる。
周囲の車の動きと信号を読む。ゲームだと思って楽しむといい。
下り坂はブレーキをなるべく踏まずにライン取りを考える。(ただしスピード注意)
車間をとって周囲をよく見てのんびり走っていれば急ブレーキなどする機会は全くない。
エアコンは使わない
エアコンは普段使わない。漢は黙って窓全開にする。
走行中に洗濯物を乾燥させる場合は、温度調節ダイヤルを温風側にしてファンだけ回す。
エアコンのスイッチは、試運転を兼ねてエンジンブレーキ代わりに長い下り坂を下るときのみ入れる。
VIPなお客さんを乗せる時は例外的にエアコンを使用する。
運転しながらエアコンのパネルを見ないでも、ボタンやダイヤル操作を行えるようになっておくといい。
その他
ひどい雪道以外では4駆に入れることはない。
交通量が少なく積雪のある道路で、必要最低限でたまに4WD-Hに入れるのみ。
4WD-Lに入れることは殆どない。
四駆で走ると燃費が大幅に悪化する。
これまでジムニーの燃費はだいたい16km~18km/Lくらい。
以前、20km/Lに迫る数値を叩き出したこともある。
スタッドレスに換装すると2~3km程度燃費が悪化する。
町中の近距離運転の場合は、不要な荷物を下ろして走るほうが燃費が向上するが、遠出して田舎道を走る場合はある程度の荷物を積んだほうが燃費が良くなる。
ストップアンドゴーが多い町中は軽量化、一定スピードで走れる田舎道は、適度に荷物を積載する。
北海道出発前にソーラーパネルを付けて重量と空気抵抗が増えたが、今のところ目に見えて燃費が悪化していることはない。気持ち落ちた感じがする程度だ。
車の運転は、安全以外にもいろいろ気を遣うので大して楽しくない。
仕事のように淡々と車を操作しているだけ。
若い頃は無駄にスピードを出したり急加速急減速して喜んでいた。
免停や罰金のペナルティーを食らってからは学習し無駄なことはしなくなった。
脱サラを意識するようになってからは常に経済運転を心がけるようになった。
ハンドルを握る時はいつでもクールになるように務めた。
煽られても幅寄せされても無視するかやり過ごす。
今では時間に追われることがなくなったので、マイペースでのんびりと運転している。
常に制限速度を遵守しているわけではないが、仮に捕まったとしても大したことにならないスピードで走っている。
それが安全のためにもなると分かった。
急加速急減速急ハンドルで他車の間を縫ってちょこまか車を走らせても多少早く目的地に着くだけだ。
危険で目障り。
危険性が飛躍的に上昇し、車の各部とガソリンの消耗が激しくなる。何もいいことはない。
安全運転が経済運転となる。
今後ともマイペースで運転してゆこうと思う。
参考リンク
軽自動車の維持費(平成26年分)
走行距離 36.9km
ねぐら 道の駅「あさひかわ」
おわり
コメント
北海道ならそんなユルい運転はゆるされますが、都心では後方の車の為に急発進が必要です。
後ろのことなど知りません。
事故を起こさないのが一番です。
不要な荷物を下ろすのも燃費には良い気がします。
以前、使ってないチェーンを下ろしたら、多少燃費が向上した記憶があります。
信号がない田舎道の場合は荷物を積んでいる方が燃費がアップしました。
自分でもびっくりしました。
昨年末購入のJA22W (当時16万km,現在17万km)です。主に買い物とちか場のドライブとで平均17~18km/l(距離補正済み、Max.21km/l ) です。何と云っても好燃費は運転マナー次第で、都内でも主要国道でも地方道でも、Karaageさんとほぼ 同じ運転態度で周囲にはほぼ迷惑はかかりません。たまには仕方なく流れに乗る事は有りますが。また、経費低減には、なるべくメンテはしない事です。これが運転歴50数年の結論。
一番の迷惑は事故を起こすことですからね。
メンテをしないと後が怖いので、出来る範囲で自分でやっています。