おはようございます。からあげです。
昨日、函岳(はこだけ)ではガスのため視界不良。
食事を済ますと山を下りることにした。
山頂付近の視界は50mほど
早朝なのでまだ山に上がって来る車やバイクはない。
いつもの様にデイライトとしてフォグランプを点灯して走行する。
やっと本来の役割を果たしてくれる。
イエロー光の視認性は抜群。
ノーマルバルブと比べると視認性が大幅にアップする。
ただし、高価なのが玉にキズだ。
出来ればフォグランプのレンズカバーをイエローにしたいところ。
林道をオホーツク海に面した音標方面に下りてゆく。
高度を下げるに従い視界が良くなってきた。
下界はまずまずの天気となっている。
野生動物に注意しながら林間のダートを快走する。
山を下りると海岸線の国道238号線を走る。
単調な海岸線沿いの道を進むと道の駅がある。
一つ目のおうむは通過し2つ目のおこっぺに寄ってみることにした。
ツーリングマップルに無料宿泊所ありの記載があって気になった。
道の駅おこっぺ 無料宿泊所
第1駐車場から広い芝生の公園の方に歩いてゆくと大きな2輌編成の電車が目に飛び込んできた。どうやらこれが噂の無料宿泊所のようだ。
さっそく中に入ってチェックする。
一両目の無料休憩所 SALOON 語らいの舎
利用時間 午前9時から午後6時まで(宿泊は不可)
昔懐かしい対面式のシートと丸テーブルに椅子が設置されている。
綺麗な車内で会話も弾みそうだ。
二両目の無料宿泊所 HOSTEL 出あいの宿
利用時間 午後4時から翌朝10時まで
宿泊する際は道の駅の建物で受付を済ませる。
無料休憩所、宿泊所ともに車内での火気使用は禁止となっている。
ゴミは利用者自ら持ち帰る。
開放感と清潔感溢れる宿泊所。
シートを全て撤去し、10畳ほどの畳スペースあり。
1人1畳として10人が宿泊できる。
車内照明は点灯するが、扇風機は動かない。
夏場は暑いので窓を開けて過ごすことになる。
網戸はないが蚊はさほど活動的ではないので虫除けスプレーがあれば対応できる。
宿泊所の車輌にはなんと洗面所とトイレがある。
改装されたトイレ
明るく綺麗なトイレで気持よく用を足せる。
宿泊所すぐ近くにある水場
飲用可でここでポリタンク一杯に水を汲ませて貰った。
この宿泊所を見ると旅人歓迎な町の雰囲気が伝わってきたので、今日は道の駅おこっぺで泊まることにした。
車中泊する場合は、出入りが少なく水場に近い第2駐車場の方が良い。
それにしても暑かった。
日差しはそれほど強くはないが、湿度が高く蒸し暑い。
南の台風から湿った空気が北海道にも流れ込んできているようだ。
車内では暑くて過ごせないので車の陰で休む。
裏手の方の第2駐車場の方は利用者もほとんどいないので、昼間からホームレススタイルで寛いでも商売の邪魔になることはない。
第1駐車場
夕方になって涼しくなったので買い出しに出掛けることにした。
そろそろ道の駅で泊まる車やバイクが集まりだしてきた。
興部町立図書館
町を歩いていると図書館の看板があったので寄ってみることにした。
なんとも立派な図書館だった。
さすがに冷房は入っていないが、じっとしていればコンクリのひんやり感が伝わってきて十分涼しい。
館内の一角で「昭和タイムトリップ展」が開催されていた。
なんとも懐かしの風景だ。
くまさんのかき氷器
実家にあったのはペンギンのやつだった。
冷蔵庫が調子悪くて凍るのに時間が掛かって一日1回くらいしかかき氷を食べることが出来なかった。
シロップが無くなってしまった時は、貰い物のカルピスの原液をかけて食べた記憶がある。
懐かしの足踏みミシン
テカテカに光った天板と渋く黒光りする重量感溢れる鉄製ミシンだ。
現代のプラスチックの塊のような小型高性能ミシンにはない温もりを感じる。
図書館は広くて本が充実していた。
漫画コーナーもあって「食いしん坊」を2冊読んだ。
あまり長居をすると暗くなってくるので、買い出しに出掛けることにした。
日曜の夕方の興部の町
興部とかいて「おこっぺ」と読む。
なんとも可愛らしい名前だ。
特にこれといった観光名所はないので、ほとんどの人が素通りしてしまう。
夜になると町中にも静けさが訪れる。
空いていれば宿泊所に泊まろうと密かに思っていたが、続々とやって来たライダーで中は満員となってしまった。
次回寄った時に泊まることにしようか。
今日も暑くなりそうだ。
昨日と同様に雲があって日差しは弱いが蒸し暑い。
このままおこっぺで連泊もいいが、月曜日は図書館が休み。
仕方ない。先へ進むとしようか。
昨日走行距離 95.7km
昨日ねぐら 道の駅おこっぺ
おわり
コメント
いや〜
何年ぶりだろう。
おこっぺ!
最初こうべだと思った。
北海道の地名は読み方が分からない難しい名前が多いですね。