こんばんは。からあげです。
今日は中標津からJR美留和駅まで続くロングトレイル、北根室ランチウェイを歩くことにした。
この前、西別岳を登ったとき、ランチウェイを歩いている人に教えて貰った。
牛に追いかけられてスリリングだったと、とても楽しそうに話して聞かせるので、非常に惹かれたのだ。
ランチとは昼食のLUNCHではなく、大牧場のRANCHで、大規模酪農地帯、根釧平野を貫く道をイメージして名付けられた。
下記リンク先で案内とルートマップをダウンロード可能(PDFファイル)。
私はコンビニのマルチプリンターでA3モノクロ印刷したものを携帯した。
参考リンク 北根室ランチウェイ(公式サイト)
北根室ランチウエイ 一日目 ~中標津BTからレストラン牧舎(2015.8.27)
歩行ルート(距離24.6km)
中標津BT~中標津空港~開陽台~佐伯牧場内レストラン牧舎(泊)
注意、ルート図は、正確さに欠ける。
0625 中標津BT 発
スタートは中標津のバスターミナルとなる。
建物の図書館側の影にスタートの道標がある。
ここで記念撮影を密かに済ませてスタートする。
スタート地点の道標
周囲の景色に溶け込んでいて、意外に見つけにくい。
中標津の市街地を抜けてキャンプ場付近でいきなり道を間違えて、そのままアスファルトの道を歩いてしまう。
途中で間違いに気づいたが、戻って道標を探すのが面倒だった。
間違えたのは仕方ない。舗装路を歩いて空港を目指す。
0730 中標津空港
舗装路を歩いて空港までやって来た。
なんだか随分と遠回りしたような気がする。
今日は少し雲が多め。
歩くには涼しくて調度良い。
空港前でようやく道標を発見した。
これでコースに復帰出来る。ほっと胸を撫で下ろす。
道標を辿って牧場の近くまでやって来た。
この先の牧場内を抜けてゆく。
牧場の入口にある小屋。遠目で見るとなんだろうと気になった。
これはトイレではない。
中に消毒用の石灰がある。
靴底にたっぷりとすりつける。
備え付けのノートがあるので、必要事項とメッセージを書く。
牧場を抜けると開陽台に向かって未舗装の長い直線道路を歩く。
どこまでも続く一本道。これが結構堪えた。
何度か道路脇に銀マットを敷いて腰を下ろした。
牧場の向こうに見える標津岳
1110 開陽台
坂道を登ってようやくやってきた開陽台。
見晴らしのいい小高い丘で地平線を見ることができる。
入口でザックを下ろし展望台に上がる。
展望台からの景色。地平線が霞んで見える。
地平線まで見える広大な景色に見とれてしまう。
賑やかな展望台をあとにすると、静かな牧場に下りてゆく。
舗装路から離れると、一気に静かになり、リラックス出来るようになった。
飛び石の橋
ランチウエイ参加者が靴を濡らさないように大きな石を置いてくれている。
開放感あふれる牧場内を行く。
広大な牧場がどこまでも広がっている。
忘れ去られた牧草ロール
牧草ロールの秘密がついに明かされた!
牧場内では牛を刺激しないように静かに歩く。
そっと歩いていると牛が興味を示す。
大丈夫。牛は電気柵の向こうだ。
マンパス
家畜を通さず人間だけが通れるゲート。
幾つかのバリエーションがある。
マンパスを抜けるのもランチェイの楽しみの一つだ。
牧草ロールをラッピング中
くるくると黒いビニールを巻きつけてゆく。
これは危険なマンパスだ。
ズボンをひっかけないように慎重に跨ぐ。
ここを越えると牛の近くを歩かねばならなくて緊張した。
食われはしないが、タックルされたら病院送りだ。
音が出ないように熊鈴を握り締めて忍び足で歩く。
所々、ランニング禁止区間がある。標識の指示にしたがうこと。
これよりランニングOKだ。
さあ、どこまでも走ってゆきなさい!気が済むまで。
牧草地周辺にある防風林
こういう景色が見られるのも北海道ならでは。
1510 佐伯牧場
ようやく本日のゴール地点の佐伯農場までやって来た。
たくさんの牛に迎えられる。
牛たちは非常にのびのびとゴロゴロしたり草を食んでいる。
今日の泊まりは農場内にあるトレーラーハウスとなった。
男なら誰もが憧れるトレーラーハウスだ。
小屋ぐらしのヒントを得ようと念入りにチェックする。
中は六畳ほど、基本の三坪ハウスだ。
1人で貸切りとなる。
入り口の上にロフトあり。
縄梯子なので昇り降りが結構辛い。
牧草ロールを運ぶトレーラーの上に小屋を作った正真正銘のトレーラーハウスだ。
これは牧場の大将の手作り。
公道はだめだが、牧場内ならどこでも移動可能。
こちらは牧舎を改装した宿泊施設。
これも大将の手作り。他にもギャラリーやオブジェなどがあって無料で見学出来る。
佐伯牧場 レストラン牧舎の宿泊は素泊まりで2000円、レストランが営業中であれば食事もとることができる。
宿泊料はコース整備に充てられる協力金で支払いは任意。
牧場内を歩ける機会はそう滅多にない。安いものだ。
大きな倉庫がギャラリーとなっている。
いろいろな作品が展示されている。
荒川版画美術館
大きなサイロを利用した美術館。たくさんの版画が展示されている。
スラックラインがあったので遊んでみた。
バランス感覚が鍛えられる遊びだ。
乗っているのがやっとだった。
気が付くと随分と時間が経っていた。
佐伯牧場レストラン牧舎
〒088-2686 北海道標津郡中標津町字俣落2000-2
TEL 0153-73-7151
営業期間 4月下旬-11月上旬 AM10時-PM5時
宿泊施設 牧舎を改装したもので、水洗トイレとキッチンあり。
素泊まり2,000円
自炊またはレストランで食事が出来る。
トレーラーハウスあり。
その他 ギャラリー、美術館あり(見学無料)
参考リンク 佐伯農場HP
朝は搾りたての牛乳を頂けるそうなので楽しみ。
今日は25キロ程歩いただけだが、結構疲れた。
初めのアスファルト道と開陽台へのカチカチに踏み固まった砂利道が堪えた。
さてこれからご飯を作るとしようか。
電気が来ているのでネットし放題だ。
今日はこれでおしまい。
今日のねぐら 佐伯農場レストラン牧舎
おわり
コメント
こんばんは。
開陽台の地平線、
ありがとうございました。
最初にリクエストすると、
隊長の行く先が制限されて、
いかんと思い、
カキコしませんでした。
私も一度は行ってみたいです。
地球が丸いと実感出来ました。
はじめまして♪
兵庫県からです。
普段は近場の山歩きを楽しんでいます。
トレッキングに興味があり、いつかはニュージーランドのミルフォードトラック!と思っていましたが、先日NHKで中標津からのロングトレイルを知りました。
今年は無理ですが、来年は挑戦してみたいです。
情報収集していて、こちらにたどり着きました。
参考にさせていただきますね。
これから日本もロングトレイルが盛り上がりを見せるような気がします。
こんばんは
広々とした景色素晴らしいですね、我が家周辺もちょっと山を降りると広大な畑や牧草地がありますが、地平線とはいきません素晴らしい!
昨日のエントリーにありました学校の話まったく同感です。
学校の教員は公務員で学校は教員の為にあるようです。イジメ放置、変態ロリコン教師、食べて応援給食どれを取っても学校は子供達を守るところではありません。子供の等質化ばかりやって口では個性を育てるとか…まったく矛盾してます。子供を学校へ行かせない方がずっと良いです。義務教育とは国の教育を提供する義務で、子供や親の義務ではありません。しかし若い親たちは大抵共稼で子供に時間を割く余裕がありません。
つくづく哀しいです。
本当に学校はろくな所ではありません。