こんにちは。からあげです。
今いるのは、国道152号線沿いの町、上村の東側に位置する御池山(おいけやま)林道。
中腹にある集落、下栗から御池山を通ってしらびそ峠へと抜ける林道だ。
現在、冬期の通行止め期間中で、明日4月19日午後2時に解除される予定。
林道がゲートで封鎖されているので、昨日から山間の里、下栗(しもぐり)付近にいる。
今日は朝から、下栗側のゲートから開通前の林道を歩いて御池山に登ってきたところだ。
途中、隕石衝突で出来たクレーターがある付近を通ったのだが、なんとなくあそこかなあと分かる程度だった。
それでは前置きはこれくらいにして早速ウォーキングの様子をアップしよう。
御池山(おいけやま)林道歩き(2013.4.18)ゲート開放前
歩行ルート・タイム
0805 下栗側ゲート発~1025 御池山~1040 御池~1255 下栗側ゲート
歩行距離 19.5km 歩行時間 約4時間30分
ゲートは冬期閉鎖中
左手の広場に車を置いてゲート脇を抜けて歩いてゆく。
聖岳方面
昨日に比べて天気がよくて南アルプス方面を望むことが出来る。
巨大な岩(隕石ではない。)
御池山近くには隕石で出来た巨大なクレーターがある。
この岩には地層の一部が残っており、強い衝撃を受けた証拠が認められる。
御池山クレーター(おいけやまクレーター)は、隕石衝突による痕跡が日本で初めて確認された最初のクレーターである。
長野県飯田市(旧上村)内、南アルプス南部の御池山(1905メートル)付近の北緯35度24分46.10秒東経138度0分39.44秒に位置する。このクレーターは直径約900メートルで、現在残っているのは全体の4割ほどである。 以前からこの地形の中を遊歩道が通っており、実際にクレーター内を散策でき、展望台からも一望できる。
地勢に詳しいごく一部のハイカーは独特の地形から隕石クレーターではないかとの疑問をもっていた。その疑問をもとに岩石サンプルを採り岡山理科大学に鑑定依頼した小学校教頭(当時)により、このクレーターは数万年前に直径40 – 50メートルほどの天体が衝突した痕跡であることが確認された。
こちらがクレーターのある方向。
何となくそんな気がしないでもない。
御池山ハイキングコース入り口
林道脇の広い駐車場の奥に登り口がある。
ここで一息つく。
コースの日陰の部分には多少の残雪があるのみ。
日当たりの良い道を歩くと気持ち良い。
御池山山頂(1,905m)
御池山山頂からの眺め
ここは南アルプス南部の良い展望台だ。
今度天気がもっと良い時に来てみよう。
御池(おいけ)
帰りに遠回りして御池に寄ってみた。
辺りは静寂に包まれている。
開通前にゲート前から歩いてやって来るような物好きはいない。
昔より夏のひでりが続く時、お水迎え(雨乞いの行事)が行われていました。
竹筒に御池の水を汲み、帰る途中でその水をこぼすと、ナギ(崩壊地)ができるとも、雨が降って大荒れになるとも云われています。立て看板より
雪は林道脇の日陰部分に僅かに残るのみ。
ゲート開放前日とあってか、路面の掃除をする作業車を何台か見た。
下山後、買い出しに麓の町まで下りようか迷ったが、ガソリンが勿体無いのと天気が良くゆっくりしたいので、見晴らしが良い空きスペースで寛いでいるところ。
この付近の下栗という集落は山の斜面に這いつくばるようにあってまさに天空の里という感じ。
外敵から身を守るためなのか落ち武者が開拓した集落なのか、よくもこんな場所に築いたものだ。
この集落の中を細い道路が縫うように走りヘアピンカーブ連続する区間となっているので、バイクや自転車なら楽しい。
明日の規制解除までゆっくりして、しらびそ高原方面へ抜ける予定だ。
高原ロッジ下栗
大きな駐車場には綺麗なトイレがあった。
人気があって落ち着かないので、ゲート横の広場で車中泊した。
高原ロッジから少し奥に行ったところに、下栗の里ビューポイントへの道がある。
駐車場に車を停めて歩いていった。
見晴らしを良くするために伐採された斜面に単管パイプで櫓が組まれていた。
下栗の里
ここからの景色はなかなかのものだ。
ちょっとしたウォーキングで良い景色を楽しむことが出来る。
下栗の里はなかなか良かったな。
よし、次行くぞ!!
おわり
コメント
こういった生活にあこがれている一人です。
参考までに、貯蓄どのくらいまで貯めました?
>美茶さん
おはようございます。初めまして。
すみません。それはお答え出来ません。
機密事項です。
設備の揃ったキャンピングカーを買って、何年、生活したら、トータルコストが割りにあるのだろう。
仕事に忙殺されている頃、そんな事考えたことある。
家族持ちだったので、もちろん、夢というより妄想だったが・・・。
今は、どう考えても、コストで割にあうほど、長く乗れない。(歳なので)
やるなら、30歳からなのかなあ。