こんにちは。からあげです。
今日どうしても上高地乗鞍(かみこうちのりくら)スーパー林道を通りたいという欲望を抑えることが出来ずに仕方なしに行ってみることにした。
今回は廃道となっている白骨(しらほね)温泉から中の湯(なかのゆ)温泉付近までの区間を歩いた。
途中2箇所道路が切れていて、さらに残雪もあったので、徒歩でどうにか通り抜けることが出来た。
林道を抜けてからは中の湯まで下り、国道158号線を歩いて白骨温泉まで戻った。
中の湯に一番近いトンネルには歩道がないので、徒歩での通過は注意が必要。
なお、乗鞍エコーラインから奈川(ながわ)までの区間は、現在土砂崩れ復旧工事のため、一の瀬園地(いちのせえんち)過ぎで通行止めである。
白樺(しらかば)峠に行きたい場合は、奈川方面から回ってくる必要がある。
林道調査日(2013.5.19)
歩行ルート
白骨温泉ゲート前~スーパー林道~国道158号線~県道300号線~白骨温泉ゲート前
歩行時間 約6時間
白骨温泉街入口
早朝のため人気はなし。
旧料金所前
縦列駐車の車がズラッと並ぶ。
ホテル従業員の駐車場として利用されている。
0705 林道入口のゲート前
山菜採りらしい人の車がある。
ここに車を停めて歩いて出発する。
荷物を運ぶモノレールの運搬車
上の方で工事をやっているようだ。
しばらくゆくと道が荒れだした。
至るところで土砂崩れが起きている。
堆積した落ち葉。
クッションになって歩きやすい。
落ち葉の分厚さが廃道になって長いことを物語っている。
寸断される林道
自然の脅威をまざまざと見せつけられる。
安全なところを選んで突破する。
もはやオフロードバイクでは通りぬけ不可能だ。
おや、向こうに何か見える。
一体なんだろう。
0825 小屋
作業員の休憩所や倉庫として使われていた形跡のある小屋。
非常時には避難出来そう。
取り敢えず、雨風からは逃れることが出来る。
路面が土砂で埋め尽くされている。
埋まった道路標識が顔を出している。
障子川瀬沢付近の景色
しょうじかわせざわと読むのか。
橋に表示されていた。
極太の倒木が現れた。
下をくぐり抜けて先に進む。
残雪で埋め尽くされる橋。
端の方を歩いて渡った。
落石注意
至る所に落石有り。
頭上にも注意を怠らない。
山の切れ間から穂高岳方面が見えた。
中の湯までもう少しだ。
最後の難関、大規模な崩落地。
コツコツと流水が侵食していったのか。
いや、一気に崩れたのだろう。
ここは本当に危険。
落石に注意しつつ、斜面に取り付けられたロープを使ってクリアした。
0955 中の湯側のゲート
やっと歩ききったところ。
林道を歩いて戻る気にはなれないので、車道を歩いて帰ることにした。
1015 中の湯温泉旅館
ひとっ風呂浴びたいところだが、そのまま通過する。
1045 中の湯交差点
左手に釜トンネルの入口が見える。
一般車は進入禁止。
沢渡(さわんど)か平湯(ひらゆ)でバス・タクシーに乗り換えて上高地に入る。
1100 坂巻(さかまき)温泉
トンネルとトンネルの間の山間にあるこじんまりとした温泉宿。
日帰り入浴可。
参考リンク 坂巻温泉旅館HP
白骨温泉手前のヘアピンカーブが連続するところ。
1300 白骨温泉ゲート前
ようやくゲート前に戻ってきた。
林道より車道歩きの方が疲れた。
手前のトイレ付きの駐車場に停めておけば良かったと後から思った。
途中に出会ったのは、長い柄の鎌を持った兄ちゃん、サルの群れ、カモシカ、きつねであった。
親ザルと睨めっこして勝ったのが嬉しい。
結局今日も遊んでしまったが、明日から本気出して山林探しをやろうと思う。
おわり