こんにちは。からあげです。
ここ数日、晴れが続いていて空気が爽やかでとても過ごしやすい。
しかも先日の大雨のためか、山林はまだまだ多くの湿気を含んでいるので、適度な湿気があって肌に優しい。
森の緑は日に日に濃くなっていて、テントや小屋を強い日差しから守ってくれている。
暑くもなく寒くもない。
そして虫も今のところ少ないのでこの場所は天国のように思えてしまう。
ところで今日はいよいよ外壁の漆喰を塗ることに決めたので、いつもより早く自然と目が覚めたのを良しとして、さっさと食事を済ませて作業を始めることにした。
今回購入したものは、畑中産業株式会社 大和しっくい20キロ入り二袋だ。
ネットで検索したら安くて評価も良いのでこれに決めた。
袋から出してみると繊維状のものが混ざっている。
これが漆喰の強度を上げ、くっつき易くしているのか。
20kg袋で水量12L
施工面積 1.5mm厚で16.5㎡
初めは袋の3分の1程度混ぜてみる。
柔らかさのイメージは、作りたての濃厚なアイスクリームだ。
粘度が高いので練るのに力を使う。
いつものように一輪車の中に入れてスコップで練る。
漆喰の袋は二重構造となっていて、内側はビニールなので、湿気の心配はない。
端材で作ったお盆?とコテ
この2つだけで漆喰を塗っていく。
始めは目立たない北側を塗ってみる。
針葉樹合板にアク止めのカチオンシーラーを塗っただけ。
思ったより合板にくっついてくれる。
一時、ラス網を張ろうと思ったりもしたが、結果的にOKだった。
小屋のコーナーの合板の継ぎ目には随分と隙間があるが、漆喰を塗り込めば分からなくなる。
自然素材のパテとしても漆喰は使えそうだ。
北側を塗り終えたところ。
コテ目が目立つが、それがいい味となっている。
一番雨の影響が少ない東側を最後に塗ることにした。
だが、もう一息のところで使い切ってしまう。
これは南側の余分なデッキ上。
粘度が高くて塗りにくいので水分を多めにしたら落としまくった。
しかも塗りにくい。
漆喰は少し固いくらいの方が塗りやすいようだ。
塗り終わったところ。
地中海の見える南フランスの農家の納屋をイメージして施工した。
塗り残しの部分が間抜けに見える。
まあいいだろう。
近いうちに塗ろうと思う。
袋に書いてあったとおり、中塗りというものもしないといけないらしい。
所々下地の合板が見える。
そして若干、合板のアクが浮き出ているところもある。
シーラーはたっぷりと多めに塗っておいたが、まだ足りないらしい。
遠目で見ると純白の小屋に見える。
近くで見るとあちこち残念な部分が分かる。
今日、初めて漆喰を塗ってみたが、想像以上に疲れる作業であった。
漆喰の粘度の高さでコテを扱う腕もパンパンになった。
途中、何度もコテを持ち替えたが、利き手とは違う左手で扱うのは力が足らず、また直ぐに持ち替えることになる。
だが、右手を少しの間だけでも休ませることが出来た。
サッカーのラジオ中継を聞きながらの作業で、先制点をとった時はノリノリで作業出来たが、後半に同点、逆転されてしまうと一気に疲れが噴き出る。
最後の方は力が入らず、厚くなってしまって足らなくなり、塗り残しが出来てしまった。
計算上では開口部を除いても余る筈だったが、中塗りなしだったので、仕方のないことだと思う。
近いうちに追加購入して天気の良い日に塗ってしまおうと思う。
今は腕がパンパンなのと小屋の外観に満足してる。
ちょっと暗くなるまで時間があるので、ご飯を炊いている最中にまた見に行こうと思う。
おわり
コメント
凄くおしゃれですね。
完成楽しみにしてます!
漆喰の見た目いい感じですね。
窓とドアつけたらもう立派な家ですね。
ラス網貼らないとぜんぶ落ちちゃうんじゃないのー
南フランス風の素敵な小屋ですね。
からあげさんの美的センスの高さには感心させられます。
たいていの他の小屋ぐらしを目指している人たちは、手っ取り早く、
簡単な方法として波板を張ったり、プラダンを張ったりしていますよね。
これではあまりに景観の面で周囲への配慮がなさすぎると思っていました。
近所の人から見たら、高いお金を出して買った家の前に、トタン張り、プラダン張りのまるでエロ自販機小屋かと見間違うような小屋が建つのと、
からあげさんの南欧風の小屋が立つのとでは大違いだと思います。
他の人は景観配慮としても、よくて板の鎧張りを選ぶでしょう。そこをあえて、漆喰にするというところに、たとえ山の中であっても自然との調和を常に忘れないという登山家ならではの強い意志とセンスを感じます。
一部、塗れなかった場所はしかたないですよね。あと一袋で足りるでしょう。
写真から伝わるだけでも、それにしても見事な出来栄えです。
左官職人からあげの見事なコテさばきが、目に浮かびます。
素敵な家になりそうですね。
完成がますます楽しみです。
すごい。
正直、こんな良い感じの小屋に仕上がるとは思ってませんでした。
さすがです。
こげ茶色と漆喰の白が絶妙で、からあげさんのセンスが光ってます。
非効率な外壁材いいですねえ
完成形を楽しみにブログを見ています
一般的な手順をすっ飛ばして漆喰を塗ったらどうなるか、
の貴重なサンプルとして注目しています。
どうぞ思うがままに突き進み続けてください。
唐揚げさんも-ライフさんんも。
私はお二人様が、人生が生きにくくてリタイヤさ
れた方だという認識でブログの方を閲覧さ
ていただいております。
家はほぼできました
少し心配な面が見られます。
いきづらい世の中でも苦なく生活する方法は
あるんです。
居住区が田舎と言うことですので最先端な検査
を受けておられなというのが心配であります。
bさんにはアスペルガーad/hd的な傾向が見られ
唐揚げさんについても私と同じ症状の
AD/HD、アスペルガーが書見されます
検査
投薬がうまくいけばよりいっそう楽しい
b-lifeが送れるのではと思い
ご連絡させていただいた次第でございます。
よろしければお近くの発達障害支援センター
に電話を掛け成人の発達障害の検査を受診
なさってはいかがでしょうか。
社会に適応出来るようにならばそれでよし、出来なければ従来どうり山小屋生活でよりいっそう充実した生活を送っていただければなと。
選択肢が増えることは悪いことではないとおもいます。
前に進む前に検査という寄り道にぜひおたちよりください
ブログ初期から、楽しく読ませて頂いてます。
しっくいメチャメッチャお洒落じゃないですか(≧∇≦)
想像していた家と、全然違ってある意味裏切られました(笑)
小屋完成まで、あと少し。頑張って下さい。
おお~、プロ並み、というかプロやぁ~。すごい、すごい。
漆喰の白壁なんておっしゃれーですね。
そして居住性(涼しい)や健康にもよさそうですね。
家の古い土蔵の壁も一部漆喰なんですが、難点は耐久性ですね。
平面のところは安定してますが、角の部分なんかにヒビが入ったり、
雨で水が入ってふくれてきたりしてます。(左官のウデも関係するとは
思いますが)
壁がこれだけ綺麗になるとあの窓ガラスはガムテ補修じゃもったいない気が(笑)
数千円を惜しんで毎日ガムテ補修のガラスを見るのも気分よくないだろうし交換しちゃいましょう!!
綺麗に完成した小屋を見てみたいです。
>みなさん
最近本当に多数のコメントが付くので嬉しい。
別に私に同意するものだけを期待している訳ではないので、どんどんと思ったことを書いて欲しい。
あまりに酷い内容のものは削除するけど、常時自由なコメントを受け付けています。
掲示板のような活発なやりとりがあれば、より楽しいブログとなると思います。
おぉ!いい感じになりましたね☆
”自休自足”とかに載っていそうな
おしゃれっぷりじゃないですか♪
今回の漆喰を下塗りと考えての思いつきなんですが、
この上に交換用網戸ネットをを密着させて張り回して、
その上から上塗りかければ、ひび割れ、剥落防止になるかも。
それで隅を丸めるように仕上げようもんなら、
女子のアクセス急増!一躍モテブロガーでっせ、旦那ぁw