こんばんは。からあげです。
 最近、毎日雨に降られていて梅雨明けが待ち遠しい。
 雨が降ると洗濯物が乾かない。
 湿気の多い山林だからこれは仕方の無いことで、普段なら洗濯の頻度を落としてやり過ごすんだけど、バイトをしているのでそういうわけにはいかない。
 ここが昭和初期の暮らしをしている私の辛いところだ。
 梅雨明けは間近なのであとしばらくの辛抱か。
今日は3連休の中日だ。
 昨日に引き続き雨が降ったり止んだりする天気でお客さんの数が少ない。
 それでも昼前頃になると徐々に混み始めてニジマス池は大賑わいとなった。
 交代で魚を捌いていると大粒の雨が降り始めた。
しばらくするとお客さんの波が途切れてホッと一息つくことが出来た。
 私はニジマス池と並行してカブトムシ取りをやっていて、ニジマス池が忙しい時にカブトムシのお客さんがやってきたりして大忙しだった。
 しかし徐々に仕事のコツを掴み始めてきたのでそれなりに余裕がある。
 

それにしてもしニジマスやカブトムシの虐待されぶりを見ていると可哀想になってくる。
 木から無理やり引き剥がされて足が取れてしまったカブトムシ、子供や大人達に追い回されてボロ雑巾のようにくたびれたニジマスが哀れだ。
 自然と親しむというのは、こんな事じゃない。
 もっと静かに森の息吹を感じたり、謙虚な姿勢で動物と触れ合うことだ。
 人間の都合に合わせることじゃない。
 作られた偽物の自然のなかでは多くは学べない。
 オートキャンプ場では学べない。
 仕事中、そんなことを思っていてたら頭が痛くなってきた。
 お客さんに振り回される仕事で精神的なストレスが溜まるが、30万円のためにこのストレスを乗り越えるしかない。
 これは精神修行なんだ!
 頭が痛いから明日に備えて寝ることにしようか。
 バイトすると自分のプライベート時間まで制約されてしまうところが嫌いだ。
 早く寝ないといけないとか早く起きるとかは、いつも自然にやっていることだけど、やらねばという義務感が付いてくると急に体が言うことを効かなくなる。
 いつも体が重たいし、目覚ましがなければ起きられない事もある。
 最近は睡眠の質も低下していてよく眠ったという実感がない。
 雇われ仕事というのは、こうも自分の能力を低下させるものなんだなと痛感する。
 早めに30万円ゲットしておさらばすることにしようか。
 おわり
 

  
  
  
  
