こんにちは。からあげです。
今朝も静かな山の一日が始まった。
ストーブの上に載せた鍋のフタがパカパカと踊って金属音を発している。
ぼんやりとストーブの炎を見ながら考え事をする。
この3連休、人出が少ないような気がするが、それは寒さのせいではなく、正月休み明け直後だからではないのか。
そうだ。そうに違いない。
世間の人は、正月休みに遊びすぎて疲れてしまい、財布は薄っぺらになってしまったのだ。
私は、正月休みなど関係なく忙しく働いていて、親父の命日を忘れていたほどだった。
当日、おかんから電話があって、坊さんが来たというようなことを言っていたが、毎月の月命日のことだと勘違いしていた。
今回の冬は、出稼ぎに行かなくて良かったなあと思っている。
あのまま製造業の仕事をしていたらどうなっていたか分からない。
お金を稼ぐことが出来て良いのだが、その代わり多くの大切な時間が失われてしまう。
一旦働き出すと、途中で気が変わって辞めたくなっても、契約違反になったり、不愉快な事態になってしまいそうなので、途中で投げ出す訳には行かない。
今現在は、山小屋で暮らしつつ、昼間はパソコン作業のため図書館通いをしている。
連日の作業で疲れてはいるが、いつでも止めることが出来るので、それほど苦にならない。
自分のペースで淡々と作業が出来て、気分が乗らなければ小屋に篭ってゴロゴロすることが出来る。
この気分的な違いは大きなものだ。
選択の自由が自分にあるので、気楽に仕事をすることが出来る。
今のOFF期は、次なるステップに向けて準備する絶好の機会だ。
雇われ仕事で自分の時間を失いたくはない。
今はコツコツと地盤を踏み固め、小屋建築に向けて着実に準備を進めているところだ。
地盤を踏み固めずに先に進むと、沈まないように絶えず注意して動き続けていなければならない。
そんな生活では、心のゆとりは生まれない。
有り余る時間の中でゆっくりと過ごし、将来のことについても考えている。
自分は一体どこに向いたいのか。
やっぱり、自分の気になるところ、行ってみたいところに行きたいし、当てのない放浪の旅をしてみたい。
しかし、飛行機恐怖症をどう克服したらいいのかと頭を悩ませる。
あの重たい金属の物体が空を飛ぶ原理はなんとなく分かる。
それにパイロットは厳しい飛行訓練をくぐり抜けて来た選りすぐりの人間だ。
そう、頭では分かっているのだが、飛行機はなんだか信用ならない。
自分の命を他人に預けることが出来ない。
今流行のLCCを使えば安く、早く海外に行くことが出来るのに、敢えて船を選ぶのは勿体無い。
もうこれは今のうちから少しずつ飛行機に慣れておくしかない。
よくこんなんで8年前にタイに行ったなあと思えてくる。
当時は仕事のストレスが凄くて、そのストレスから逃れるために、飛行機に乗って国外に脱出したのだろう。
まあ、飛行機恐怖症はなんとかなるだろう。
それよりも今シーズンの活動が重要だ。
去年の北海道のように無計画過ぎると、直ぐに時間切れとなってしまう。
今年は綿密ではないけども、そこそこしっかりした計画を立てて活動する。
さあ、その前にさっさと仕事を片付けてしまおうか。
おわり
コメント
あくまで私の考えですが、
旅は目的地に着くことよりも道中を楽しむことが大事なんじゃないかなぁ。
世間では結果をすぐに求めることも多く、道中を楽しむことよりも移動時間を短縮する旅が多いように思えますが。
船旅もいいとは思いますよ。
飛行機に乗っている大勢の人達とは違った景色を見たり体験が出来るんじゃないかな。
どうもありがとうございます。
たまには船旅も良いかもしれませんね。
行きたいところへの航路があるとは限りませんし、安く行こうとなると飛行機に乗ることになると思います。
>昔は全然平気でしたが、今はピリピリと肌に突き刺すような感じがします。
それは気象ではなく、たぶんご自分の肌が変化してるのでしょう。
私も昔はなんでもなかったのに、今はジムニーのサスが硬すぎて跳ねるので腰が痛いです。むしろジムニーのサスは昔より柔らかくなってるのに・・・w(ビルシュタインのショックアブソーバー欲しいです)
オゾン層騒ぎで儲けたのは確か松下系企業だったと思います。旧来のフロン12が標的で代替フロン134aの特許でぼろ儲けしたはずです。(カーエアコンのガス)
家庭用エアコンや冷蔵庫に使われるフロン22はそのままで、回収に料金取るようになりました。役人の天下り先確保です。
回収してリサイクルすると膨大なエネルギーや資源消費しますが、これは無視です。
フロンガスがオゾン層破壊している?そんなこと言う学者もあるって程度のことでしょう。カネで転ぶ御用学者はゴマンと居ます。
何しろこの国では放射能は健康に良いらしいですから、御用学者とは便利な物です。
私は小屋ぐらしをするようになって若返ったと感じています。
外界の刺激により敏感になっているので、感じ方が変わったかもしれません。