こんばんは。からあげです。
先ほどから、雨の気配が徐々に近づいて来ている。
何となく山林内は湿っぽくなってきた。
朝方は雷雨になるということなので、警戒しておくことにしよう。
雷センサーの感度だけはピカイチだ。
ところで、今日はずっと前から気になっていたことについて書く。
それは、世間でまことしやかに語られていることについて。
人間働かなくなったら駄目になる
子供の頃から、私は周囲の人間からこの言葉を散々聞かされてきた。
無職の人間が凶悪な事件を起こすと、マスコミたちは大騒ぎして(大はしゃぎして)事件を起こした人間を一斉に叩き始める。
その時、人間働かなくなったら駄目になると言う輩が必ずいた。
確かにそいつは悪い。叩かれても当然だ。
しかし、あたかも無職が悪いかのようにいうのはおかしい。
またある時は、風体の悪い人間が平日の真昼間からブラブラ出歩いていると、蔑んだ目をしながら吐き捨てるように、人間働かなくなったら駄目になると言うこともある。
単にその人は、平日休みでブラブラしているだけかもしれない。
歩いていたら駄目なのか。
この世間の常識に子供の頃からずっと違和感を感じていた。
私は3年前に会社を辞めて自由になったが、これまで自分が駄目になったとは到底思えない。
いや、人間的に少しは成長したように思える。
山林探しから山小屋の建築、四国八十八箇所の歩き遍路などなど、ダメ人間には到底出来ないことをやって来た。
自分で言うのは気が引けるが、本当にそう思う。
人にあれやれこれやれと指示されなくても、自分でやることを見つけて黙々とやってきた。
トレーニングやブログ更新など、誰に言われるまでもなく自分から進んでやってきた。
だから、今のこの状態が自然なことだとはっきりと分かる。
そして、ある考えが頭に浮かんでくる。
人間働くと駄目になる
ということ。
この働くとは、人に雇われて嫌々働くことを言う。
お金のために好きでもない仕事を嫌々やるともの凄いストレスが発生する。
かつて私も嫌々働いていたからよく分かる。
お陰で大酒を飲んで自分を傷めつけてきた。
そんな人間は、人からあれしろこれしろとイチイチ命令されないと働けない。
疲れるだけなので、給料分以上は絶対に働きたくない。
隙をみてサボろうとする。
しかし、お金はもっともっと欲しい。
会社を辞めたら、タコの糸が切れたように制御不能となって自堕落な人間へと堕ちてゆくだろう、と内心自分でも分かっているのだ。
そう、人間働かなくなったら駄目になると言う人間こそが真の駄目人間なのだ!
この驚愕の事実に気が付いたのはつい最近だ。
頭に浮かんだ瞬間、これを書かずにいられるかとゾクゾクしてきた。
思い出してみると、このセリフを吐く人間は、ロクでもない人間が多かった。
本当にそうだとしみじみ思う。
世の支配者たちは、人々の心にマスコミを利用して人間働かなくなったら駄目になると繰り返し繰り返し植え付けてきた。
その甲斐あって世の中の多くの人が洗脳されてしまっている。
恐怖によって人々を仕事に縛り付け、この世の富を独り占めにしてきた。
しかし、ロボットの知能が上がれば、決められた仕事しか出来ない人間は必要でなくなる。
そうなってから、本当の地獄が始まる。今はほんの入口だ。
あの手この手で嫌がらせをして職場から不必要な人間を追いやろうとする。
同僚らの結束を乱して仲違いをさせて、徐々に人間を減らしてゆく。
気がつけば、世の中は大量の失業者で溢れかえっている。
そして自己責任のたった一言で闇に葬り去られる。
私は何ものにも縛られない自由な人間でいたい。
仕事やお金に縛られずに自由でありたい。
せっかく授かったこの生命、存分に楽しみたい。
おわり
コメント
私は隊長も働いていらっしゃるかと思います、文筆業にあたるのではないでしょうか。
まぁ、理解のない輩からしたら無職といわれる可能性はありますが。
他にも写真家、登山家、冒険家などあるかと思います。
そして、ブログに縛られて居るのではないでしょうか立派な仕事ですよね、
これからも更新楽しみにしています。
職業は本来自分で決めるものです。
人がなんと言おうが関係ありません。
確かに多少ブログに縛られていますね。
まったく同感です。
僕は現在無職なんですが、働いてるときよりも清々しいです。
「無職」なんていい響きなんでしょうか。
好きなことを書けるのはブログ主の特権です。
好き勝手書きます。
本当に隊長の言うとおり!
テレビ、新聞、ネットと犯罪者、退職者を無職、無職とレッテルを貼り付け、日本国民に組織従業員以外は、悪といった考えたかを染み込ませている。
立派に仕事を勤め上げた人間にも容赦なく無職とシールを貼り付ける。無職ではなく夢職です。なんて、自己弁解しないといけない世の中!
この慣習のせいで、親の介護、看病、育児、その他、いろんな、理由があって家産労働に従事している人間にも、このシールを貼り付ける。失業者、求職者、新卒を逃した若者、ちょっとブランクがあるだけで雇われないような現代のひどい雇用環境、だから、悪い奴しか残らない。
人間、自分で仕事を作り、さらに自己規範を作れる人間が本当の仕事人だと思われます。
そういう、私も、ゴールデン・ウィークの休日でも嫌な仲間、嫌な職場で賃金のためだけの労働が待っています。一応、代休は、ありますが・・・
からあげ隊長の小屋暮らしが成功するかどうかに私の老後もかかっています。VOICE新書 「働かないって、ワクワクしない?」アニー・J・ゼリンスキー (著), 三橋由希子 (翻訳)を読みながら寝ます。
一億総活躍は危険です。
要は死ぬまで働けということですから。
レッテル貼りは勝手にさせておきましょう。
こんばんは!からあげ隊長の意見に強く共感します。僕は、自分自身に必要な生活費と活動費を稼ぐ程度に仕事をして、自分の好きなことをする時間を優先しています。所詮、雇われている労働者は、資本家から搾り取られ死なない程度に金を恵んでもらっているようなものです。隊長の様に、自分のための時間の大半を使える人間が本当の富裕層だと思います。いつかは隊長のような生活を・・・これが今の僕の目標です。
いろんな方がBライフをブログで発信していますが、隊長の安定感と面白さは最強ですよ。
どうもありがとうございます。
時間持ちは、お金持ちと違って全員がなれます。
>この働くとは、人に雇われて嫌々働くことを言う。
自分で事業を起すまではいかなくとも、
個人事業主は世の中にたくさん居ます。
個人商店をはじめ焼き芋などの移動販売もそうだし、
農家などほとんどかそうですね、
現代ではネットショップで簡単に開業できます。
働くとは「収入を得て生計を立てる事」なので
人に雇われるのは1つの在り方にしか過ぎません。
経営リスクや運営上の諸問題を他人任せにして
お金だけ貰おうと言うのだから、多少のことは
我慢すべきなのでは?
例えば、広大な土地と水源を利用したキャンプ場運営
起動に乗れば人を雇い、自分は気ままに旅行にもいけると思います。
もっと自由に生きていいんじゃないかな?
我慢するだけならいいのですが、好きなことをしている人間を攻撃するのが問題です。
キャンプ場経営を人任せにするには、人材を自分で育てるかそれ相応のお金を払う必要があります。
からあげさん
新たなるビジネスお考えのようですが、以下とかどうですか。
笹の葉のお茶、どんぐりのさとうずけ、シイのみ、から揚げ探検隊缶バッジ。
体長の一言Tシャツなどなど。隊員番号入りTシャツとか。
笹の葉のお茶は無農薬で健康にいいんですよね。作るのがめんどくさい
ですけどね。
どうもありがとうございます。
場所に縛られないビジネスがいいですね。
山菜まだまだイケると思います。
どこに生えているのか、それが問題です。
体長さんは寝太郎さんみたいに、山菜とか
とらないんですか。
まあ、季節はすぎましたが。orz
寝太郎さんはせっせととってるみたいですが。
すばらしいですね!
「働かなくなったら駄目になる」というのは、問題をすり替えているのです、直視していません。
悪いことをした本人の問題、その行為が悪いのです。
それを直視して分析して、理解してテレビで取り上げるならわかりますが、「働かなくなったら駄目になる」という人は、「働いているのだから」と普段から問題をすり替えるような生活をしているから、すり替えるようなことを言うのだと思います。
あなたのような大人がいて、それをブログで公言してることに感動しました。
かっこいい。
始め皮肉を言われていると思ってゴミ箱にポイしてしまいました。
ごめんなさい。
悲しいですけど、今の日本にはこの感覚が分かる人があまりいないと思います。
みんな労働を美化しようとしています。
本音では嫌々しているのに。
端から見てて羨ましいから勝手に捻じ曲げて解釈しているのです。