こんにちは。からあげです。
新緑の清々しい季節の真っ只中にやって来た騒音被害。
警察にお願いしても効果はなかった。
昨日の晩、悔しさに悶えながら眠りに就いた。
夜が明けて新しい一日が始まった。
昨日の登山疲れで体が重たい。
それで遅くまで休んでいることにした。
外は次第に明るさを増して賑やかな小鳥の声が山林内にこだまする。
至福のひと時だ。
この朝の時間帯は山に住むものに与えられたご褒美だ。
しかし、そんな静かな朝の時間は長くは続かなかった。
また、キャンプ場の方からやかましい音が聞こえてくる。
夜の馬鹿騒ぎに飽きたらず、今日も騒ごうというのか。
私の体内に流れる血が沸騰するような感じがした。
9時前まで寝ていたので、体力はかなり回復した。
起き出して活動を始める。
昨日の食べ残しの玄米ご飯をかき込み1Lの豆乳パックをがぶ飲みする。
準備は万端だ。
キャンプ場に乗り込もう。
歩いて行くと間違いなくキャンプ場の方からやかましい音が聞こえてくる。
無駄に機械で増幅された声だ。
なぜ静かなキャンプ場で、馬鹿でかい音を出す必要があるのか。
近づいてゆくと中で自転車が走り回っていた。
なにやら自転車のイベントを行っているようだ。
私はキャンプ場の責任者に会って、昨晩の爆音で流された音楽の被害について説明した。
真剣に何度も何度も説明した。
話が分かる人間で申し訳なかったと謝罪し、地域住民に配慮するように主催者に働きかけると答えてくれた。
私はその返事に納得したが、まだ腹の虫が収まらない。
今度は現場の責任者に会って、昨日の惨状の被害を訴えた。
すると、謝罪するとともに、スピーカーの数や位置、方向に配慮し、事前に近所の住民に挨拶周りをしていたと答えた。
私はその都会的なものの考えに唖然とした。
目に見える範囲の家に住んでいる住人に説明するだけで事足りると思ったらしい。
いくらスピーカーの向きを変えたところで、山に反射して影になっている部分まで爆音が届く。
騒音の被害は広範囲にもたらされる。
山の夜は非常に静かなので、そんな常識を超える爆音を流し続ければ、周辺地域に不快な雑音を撒き散らす。
というようなことを強く説明した。
そして迷惑だから夜は機械を使わないで欲しいとこちらの要望を伝えた。
向こうは口だけでは了解してくれたが、油断は禁物だ。
口先だけで運営方針が全く変わらないことも考えられる。
今後も注意深く見張っておく必要がある。
今回の非常識というレベルを遥かに超えた爆音被害だが、自転車のイベントの前夜祭が元になった。
キャンプ場は貸し切り状態で部外者はほとんどいなかった。
それにしても、呆れるのは周辺住民の対応だ。
あれだけの爆音を流されておきながら、何も言わないのにはビックリした。
私の他に苦情を言った人間はいなかったようだ。
なぜ、なのか。
田舎では自己主張は嫌われる。
文句を言うと地元の有力者に伝わり生きづらくなる。
これまで田舎に移り住んで疑問に思っていた数々の事の真相が明らかになった。
現場責任者が言っていた近所への挨拶は、地元の有力者への挨拶が中心だったように思える。
騒音で引き起こされる数々の問題を解決する(ねじ伏せる)見返りとしてイベント内での出店の便宜を図っているのだ。
地元のボス格の飲食店経営者に美味しい餌を与えて、自分らはイベントを主催してボロ儲けしている。
その中に地域住民に対する配慮は一切ない。
こんなことが許されていいのだろうか。
私は声を大にして言いたい。
自分らの利益を優先させて多くの人間を不快にさせていいのだろうか。
田舎の自治体は、都会からやって来る金を落とす人間を歓迎する。
地域活性のため、ぜひ派手にやって欲しいと。
田舎が盛り上がるのに他所からの人間の手を借りるのは結構なことだが、それは地域住民の平穏な生活を守ることを前提にして欲しい。
いくらかお金が落ちようが、様々な不快なことまで落として行くのでは歓迎する意味はない。
田舎には田舎の良さがある。
なぜ、それを放棄しようとするのか。
田舎の人間たちよ、静かな生活環境を守るために声を大にして自分の意見を主張してゆこうではないか。
生活しづらくなるという理由だけで、大人しくしていていいのか。
人間として舐められているのだぞ!
私は今後も戦いを止めない。
穏やかで静かな生活環境を手に入れるまで。
おわり
コメント
古き体質に毅然と立ち向かうからあげさんを尊敬してしまいます。
きちんと自己主張できる姿は男らしいですね。
これからも頑張って下さい、応援しています。
どうもありがとうございます。
酷い目にあいましたね~。 だいたい人口密集地域に住んでいる人は、大半が田舎者ですから、、トキョとか・・、まぁ、中国人みたいなもんですね。 小学生にでもわかるような「なぜ自然の中でルールを守ったり、周りに気をつかわないといけないのか」を、「あのね、お嬢ちゃん、僕ちゃん、、、良い子はね~、、」みたいに教えてあげないとわかないもんね~、、、そんな感じのチラシ作って、キャンプ場の管理人さんに配布してもらいますかね~、、、あ~、くわばらくわばら、、っすね。
都会の人間は傲慢です。
この世は人間のためだけにあると思っています。
静かな山林でひとり暮らしをしていたら他人の出す物音には敏感になってますから
さぞかし煩かったでしょう
イベントやらで大勢の無神経な若者たちが集まって酒を飲んで音楽かけて大騒ぎしてたのでしょう
キャンプ場などでよくあるレイブなどは大麻や覚せい剤などを持ち込んで大騒ぎをしているらしいです
地元警察署は興行場や遊戯施設場などから寄付金をもらっていますからあまり強く言えません
自転車の走行会の前夜祭です。
前日に夜更かしするような半端モンの集まりです。
真剣にやってはいないでしょう。