隠れた名湯 尻焼温泉と日本一のモグラ駅

こんにちは。からあげです。

今日は昨日からずっと雨。
夜中に起きても雨は降り止む気配は無かった。
夜明けころになると駐車場に車がやって来た。
釣り人や登山者たちだ。
この雨なのにカッパを着て楽しもうとする根性は凄い。

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今日は早朝にやって来た車に起こされてしまったので、二度寝は止めにして起きて飯の用意をすることにした。
明日からの登山に備えてレトルトカレーを食べてエネルギーチャージをしておく。
レトルトカレーは、炊飯するときに鍋の上に置いておくと、炊きあがる頃にはアツアツとなってくれるので、温める手間と燃料を節約出来る。
もともと加熱してあるので、そのままでも食べられるけど。

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2泊した野反ダム付近の駐車場から出発して直ぐ、我がジムニー君はめでたく走行距離が60000kmに達した。
5年で6万とはまずまずだ。
ガソリン代が勿体無いので、なるべく車に乗らないようにしている。
最近、パワーダウンして燃費が16km/L弱となってしまった。
世間的には十分な値だが、おっさん的にはあと2キロは伸びて欲しいところ。
原因究明をして元の状態に戻したい。

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野反湖とノゾリキスゲ

雨で霞む景色にノゾリキスゲもよく似合う。
さあ、出発だ!
また機会があったら遊びに来るとしよう。

 

尻焼(しりやき)温泉

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駐車場入口

読者のおすすめもあって尻焼温泉という変わった名前の温泉にやって来た。
ツーリングマップルにはそれとなく書いてある。
なんでも川の中から湧き出る温泉があるらしい。
利用者専用の駐車場はここだけで、これより奥は停めるところはない。
全て旅館の有料駐車場となっている。

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目印の看板

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駐車場は広々。

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早速、準備して温泉に行く。
駐車場奥の道を真っ直ぐに進んでしまうと私有地となる。
間違えて入って怒られてしまった。
本当に紛らわしいので注意して欲しい。
正しくは階段のところで左に曲がって道路の方に上がる。

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階段の手前の流しに沢水を引っ張ってある。
飲用出来るかは不明。
まあ、煮沸すれば問題無いだろう。
ここで汚れた衣類なんかを洗うことも出来るな。

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道路に上がって奥に方にゆくと右手に手書きの看板がある。
この先200mと書かれている。
駐車場内には標識の類は一切ない。
なにやら人に言えない事情がありそうだ。
駐車場にいた爺さんに温泉の行き方を教えて貰った。

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しばらくゆくと橋がある。
この橋を渡って左に曲がる。

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橋の上から温泉の方を見る。
むむ、川から湯気が上がっているぞ!

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下流側の方を見ると所狭しと温泉旅館が立ち並んでいる。

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橋を渡ったところに公衆トイレあり。
温泉にはトイレはなし。
ここで用を足しておこう。

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旅館の手前で河原に下りる階段あり。
ここを下りてゆく。

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温泉までやって来た。
おや、誰もいないぞ。
今日は貸し切りだな。

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脱衣場は小屋の中にある。
湯船が近いので服を落とさないように注意する。
男女の区別なし。
ただだだっ広いお風呂があるのみ。

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これは上段のお風呂。川がお風呂になっている。
苔で非常に滑りやすいので、登り降りは細心の注意を払う。

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こちらが下段のお風呂。
小屋の前のところだ。
下のお風呂に入ったところ、水深が1m以上あるところもある。
なんだか温水プールみたいで久しぶりに泳いでみた。
かなり深いので、小さな子どもは要注意だ。

川の方は温めなので、小屋の中のお風呂に入った。
草津温泉ほど熱くはないが、ワタシ好みの少し熱めとなっていた。
小屋の方は掃除しているみたいで、湯船は凄く綺麗だった。

今日は雨で、少し肌寒い陽気だったので、温泉に浸かって体を暖めると、ぽかぽかしてきてリラックス出来た。
川に広がるこんな広大な湯船は、めったにないだろう。
お湯もいいし、おっさんおすすめの温泉だ。
多分、ここは夏休みになると温水プール状態になると思うので、水着を持参した方が無難な感じがした。

参考リンク 尻焼温泉(中之条町観光協会HP)

 

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尻焼温泉で心身ともにリフレッシュすると谷川岳に向かって車を走らせる。
途中の中之条町(なかのじょうまち)で食料の買い出しをする。
惣菜コーナーでフライドチキン買って玄米ご飯の上にトッピングした。
もりもり食べて明日への活力を付ける。

 

日本一のモグラ駅 JR東日本 土合駅(どあいえき)

 

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JR土合駅

今日は登山口の辺りで車中泊する。
まずは駅前にやって来て駐車場をチェックする。
初めて見た時、駅に見えなかった。
閉店したドライブインか何かだと思った。

地下深くに駅のホームがあるらしい。
まだ早い時間だから下りてみようか。

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駅の掲示板

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無人駅なので、乗車駅証明書発行機が置いてある。
下車する駅で精算するのだろう。

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人気のない道を進んでゆく。
なんだか凄く殺風景、いや不気味な感じがする。

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奥にポッカリと口を広げるトンネルの入口。
なんだここは。
凄くゾクゾクするぞ。
物陰からゾンビが出てきそうだ。

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地下に向かって下りる階段。
どこまでも続く階段に圧倒される。

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お年寄りが行き倒れにならないように幾つかベンチが設置されている。

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階段の横を流れる水。
トンネルの壁から滲みでた水が川のように流れている。
本当にこの階段を下りると駅のホームへ行けるのか。

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壁から噴き出る水。
この水は飲めるだろうか。

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ようやく駅のホームに降り立った。
まあ、面倒くさい駅だこと。
なんだかひんやりして涼しいな。
地上に比べて気温が5℃くらい低い気がする。

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待合室の奥にトイレあり。
これなら電車待ちで催しても地上のトイレまで歩かなくて済む。
救世主のようなトイレだ。

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霧が立ち込める駅のホーム

なんだか幻想的な雰囲気がする。
黄泉の国からのお迎えの電車が来そうな気がする。

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さあて駅のホームを見たことだし戻るとするか。
それにしても長い階段だな。

 

ようこそ日本一のモグラ駅へ

この階段は338メートル462段あります。
階段を上がり143メートル(階段24段)の連絡通路を経て改札口になります。
また、この下りのホームの標高は、海抜583メートル、駅舎の標高は653.7メートルあり、駅舎と下りホームの標高差は70.7メートルあります。
改札口の所要時間は、約10分を要します。

足元にご注意してお上がりください。

土合駅

 

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よし、最後の462段目だ。
ふぅ~面倒くさかった!

 

明日からビッグチャンス到来なので、谷川岳を馬蹄形時計回りで縦走してこようと思う。
宿泊は蓬(よもぎ)ヒュッテでテント泊する。
docomoのエリアマップでは圏外だが、ネットの情報ではdocomoはOKみたいなので、ブログの更新はなんとか出来るんじゃないかと思う。

それではこれから明日の準備があるので、これにておしまい。

 

おわり

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