こんにちは。からあげです。
今回は、2016年10月7日~11月7日 35日間をかけて野宿で踏破したみちのく潮風トレイルの支出の詳細を報告しよう。
とっておいたレシートを見て集計した。
支出合計 60,444円
内訳
交通費 11,000円
ゴール地点の相馬市内に車を置いて、バスを乗り継いで八戸市まで行き、そこからスタートした。
相馬市内駐車場(個人経営の月極駐車場)一月4,000円で契約、延長4日分は1000円支払い35日間で合計5,000円。
相馬市~仙台駅前 福島交通バス 1,100円
仙台駅前~八戸BT JR高速バス 4,900円
バスの乗車券は、福島交通は当日、JR高速バスはネットで事前購入しておいた。
食費 28,549円
事前買い出し分 1,565円、トレイルでの買い出し分26,984円。
うち外食は一回のみ。(雄勝仮設商店街の定食屋で焼魚定食600円)
朝夕の2回は、自炊が基本。昼はコンビニなどで購入したパンや弁当など簡単に食べられるもの。
津波の被害が大きかった海岸線のトレイルでは、まだスーパーは少なくてコンビニがあれば良い方だった。コンビニでの補給が多かったため、食費は若干高めとなった。
自炊ばかりで土地の名産などは全く食べなかったので、多少寂しい感じはする。
燃料 857円
ストーブはカセットボンベ仕様のレギュレーターストーブST-310を使用した。
出発時に持って行った2本、1/2本分は計算に入れていない。
途中、コンビニでカセットボンベを2本購入した。
自炊が多かったため、ガスの消費量が多くなった。
暖房目的のストーブ使用はなし。
入浴・洗濯 1,220円
10月11日 北侍浜 きのこの湯 500円、10月14日 黒崎国民宿舎 420円、11月2日 南三陸町平成の森 300円
以上の計3回のみ。
歩いた時期が秋から冬であまり汗はかかなかったので、入浴は必要最低限とした。
洗濯はコインランドリーなど一切使用せずに、公園の水場で手洗いして、行動中はザックにくくりつけ、テント設営後は手すりなどに干して乾かした。
コインランドリーはお金がかかるし、営業時間、洗濯乾燥中の待ち時間などもあって利用する気には全くなれなかった。
宿泊費 300円
10月14日 黒崎キャンプ場 300円のみ。
北侍浜野営場(200円)はシーズンオフで閉鎖中、玉川キャンプ場(150円)は開設中だったが集金に来ず。
34泊は費用節約のため完全野宿で、キャンプ場のほか、公園や山奥の林道脇などで泊まった。
野宿で宿泊費が安かったのはいいが、ブログ更新のためのスマホの電気の確保に常に悩まされることになった。
装備・日用品 18,348円
スマホ充電用に事前に購入したモバイルソーラーパネル。
手持ちの1A出力のものでは、スマホ(Nexus5X)には充電できないことが直前になって判明、慌てて2A出力のものを購入して持っていった。
釜石で買い直したウォーキングシューズ。
3,200円という手頃な値段だったが、ソールの薄さが後々響いた。
T字カミソリ、石鹸 1,477円、100均グッズ 324円、文房具 95円
モバイルソーラーパネル、USBケーブル、SDカードなど 7,896円、途中購入(久慈市) モバイルバッテリー 4,298円、ウォーキングシューズ 3,200円、厚手靴下(気仙沼)1,058円
食費に次いで多くなった項目。
事前購入、トレイル中に購入したもの以外は含めていない。
今回のトレイルで装備品がかなり傷んだので、修理・買い替えの費用が発生することになる。
雑費 170円
地図のコピー代。
トレイルマップは取り寄せして開通区間の12部全てを入手しておいた。
未開通区間はツーリングマップ(縮尺12万分の1の道路地図)をコピーして使った。
まとめ
今回の支出はかなり頑張った方ではないかと思う。
東北の旅の途中で急に思い立って準備を始めた。
一番の問題は駐車場だったが、現地に行って調査してみると、意外にも簡単に見つかってしまった。
大きな装備品の故障、紛失がなかったことが幸いで、時間とお金の消耗を最小限に抑えることができた。
もう少し長期の旅であったなら、正直なところどうなっていたか分からない。
完全にダウンしてホテルや旅館のお世話になっていたかもしれない。
今後の課題は、旅を楽しみつつ、いかに現地の状況に対応してゆくか、ということになる。
PCTに向けて大いに勉強になったトレイルの旅であった。
おわり