こんばんは。からあげです。
明日は親父の一周忌の法要なので、今日遠方から親類がやって来た。
実際は親父が死んでからまだ10ヶ月しか経っていないが、1月になると寒くてここまでくるのが大変だろうということで、冬になる前に執り行うようにしたようだ。
一周忌の日程が決まる前のお盆過ぎに夜行バスを予約していたが、今回実にうまいこと参加出来ることになった。
お陰で栄養のあるものをいっぱい食べることが出来る。
お客さんをもてなすために私がコック長となって食事を作ることになった。
今日の晩御飯は、自分の食べたいものを入れた鶏のからあげ、ぶり大根(魚はハマチ)、ハマチの刺し身だ。
久しぶりのからあげなので、近所のスーパーではなくて鶏肉屋さんで購入することにした。
心当りは全くないのでネットで調べると、そう遠くない場所に店はあった。
低収入の身分では大奮発となる100g400円のもも肉と胸肉を600g以上購入した。
おっさん特製のからあげの揚げ方
朝じめの鮮度抜群の鶏もも肉。スーパーの肉とは品質がまるで違う。
こちらは鶏むね肉。あっさりした食感がお気に入り。
まずは下ごしらえ。鶏肉を大きめに切り、熱が通りやすいように所々切れ目を入れておく。
一口サイズに細かく切ってしまうと食べ応えがなくなってしまう。
大きめにして食う者の視覚に訴え鶏の美味しさを前面に押し出す。
パクっと一口ではなく、大きな肉の塊に齧りつくのがいい。
下味に粗塩と胡椒をふってしばらく寝かす。
お次は生姜とにんにくの粗みじん、そして醤油を適度に入れて手でかき混ぜる。
箸でかき混ぜると味が馴染み難いので面倒でも素手で行う。
満遍なくかき混ぜてしっかりと絡んだら冷蔵庫に1時間程度寝かす。
1時間ほど寝かしたら醤油を切った後、たっぷりの片栗粉をまぶす。
長時間寝かせると醤油が芯まで染み込んで味が濃くなりすぎるので注意。
からあげ粉は手軽だが、鶏本来の味が分からなくなってしまうので、私は片栗粉のみとしている。
180度の油でカラッと揚げる。
あまり揚げすぎると身が硬くなってしまうので適度に揚げる。
途中で油の音が変わるので、それが目安となる。
精神を集中してからあげを観察する。
はい。おいしいからあげの完成です!
今日の出来栄えは65点。まだまだ自分のからあげは旨くなる。
いつも山小屋では玄米ご飯と味噌汁しか作っていないから、今日みたいにお客さんに出す料理をつくるのは久しぶり。
こういう機会にご飯を作って経験値を貯めて更なるレベルアップを図りたい。
お客さんが来たので今日から物置で寝ることになる。
9畳程度の物置小屋で壁はトタン板を打ち付けただけで断熱材はなし。
しかし電気があるのでリラックスして楽しいPCライフを送ることが出来る。
物置小屋の様子
大量の荷物が押し込まれていた小屋内だったが、不要品を整理したので中で寝泊まり出来るようになった。
たまにネズミが出る他は問題なし。
雨の日は洗濯物を干すので鬱陶しいがしばらくは天気が続くのでのんびり出来る。
おわり
コメント
からあげ隊長がからあげ隊長であることがよくわかります
美味そう…これで65点ですか…
漬けタレに酒入れるともっとコクでるけん試してみてちょ
実家の隊長のお部屋は親類に占領されちゃったのかなw
からあげさんのからあげは満点ですね^^
遠方から来られた疲れた体には、脂がのった鰤より
少しあっさりしたハマチの刺身が一番美味しいと思います。
からあげと鰤になると油っこくなるし。
上手に考えた最高のメニューで、皆さん喜ばれたことでしょう。
retire2kさん
からあげは簡単なようで奥が深いです。
自分の理想とするからあげを作ることが出来たらどんなにか素晴らしいことでしょうか。
tarabataraさん
実家には飲む人のいない酒が転がっているので、奮発して入れてみます。
賑やかなので静かな物置のほうが落ち着きます。
いっちゃんさん
自分の食べたいものを作るのが一番良いと思います。
日頃は玄米ばかりなので。