こんにちは。からあげです。
昨日は車を置いて歩きでフェリーに乗って利尻島にやって来た。
登山口のキャンプ場に泊まって早朝に出発し鴛泊コースで登る。
利尻山登山(2015.7.30)
登山コース
利尻北麓野営場~利尻山~利尻北麓野営場 鴛泊(おしどまり)コース
0230 起床
夜中は星が見えて天気が良かったが、起きると雲が出ていた。
眠い目を擦りながら朝食の準備を行う。
0410 出発
今回は荷物軽量化のためサブザックは持っていない。
75Lザックを半分にセパレートして上の方に荷物を入れる。
荷物が踊らないようにサイドのベルトをしっかりと締める。
用意が整うと時間前だが出発した。
キャンプ場を出てしばらくは石畳の歩きやすい道を歩く。
0415 甘露泉
利尻山から湧き出る甘露泉(かんろせん)
3合目分岐の手前にある。
ここから上には水場はないので、しっかりと水を補給しておく。
あらかじめキャンプ場で水を汲んできたので、一口飲んで先に進む。
登り始めから蒸し暑く大汗をかく。
標高が低く海が近いので、蒸し暑いのだろう。
始めは緩やかだった坂道は、登るにつれて徐々に急になってくる。
0530 第一見晴台(6合目)
5合目過ぎから徐々に展望が開けてきたが、曇りの天気で景色がパッとしない。
6.5合目の携帯トイレ用ブース
鴛泊コースには、6.5合目、利尻山避難小屋、9合目の3箇所に携帯用トイレブースが設置されている。
0615 第2見晴台
第2見晴台から長官山を見上げる。
山の上の方にはガスが垂れ込め、展望は期待できそうにない。
0630 長官山(ちょうかんやま)
長官山手前でガスの中に突入する。視界が悪く水滴で身体が濡れてくる。
利尻山に咲く花
エゾカンゾウ
イブキトラノオ
リシリブシ
ハクサンイチゲ
ガスの中のお花畑
イブキトラノオ ほのかなピンク色
イワギキョウ
利尻山避難小屋
無人の鉄骨平屋の避難小屋で、緊急時のみ使用可。
トイレ(携帯用トイレブースのみ)、水場はなし。
0640 利尻山避難小屋
長官山からしばらく下ると、突然目の前に山小屋が現れた。
中に入ってしばらく休む。
小屋内部の様子
建物内の半分は土間となっていて、壁のところに椅子が設けられている。
板の間は2段ベッドのようになっている。
天井には太い鉄骨の姿が見える。
携帯用トイレブース
小屋入り口の反対側にある。
0715 9合目
ガスで視界は利かない。
標識で現在地を確認できるのみ。
崩壊が進む登山道
地盤が脆く端に寄るのは非常に危険。
0740 沓形コース分岐
利尻山は9合目過ぎからが本番となる。
スリップし易い砂礫帯の上りで余計に体力を消耗する。
深く削れた登山道
0800 利尻山山頂 着
ガスに包まれて視界が効かず、雨に打たれながらようやく山頂までやって来た。
雨はそれほど強くはないが、まとわり付くような濃い霧が加わり全身ずぶ濡れだ。
山頂には社がある。
登山の安全を祈願した。
航海の安全を願って奉納されたプロペラ
漁業が盛んな北海道ならでは。
記念撮影だけ行って直ぐに下山する。
山頂のお花畑
天気が良ければ見応えがあるはず。
ミヤマアズマギク
0915 利尻山避難小屋
帰りも避難小屋に立ち寄って中で休憩する。
悪天候時には雨風凌げる小屋は非常に有り難い。
山頂からの下りで何度も滑ってしまった。
滑りやすい砂礫帯の斜面で、しかもグリップ力の低いウォーキングなので余計に滑る。
ひょっこりと現れたシマリス
最大望遠で撮影する。
人間を意識することはなく、マイペースで生きている。
体は小さいが動きは非常に素早い。
今日は視界が悪く精神修行の登山となった。
山を下りてきたら雨が止んだ。
どうやら山の上の方だけ雨が降っているようだ。
これで利尻島を後にするには勿体ないので天候の回復を待って再び登ることにする。
ソーラー充電がほとんど出来ないので簡素な更新で終了する。
*利尻、礼文島ではモバイルソーラー充電器を使って、スマホデジカメの充電を行った。
旅館、ホテルに泊まらないので、コンセントに繋いで充電出来ない。
晴れの日が続けば使用量を上回る発電量で、スマホ、デジカメのバッテリーで困ることはない。
ねぐら 利尻北麓キャンプ場
おわり
コメント
なにも見えないですね~(汗