マラソンの作戦を練る

こんにちは。からあげです。

昨日はブログ更新後テントに戻り本を読むと直ぐに眠たくなってきた。耳栓をするといつの間にか寝てしまった。
今朝はいつものように4時になると自然と目が覚めた。
もう少し遅く寝ているつもりだったが、二度寝する気が起きない。
ゴソゴソと活動を開始した。

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朝のキャンプ場の様子
朝早くからテントを撤収して出発する人もいる。

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朝のクッチャロ湖

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明るくなってテントに日が当たるようになるとテント内の温度は上昇する。
テントの構造上、風が吹き抜けないので中にいると汗ばんでくる。

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昨日同様にタープの下に銀マットを敷いて外で過ごす。
風が吹いて涼しいものの、タープ越しに太陽の熱が伝わってくる。
体とタープの隙間が少ないので仕方がない。

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今朝のご飯も玄米ごはんだ。
スーパーで買い出しに行っても同じような物を買ってしまう。
それでいつものメニューとなる。

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テントより車の方が居心地が良い。
湖から強く風が吹いている。
これなら扇風機はいらない。
使わない荷物はテントに移して車で寝起きしようかなと思えてくる。
電気もあるし手を伸ばせば小物類を取ることが出来る。

 

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ところで北オホーツクマラソンまであと6日となった。
これまでなるべく意識しないようにしていたが、残り2週間を切ると落ち着かなくなってきた。
何をしていても気にかかるようになった。
もちろん登山中でもだ。

これまでトレーニングらしきものは大してやっていない。
最近走ったのは夕張岳に登る2日前だった。
それ以来、右足首が痛くて走るのを控えていた。
テント泊装備を背負って歩くと多少痛むが歩けないことはない。
ところが走っていると直ぐに足首が痛くなってくる。
なぜなのか。
それは自分の足が偏平足で地面からの衝撃を吸収出来ないからだ。
それでもこれまでは体を痛めること無く走ることが出来た。
それが年齢を重ねる毎にトレーニングの疲れが抜けにくくなり、ダメージが蓄積されるようになった。
はっきりと分かるようになったのは小屋建築前から体調不良のためトレーニングを長期に休んでからだ。
それから関節痛に悩まされるようになった。
トレーニングを休んでいる間に足腰の筋力が落ちてしまい、以前のように走ると体が付いて行かないようだ。

準備不足というか準備をほとんどしないまま(出来ないまま)大会に臨むことになる。
真似してノータイムポチリをしてみたものの、後悔の方が大きくなってきた。
これまで山を幾つか登ってきたが、間の休みが多いし走るのとは体の使い所が違う。
どうしたものか。
かと言って走らずに棄権することはしたくない。
無理して走り続けて体を壊すこともしたくない。
わざとゆっくり走って時間オーバーで終了ということもしたくない。

これまでエイドステーションと給水ポイント以外は走って完走することを目標にしていたが、それでも厳しくなってきた。
100キロで制限時間は14時間、時速およそ7km/hとなる。
最初は走って足が痛くなったら歩いて休むを繰り返せば行けそうな気もする。
そのためには半分の50kmくらいは走っておきたい。
荷物は持たないようにしたいが、天候の急変で冷え込んだらどうするか。
最後の粘りを引き出すためにスペシャルドリンクを持っておきたい。
トレランザックに荷物を入れて走ることにするか。

しかし余計な荷物を持つことによって右足首により負担がかかる。
エイドステーションを利用しつつ空荷で走り続けるしかない。
多少足が痛くなっても痛みを堪えて走り続ける。
四国遍路の時は足の痛みを我慢して歩いているうちに感覚が麻痺して歩けるようになった。
今回もその現象が現れるのを待つしかない。
痛みを堪えて走り続ける。
上下動を減らしてすり足で走る。
四国遍路で得た歩きを北海道浜頓別の地で走りに応用してみる。
上手くいくかどうかは分からないが、やってみるしかない。

上手く行けば10時間以内に完走出来るかもしれない。
と、未だに馬鹿げたことを考えてみたりもする。
これはもう実際に走って自分の体で感じるしかない。
大会で自分はどうなってしまうのか。
それは分からない。
来週になれば分かることだ。
今は焦らずに栄養をとって体を休ませるしかない。
暑寒別岳の疲れはとれたので、これからは体にエネルギーを充填してゆく。

走行距離 0km
ねぐら  クッチャロ湖畔キャンプ場

 

おわり

コメント

  1. tufuoyaji より:

    からあげ様、こんばんは。2度目投稿のtufuoyajiです。

    カンコドリ、是非ハマトンでもやっつけて欲しいです。
    と言いながら、こちらの方へのコメントで恐縮です。

    本日給水班会議があり、クマ除け用爆竹がリーダーに配布されました(笑)。
    あちこちマラソンの看板が立てられて、いよいよだなという気がします。
    ただ、歓迎の旗は立てるの早過ぎ(3週間前位から?)・・・一部ボロボロです。

    さて、からあげ様はお遍路さんや登山・ジョギングなどで相当体を鍛えておいでとお見受けします。が、もしかしてウルトラマラソンは初めてでしょうか?

    であれば、制限時間いっぱいを使って完走されることをお勧めします。当たり前ですが、歩くと走るとでは膝への衝撃が全く違います。

    早歩きだとキロ9分で行けますが、全部早歩きだと15時間かかってタイムアウトです。
    が、早歩き25キロ+ゆっくり走り(キロ8分)75キロだと概ね時間内です。

    ですので、走るのも極めてゆっくりキロ8分程度、なんぼ速くてもキロ7分よりゆっくり走ることをお勧めします。走るというより、早歩きよりちょっと速いというような感じでしょうか?

    ・・・「すり足」というのはナイスなアイデアですが、10キロ1時間というのは速すぎです。また、膝になるべく負担かけぬよう歩道の上り下りも極力避けるべきです。あと、膝などへのテーピングもお勧めします(トン別方面のSドラで売ってます)。

    せっかく高いお金出して参加されるのですから、是非完走していただきたいと存じます。
    とはいえ、お体を壊さぬよう、ほどほどのご健闘をお祈り申し上げます。

    • karaage より:

      歩いて買い物に行っているので日々着々と準備が進んでいるのが分かります。
      これまでフル1回、山道往復30kmが1回のみです。

      そうですね。制限時間をフルに使って完走を目指そうと思います。どうもありがとうございます。

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