こんにちは。からあげです。
一昨日、稚内を後にして国道40号線を通って南下した。
途中、無料通行出来る豊富バイパスを走って、終点の幌延まで一気に移動した。
下道に出るとスーパーで買い出しして近所の無料キャンプ場に行く。
幌延町のふるさとの森森林公園キャンプ場の駐車場で車中泊した。
日没後にライダー数名がやって来ただけで静かだった。
暗くなると花火が上がった。どうやら花火大会だったようだ。
一夜明けてライダー達が出発すると駐車場は私の車だけとなった。
私もそろそろ出発しようかなと思って車の外観をざっと見ると、タイヤがいつもより凹んでいるような気がした。
そこでタイヤの空気圧の点検を行うことにした。
ジムニー(JB23W)タイヤ空気圧の点検
点検自体は簡単だが、道具の準備が少し面倒だ。
まずは網棚の片隅に縛り付けてある空気入れを取り外し、床下のスペースからエアゲージを取り出す。
一旦荷物を出さないとフタをめくれない。
作業に必要な道具は空気入れとエアゲージのみ。
規定空気圧
フロント 160KPa リヤ 180KPa
(運転席ドアを開けたところに表示してある。)
長年愛用しているエアゲージ
エアバルブのキャップを取り外して嵌めこむように押し付けるとエアが中に入り計測出来る。
ゲージを外しても針は支持されるので目盛りを読む。
ゲージのボタンを押すとエアが大気開放され針が0に戻る。
測ってみたらフロントが150KPa、リヤが140KPaで規定値より少し低めだった。
稚内から走っている時に少し抵抗のようなものを感じたのは。エアが少なかったからのようだ。
燃費が良くなるように全てのタイヤは少し多めに空気を入れた。
(フロント165KPa、リヤ185KPa)
空気圧の調整をしたあとはブログの更新をやってから出発した。
天塩川沿いの気持ちのよい道路を走る。
右手は道の駅なかがわ
中川町エコミュージアムセンター
道の駅なかがわで一服したあと、直ぐ近くのエコミュージアムセンターにやって来た。
学校統合により閉校となった中学校を改装し展示室と宿泊施設などとして生まれ変わった。
校舎が宿泊施設や作業施設、体育館が展示施設となっている。
入り口の様子
ポストは飾りで現在は使用されていない。
間違えて投函しても永遠に宛先に届くことはない。
開館時間 0930~1630
休館日 毎週月曜日(冬期は土日祝)
入館料 高校生以上 200円
中学生以下 無料
入館料が嬉しい値段設定だ。これなら家族で行ってもそれほど家計にダメージを与えることはないだろう。
道の駅の近所にある中川町森林公園キャンプ場は無料だし、中川町も旅人大歓迎となっている。
展示室に入るとまず目に飛び込んでくるのがテリジノサウルスとクビナガリュウのレプリカ
非常に精巧に作られていて迫力満点だ。
照明がいい雰囲気を醸し出している。
クビナガリュウの化石
土の中から取り出し綺麗にクリーニングする作業は非常に手間のかかる作業だと思う。
アンモナイトの化石
この他にもいろいろな化石や中川町の昔の暮らしぶりが分かる資料が展示されている。
入館料が安めなので近くに来た際は是非中川町にエコミュージアムへ寄って自分の目で確認して欲しい。
それにしても地球の成り立ちや恐竜の化石を見ていると自分のちっぽけな悩みなどは無いも同然に思えてくる。
よし!200円でエネルギーが随分と回復したぞ。
参考リンク 中川町エコミュージアムセンター公式HP
音威子府そばを食べる
さて恐竜の化石を見た次はJR音威子府(おといねっぷ)駅にやって来た。
この駅の立ち食いそばが旨いらしいとの情報をキャッチした。
初め音威子府という文字を見ても読み方がまるで分からなかった。
地図で確認すると「おといねっぷむら」であることが分かった。
どっかで聞いたことのあるような気がしたが、どうやら気のせいではない。
旭川道の駅のポスターで見掛けたことを思い出した。
現在は綺麗に改装されて駅舎の中にそば屋さんはある。
いかにも頑固そうな親父さんが中で麺を茹でていた。
昔はプラットホームにあった。
駅舎に展示してある資料を撮影した。
当時の熱気がムンムンと伝わってくるような写真だ。
仕事の合間に駅員さんがそばを注文している様子。
かけそば 370円
しばらくすると熱々のそばが出来上がった。
見た目は普通のそばよりも黒っぽい。
そばのアップ
コシが強くしっかりとした味わいだ。醤油だしもいい感じだ。
昼食にパンを食べていたもののペロリと平らげてしまった。
駅前には無料の駐車場があるので、気兼ねなく停めてゆっくりとそばを味わうことが出来る。
どうもごちそうさまでした!
そばを食べて車を走らせていると白い花の咲いた畑があった。
多分蕎麦だろう。広大な畑一面に蕎麦の花が咲いている。
函岳(はこだけ)へ寄り道する
JR初野(はつの)駅
蕎麦を食べてお腹が満足するとさらに南下する。
途中で函岳絶景というような看板を見掛けたので行ってみることにした。
その際に通りがかった駅が面白かった。
小じんまりした無人駅だった。
駅の待合室はユニットハウスだ。
自転車の主はどこまで行ったのだろうか。
ローカル感溢れる単線の線路がどこまでも続く。
プラットホームの手すりが単管パイプで作ってあって手作り感が漂っている。
美深歌登大規模林道起点
ここから函岳(はこだけ)まで27kmのダートとなっている。
ガソリンが勿体ない気もしたが、折角の北海道なので奮発することにした。
加須美峠付近
右折してゲートを過ぎたところ。
道はフラットなダートで道路脇の草刈りもしてあるので非常に走りやすい。
所々タイトなコーナーがあるので十分減速する。
どこまでも伸びるストレート部分
林道終点にある無人の函岳ヒュッテ
ヒュッテは無人で中に休憩所とトイレあり。
水はなし。
山頂付近になるとガスの中に突入し視界が一気に悪くなった。
車とバイク数台とすれ違い山頂直ぐ下にある駐車場までやって来た。
大きなアンテナを設置した怪しげなワンボックスカーが停まっていた。
宇宙人と交信しているのだろうか。
駐車場に着いても視界は回復しなかったが、暇なので函岳山頂まで行ってみることにした。
駐車場から先は通行止め
ゲートの脇を抜けて登ってゆく。
道北レーダー雨雪量計局舎
人気はなく周囲は静まり返っている。
函岳(はこだけ) 標高1,129.3m
レーダーの裏手に回ると函岳山頂がある。
視界が悪く何も見えない。
音威子府そばを茹でる
山の上まで登ってくるといい時間となってしまったので、駐車場で泊まることにした。
お昼に立ち寄った音威子府駅で生麺1束を買ってきた。
麺の様子 一束350g
一体何人前なのだろうか。よく分からないので全部茹でることにした。
こういう時はガソリンストーブが大活躍だ。
強風の中でも元気よく燃えてくれる。
鍋いっぱいに沸かしたお湯にそばを投入する。
そばつゆは醤油ベースだが、醤油がないので味噌で味付けした。
コッヘル一杯のそばを食べて、取っておいたゆで汁も飲み干すとお腹が一杯となった。
玄米ご飯は止めにした。
昨日の様子
視界の回復を密かに期待していたが、朝起きると状況変わらずガスの中のままだった。
電波は不安定だったので、ブログ更新はあとにして山を下りることにした。
この先一体どこへゆくのか。お楽しみに。
*ブログの記事内容は、一昨日の8月7日のもの。
どうやら時間の感覚が狂ってしまったらしい。
走行距離 142.9km
昨日ねぐら 函岳山頂P
おわり
コメント
空気圧解説ありがとうございます。
その程度ですと走行後タイヤ温度が高いと十分ずれますね。乗り心地の悪いジムニーなのであまり高圧に入れたく無かったのでホッとしました。やってみます♩
タイヤですがノーマルタイヤはヤフオクとかジムニーのカスタム屋さんが超安値で売ってますよ。新車からいきなりタイヤ交換する人が多くあるようです一応中古タイヤですが。
私も隊長の記事を読ませて頂き、年中スタッドレスをやめてノーマルに交換しました。
乗り心地も随分良くなりますね。
どうもありがとうございます。
そういえば新しいのにタイヤ交換しているジムニーも見かけますね。
時間を掛ければ良いショップを見つかりそうです。