こんにちは。からあげです。
ここ最近はずっと蒸し暑さが続いている。
じっとしている分にはそれほど気にならないが、ご飯を食べたりちょっとでも動いたりするとどっと汗が噴き出してくる。
昨日は「道の駅おこっぺ」で車中泊した。
寝苦しくて夜何度も目が冷めて眠りが浅かった。
それで6時過ぎまで寝ていた。
あれだけ沢山いたライダー達は7時前にはみんな出発してしまった。
あとに残ったのは、急ぐ旅ではない退職した年寄りと何をしているのか分からない不審なおっさんだけとなった。
日が昇ると再び蒸し暑くなってきたので先に進むことにした。
道の駅 オホーツク紋別
興部からも国道238号線を走る。
取り立てて見るものがない単調な道が続く。
紋別市街をパスしたところで道の駅があったので寄ってみることにした。
夏でも流氷が見れる流氷科学センターがあったが、微妙に入館料が高かったので外観だけ見た。
遠くの方で大きなカニのハサミが見えたので行ってみることにした。
大きなタラバガニのハサミが立っている。
1,985年に出来たそうで30年もののモニュメントだ。
夜になるとライトアップされてさらに美味しく見えるのだとか。
防波堤の先端にあるオホーツクタワー
いかにもお金が掛かっていそうな建物だ。
入場料が高そうなので遠くからそっと眺めるだけにしておいた。
流氷砕氷船 ガリンコ号
近くの芝生の公園に小ぢんまりとした船が陸揚げされていた。
早速寄って行ってみる。
現役を引退した初代ガリンコ号
総トン数 39t
全長 24.9m
航海速力 3ノット
氷厚 70cm 1.5ノット
20~50cm 2~3ノット
20cm未満 3~4ノット
元は三井造船がアラスカ油田開発のために建造した実験船「おほーつく」で、1981年(昭和56年)12月26日に建造進水した。1985年(昭和60年)の実験終了に伴い、有効利用のために日本船用機器開発協会(現・日本船用工業会)および三井造船の協力のもとに観光船に改造され、紋別市へと傭船された上で船名を「ガリンコ号」と改められた。1987年(昭和62年)2月1日就航。当初の定員は32名で、世界初の流氷砕氷観光船だった。
その後1988年(昭和63年)に2階建てへと改造され、定員は70名となった。1996年(平成8年)3月10日までの10シーズンに渡り、延べ8万人を超える観光客を流氷の海へ案内した。Wikipediaより引用
ガリンコ号の特徴は、ネジを回すと食い込んでゆくアルキメデスの原理を利用した巨大な4本のアルキメディアン・スクリューだ。
現在は、装備や船体が大幅にパワーアップされたガリンコ号Ⅱが就航している。
夏の間は釣りやクルージングで楽しむことが出来る。
冬にやって来る機会があったら、ガリンコ号Ⅱに乗ってデッキで流氷を見ながらガリガリ君アイスを食べたい。
参考リンク オホーツク紋別 流氷砕氷船ガリンコ号ⅡHP
オホーツクとっかりセンター ゴマちゃんランド
営業時間 1000~1700(年中無休)
入館料 大人 200円 小人(小~高校生) 100円
幼児 無料
えさの時間
1回目 10:30 2回目 11:30
3回目 13:30 4回目 14:30 5回目 15:00
前を通りがかるとちょっと気になったので入り口に行くと、なんと入館料が200円だった。
間近でアザラシを見れる折角の機会なので、奮発して寄ってみることにした。
中に入ると可愛らしいアザラシがいる。
こいつは人懐っこいアザラシだ。おっさんを見に寄ってきた。
飼育員のお姉さんによる餌やりタイム
すっかりいい子になってそこら辺に転がるアザラシ達。
物欲しそうに眺めるアザラシもいる。
ゴマちゃんランドはアザラシのみの小さな水族館だ。
アザラシには1頭ずつ名前が付けられていて、飼育員はアザラシを名前で呼んで可愛がっていた。毎日世話をしていると違いが分かるようになるらしい。さすが飼育員だ。
参考リンク オホーツク とっかりセンター
お昼は道の駅の駐車場の端の方でラーメンを作って食べる。
周囲を見渡すと私と同じような事をしている人をチラホラ見掛ける。
キムアネップ岬キャンプ場
そのまま国道238号線を走ってサロマ湖までやって来た。
サロマ湖に突き出たキムアネップ岬には、ツーリングマップルに記載のない無料のキャンプ場がある。
スマホで車中泊場所を検索していたらたまたま見付けたスポットだ。
これはいい。広くて開放的な湖畔のサイト。
利用期間 6月1日~10月21日
利用料 無料
施設 トイレ、炊事棟、コインシャワー有り(8分100円)
その他 車輌乗り入れ不可(自転車OK)、ゴミ持ち帰り
芝生の広大なサイト
開放的な場所なので風当たりは強い。
管理棟
日中は管理人が常駐する。夜間閉鎖。
建物内にトイレ、コインシャワーあり。
シャワールーム内
男女別、脱衣所あり。(左上に棚あり)
8分100円のコインシャワー
温度調節のみ、水量調整は出来ない。時間表示なし。
100円を入れてボタンを押すとお湯が出てくる。
ボタンをもう一度押すとお湯がストップする。(ただし、タイマーが動き続けている。)
水圧が低くなかなか温かくなってこない。
それでも100円でシャワーを浴びれるだけマシだと思う。
管理棟入り口の自販機はなんと100円
缶を捨てるゴミ箱が無かったので飲みたいのをぐっと堪えた。
立派なトイレ
悪天候時には逃げ込める。
炊事棟
トイレと同様に建て替えられたばかり。
流しの様子
テーブルもあって便利。
参考リンク キムアネップ岬キャンプ場 佐呂間町HP
サンゴ草群生地
寝床が決まってシャワーを浴びることが出来るとなると、急に走りたくなって来た。
そこでジョギングシューズに履き替え、トレランザックに水、カロリーメイトを突っ込んで出発する。
途中で見掛けたトマトのようなものはハマナスの実だ。
付近のカラスが見向きもしないところを見ると食べても美味しくはなさそうだ。
牧草地帯を抜ける。
あちこちに牧草ロールが転がっている。
出発する時に気になっていたが、西の空が黒っぽく怪しい気配がする。
気をつけながら走ることにした。
気持ちのよい直線道路を走る。
気がつけば右足首の痛みは消えていた。
マラソン大会に出場して足腰を痛めたお陰で下半身の筋力がアップしたようだ。
調子が出てきたところで、遠くの方で雷鳴が轟いた。
雷がやって来るなら仕方ない。戻ることにした。
雷雲の様子を見ながらスピードアップする。
暗くなっている遠くの空に稲光が走り一拍子おいて轟音が轟く。
人間はやる気になれば出来るようだ。
軽やかにとは言いがたいが、最近ののっそりとした走りから脱することが出来た。
車に戻る手前で雨が降り始めた。
なんとか間に合い車に逃げ込む。
一旦は雨が止んだが、その後再び雨雲が襲来し結構な雨を降らせた。
お陰で外に干した洗濯物は水切りする間もなく雨に当って夜を迎えることになった。
さあて今日はどうしようか。夕方から再び雨が降りそうな感じだ。
取り敢えず昼ご飯を済ませて考えよう。
昨日走行距離 91.7km
昨日ねぐら キムアネップ岬キャンプ場
おわり
コメント
何処へ行っても公共施設だけは立派なものですね。
街はシャッター通り元商店街に人影すらないゴーストタウン。
一極集中した東京では新国立なんちゃらで天文学的な建設予算話、一方零細町工場は次々と廃業、ホームレスや生活保護受給者を罵倒して非正規雇用で24時間死ぬまで働かされてます。
交通事故は毎日のようにTVががなりたてますが年間死者数5千人、一方で自殺者は年間3万人。
この状況を異常と感じないほどに人々の心は病んでいます。
山や河や海の自然はそんな人間世界とは無縁にただ坦々と時が過ぎ季節が巡ります。
道路を走るだけでも危険なのですが私は冬の北海道へ是非行きたいと思ってます。
夏は熊、冬は尋常ならざる風雪、危険と魅力がいっぱいの北海道ですね。
危険だから楽しいような気もします。
安心安全の社会では何も楽しくはありません。
はじめてコメント致します。バッキーと申します。
Bライフに興味を持ったのを切欠にからあげ隊長のブログを知り、閲覧するのが日課になっております。私も数年前に北海道を一周しているので、懐かしさを感じながら楽しんでおります。
寝苦しい夜が続いているようですが、お体に気をつけて北海道の旅を楽しんでください。
またコメントさせて頂きます。それでは失礼致します。
初めまして。
毎日ブログを読んでくれてどうもありがとうございます。
いつでも気兼ねなくコメント下さい。
ハマナス食べれるよ!(甘酸っぱい)
ビタミンCとポリフェノールがたっぷりだよ!
砂糖で煮てジャムにするといいよ!
そうなんですか。どうもありがとうございます。
でもジャムは嫌いです。