車内の片付け

こんにちは。からあげです。

 

昨日は本当に疲れてぐったりとしてしまった。
登山、ロングドライブ、食料買い出し、ガソリン給油など。
いろいろやることがあったし、玄米の入手に手間取って疲れてしまった。

東大雪地域の情報（2015.9)

しばらく活動していた東大雪の地域は、山深いところで商店がなくて不便だったが、その間お金を意識すること無く生活出来たのは良かった。
上士幌と上川町の間の国道２７３号線沿いは、層雲峡入口のコンビニを除いて食料を買い出し出来るスーパーやガソリンスタンドがないので注意が必要だ。
私が拠点としていた糠平温泉では、早い時間であれば奥のガイドセンター（現在は閉鎖されている。建物入口には博物館とあった。）の駐車場に停めて、夕方になるとひがし大雪自然館駐車場に移動した。
水を汲めることと圏内であるため活動拠点に糠平の温泉街を選んだ。
奥のガイドセンターの駐車場は、近所のホテルの工事作業車がたまに出入りするだけで静かだった。
トイレはあるが、夜間は閉鎖される。
水はトイレの水ではどうも不安だったため、国道沿いにある中央公園内の水道で汲ませて貰っていた。
ひがし大雪自然館の駐車場は、昼間は観光客がやって来て出入りが激しく、邪魔になるので第２～３駐車場かガイドセンターの方に停めたほうが良いだろう。
トイレは立派な水洗トイレがあるが、入口のスライドドアの閉まる音が煩いので注意が必要だ。夜間はトラックも出入りするので、多少気になるかもしれない。
敏感な人は耳栓をした方が良いだろう。

圏外でも構わなければ、糠平湖の少し北にある幌加除雪ステーションの駐車場も良さそうだ。
駐車場は広くてきれいなトイレがあるので車中泊に適している。
ただ、実際に泊まった訳ではないので、トイレの水が飲用できるか、夜間の車の出入りの状況などは不明だ。

 

ガソリン、食料を手に入れてやって来たのは旭川の２１世紀の森キャンプ場だ。
２月ほど前に泊まったことのある無料のキャンプ場。
無料なのに広大なキャンピングカー専用ゾーン（オートキャンプも可）、キャンプ専用サイト（サイト内車両乗入れ不可、駐車場と隣接する区画を利用すればオートキャンプ風の利用も出来る。）、水洗トイレ、炊事場、洗濯機、温泉などがあってゴミ捨て出来る素晴らしい施設だ。
一体このキャンプ場の運営費はどこから出ているのだろうかと他人ごとながら心配になってくる。
旭川市民に重税がのしかかっているとしたら申し訳ない。
これまであちこち行ってキャンプや車中泊をしてきたが、この旭川の２１世紀の森キャンプ場を越えるものは未だに発見したことはない。
もう本当に至れり尽くせりのきめ細やかなサービスの行き届いたキャンプ場だ。
こんな凄いキャンプ場は利用しないとバチが当たる。

どうもありがとうございます！ゆっくりさせてもらいます。

Google Map

 

今朝は早い時間は雨が残っていたが、次第に天気が回復し晴れの天気となった。
目覚ましをセットせずに寝ていたが、７時前になるとどうにも寝ていられなくなったので起きることにした。
周囲にいる他の泊客は静かな年寄りばっかりで、耳栓をせずに遅くまでゆっくり寝ていられたのは久しぶりではないだろうか。

朝食には昨日仕入れた玄米を食べる。一晩水に漬け込んでどうにか食べられるようになった。
本来なら丸一日浸けておきたいが、玄米を食べたくて仕方なかったので、一晩で良しとした。

このキャンプ場にやって来たのは、温泉に浸かってゆっくりするためだが、ゴミ捨てが可能なこともある。
今までは買い物したスーパーやコンビニでこまめに処理していたが、しばらくお店に行かない生活をしていたのでゴミが溜まる一方だった。
ゴミがあると車内が片付かず落ち着かない。
そこで晴天の一日を利用して車内の片付けを行うことにした。

まずは余計な荷物を外に出す。
これまでの登山に使った地図を整理する。
図書館で地形図をコピーして切り貼りして作ったもの、カシミール３Dでダウンロードしプリントアウトしたもの、登山地図をコピーしたものなどが溜まってしまい邪魔になっていた。
要らないものは処分する。

ここ最近は未舗装の林道を走ることが多く、走る度にジムニーがシェイクされて荷物がグチャグチャになっていた。
落ちてきた荷物はとりあえず網棚の上に入れておくが、林道に入ると再び上から降ってくるの繰り返しだった。
これではいけない。この機会にきっちり片付けることにする。

モバイルハウスの片付け中。
車の周囲に広大なスペースがあるので、効率よく作業できる。

車の中から出てきたゴミ
カセットボンベ、缶詰の缶、ペットボトル、箱、袋、コピー用紙など
狭い車内に随分と溜め込んでいたな。

剣鉈の表面が錆びてきたので研ぐことにした。
実家で小さな砥石を貰って積んできた。
ナタは長くて重いので、ナタを固定して砥石を動かして研いだ。

研いだ後はウエスで水分をしっかりと拭き取り、錆止めにワセリンを塗っておいた。
すると刃の輝きが復活した。
この他にヒグマ対策としてクマ撃退スプレーも持っているが、スプレーは一度使うと終わりだし、無風か追い風でなければ使えない。
雨の日や横風の場合は効果が激減することが予想されるので、やはりこういった原始的な武器を持っていると安心出来る。
これがあればクマと遭遇しても余裕を持って対処出来るはずだ。（たぶん）
この剣鉈を手にクマと戦いたくはないが、クマ撃退スプレーが使えない、使いきってしまった場合、向こうが襲ってくるのなら戦うしかない。
ザックを背負ったまま手を組み後ろに回し頸動脈を保護して地面にうつ伏せになって無抵抗の意思を示すのも有効のようだが、私は怖くてそんな真似は出来ない。
ダメ元で戦いたい。
クマもこいつヤバイと思ったら戦わずして去ってくれるかもしれない。
私にとって剣鉈は魔除けであり、ザックの重りとしてトレーニングとなるものだ。
山小屋に帰れば薪割りの道具としても使うことが出来る。
今後もこの剣鉈は大事にしてゆきたい。

ベットをひっぺがして濡れタオルで拭いて掃除した。
右後ろに積んでいるポリタンクから水が溢れて下に溜まっていたので、念入りに乾かしておいた。
全ての掃除が終わって再び車中泊モードにセットした。
これだけ綺麗になったので、残りの北海道を快適に過ごすことが出来る。

一区画が非常に広いキャンピングカー専用サイト
ジムニーは小さいがソーラーパネルも積んでいるし車中泊出来るように簡易ベッドもあるので、これは立派なキャンピングカーだ。
これだけ広いとお隣さんとの距離もあるので、お互いあまり気を遣わずに過ごすことが出来る。
川も近くて水音がして良い音消しになっている。
しばらくはここでゆっくりしてこれまでの疲れをとることにしようか。

それでは今日はこれでおしまい。

本日の走行距離　0km
ねぐら　　　　　旭川21世紀の森キャンプ場

 

おわり