おはようございます。からあげです。
今は実家生活。
日々の雑用が簡単に終わるので時間に余裕がある。
正直言って非常に味気ない生活だけど、この時間的余裕を大事にしたい。
今朝も走りに行ってきたんだけど、ちょっとしたアクシデントがあった。
走り始めて10年近く経ったんだけど、初めてコケてウエアを破いてしまった。
ウインドブレーカーのズボンの左膝辺りに穴が空く。
下のアンダーウエアは少し毛羽立っただけだった。
もちろんパッチ当てをしてまだまだ着るつもりだ。
幸い膝を少し擦りむいただけで、深刻な怪我にならなくて良かった。
すり減ったボロの運動靴でアスファルト路面を走っていると、足腰に負担が掛かるので、つま先着地気味に走っていて、暗くて路面の凹凸が分かりにくくて段差に足を取らててしまった!
まあ次から気をつけることにしよう。
ところで、本日のタイトル、「今、おっさんが熱い!」とは何事かと思った方もいるかもしれない。
メタボ気味の汗ばんだおっさんがゼエゼエと肩で息をしているようなことではない。
最近、私がネットしてて感じるのは、いい年したおっさんが何やかんやをやらかしているらしい、ということ。
もちろん私もその一人なんだけど、仕事を辞めて無職生活を満喫していたり、脱サラして独立したりと、おっさんに勢いを感じる。
おっさんって聞くと暑苦しく、そして説教臭くて鬱陶しい。
そう感じる若い人が多いと思うがちょっと待って欲しい。
そういうおっさんが一定数いるのは否定しないが、ただ単におっさんの人口が多いこともあるのだ。
今をときめく、団塊Jr世代は非常に多い。
私もその一員なんだけど、生まれた時からライバルが多くて同級生と競い合う必要があった。
そうしないとポーンと弾き出されて日の当たらない、地味な生活をしなければならなくなる。
だから虚勢を張って存在感を誇示する必要があった。
不良やらヤンキーが流行ったのもこの時代。
また、学校でも兎に角生徒数が多かったから、扱いは適当だった。
教師や大人から細やかなサポートを受けられるなんてことは無く、自力で快適な環境を整えていく必要があった。
基本放置が当たり前だった。
だから、我が強い人間が多いのはそのせいだと思う。
時代や環境のせいにはしたくないけど、そういうこともあるんだ、ということを分かって欲しい。
いや受け止めてもらうだけでいい。
おっさんはおっさんなりに必死で生きてきたんだから。
熾烈な受験戦争を勝ち抜き、そして数少ない就職先にどうにか潜り込み、やれやれやっと一息つけるわい、と思っていると今度は突然のリストラだ。
これでは何のために必死になって生きてきたのか分からない。
だから半ば自棄っぱちになって好き勝手に生き始めたおっさんが多いんだと思う。
世の中の仕組みを知り、小金を持っているおっさん。
もはやプロ野球選手や宇宙飛行士にはなれないかもしれないが、それでも自分の好きなものになることが出来る。
私は探検家になった。
仮に失敗しても残りの寿命が短いので直ぐに死ねる。
全然問題ない。
養う妻子がいない独身のおっさんなら最強だ!
ある意味で若者より可能性がある。
おっさんよ!
もっと好き勝手に生きようではないか。
おっさんが活気付けば楽しい世の中になるに違いない。
もっと貪欲に夢を追い求めていい。
遠慮なんていらない。
屁のつっぱりはいらんですよ!
若者に負けるな。
プライドを捨てて我が道をつき進め!
頭はハゲ、お腹は出て、身なりに気をかけず、そして人目を気にしなくなる。
別に劣化した訳じゃない。
適応しただけだ。
収入が低く、その道で生計を立てられないかもしれない。
でも楽しいからいいじゃないか。
おっさん一人の生活コストは著しく低い。
スポーツカーなんていらないし、最新のファッションなんていらない。
セレブが住みそうな豪邸なんていらないし、魅惑的な美女軍団なんていらない。(多少は欲しいかも)
そんな幻想に満ちた偽りのものなんて全ていらない。
邪魔な荷物となるだけだ。
そんな事より、自らの自由が何よりも大事。
見掛けがおっさんなだけで、世間の人はそれなりに信用してくれる。
あれこれ意見を言うと呆気無いほど意見が通ってしまう。
若いとどうしても甘く見られる。
これは仕方がない。
だからおっさんは好き勝手にやりやすい。
もう誰にも止められない。(単に関り合いになりたくないだけ。)
誰からも文句は言われない。(言われても右から左へと受け流す。)
自分の思うがままに生きてゆく。
好き勝手やっていい人生だということを思い出して欲しい。
子供の頃、大して先の事を考えずに、気の赴くままに過ごした日のことを。
当時はきっと、わくわくドキドキの連続だったはずだ。
だから楽しい子供時代に戻って好き勝手にやることにするのだ。
ただ、私の真似をして大変なことになっても責任は持てない。
全てが自己責任だ。
自分の人生は自分で責任をとってこそ、人生が突如輝き始める。
何時までも他人のせいにしていてはいけない。
私には長いリーマン生活が必要だった。
抑圧された生活があったからこそ、今こうして自由の大切さを知ることが出来た。
もう誰にもこの自由を奪われたくない。
自分で自由を勝ち取ってゆく。
自由は与えられるものではなく、自ら掴みにいくもの。
この姿勢が大事だと思う。
コメント
こんにちは、自然が好きな野生児のシンボと申します。
熱いおっさんの一人である「からあげ」さんの探検を、楽しませて頂いております。
陰ながら応援してますので、身体に気を付けて、がんばってください!
法要お疲れ様です。雪の中、無事にご実家に帰れて良かったですね!
今日の「もう誰にもこの自由を奪われたくない。
自分で自由を勝ち取ってゆく。」にジーンとしました。
おっさん熱いです!!
私もからあげ隊長のように生きてみたい。
自由が欲しくて日本を出たのですが、結局社会システムに飲み込まれ
日本と変わらない生活してます。
30半ばまでに、お金貯めて小さな小屋を建てたい・・・
時々仕事をしに市街地へ行き、
自分で食べるだけの野菜と少しのにわとりを育てて、人と離れた自然で暮らしたい。
隊長のブログを見ながらいろいろ先の理想を思い描いて楽しんでます。
トルストイの『戦争と平和』にお姫様と言っていい人が裁縫
をする話が出てくる。昔は裁縫をだれでもやった。
今はやらなくなりました。パッチで補修はいいですね。破けた
のは脚を守るためだったのですから、小さな穴で捨てては可哀想。
暇だったら、からあげ探検隊の旗を作るとかどうでしょう?
いつも楽しみにしてます。
おっさんは勇気をもらいました。
このまま枯れ行くばかりかと思っていたんですが、熱くなってもいーんですね?w
お互い同世代。頑張りましょう^o^
素晴らしい!
感動した! そう!
俺たちは自由なんだ!
「もっと好き勝手に生きようではないか」
そう出来るよう4~5年先の早期退職に向けて準備中です
これからも拝見させていただきます、日記に期待しています
笑いました。
同感です。おっさんは自由であるべきです。
今の若者不遇の時代、最も夢のあるのはおっさんなのかも知れません。
おっさんは本当に強いですよね。まさく「もう誰にも止められない」です。
自分ももう、職が見つからなくても好きなことをして生きていけばいいかな、などと考え始めました。
今後も勢いのあるおっさんの叫びを期待しています。
>シンボさん
>めぐさん
>名無しさん
>TOMさん
>prireさん
>観楓さん
いやあ反響の凄さにびっくりしました。
実はこのネタ去年の11月中に思いついてずっと温めていたんです。
とても楽しくて、考えながらニヤニヤしてました。
ですがこの前の突如の大雪でなかなか書くタイミングを掴めませんでした。
実家にいるときは、何故かネタがあまり浮かんでこないので、この機会にUP出来て良かったです。
世間の常識は本当に危険だなあと思えるようになりました。
思い切って社会の真っ当なコースからはみだしてみたら、、、
こんなにも自由で素晴らしい世界だったとは、思いもしませんでした。
本当に生きるのって楽しいなと思えるようになりました。
>裁縫さん
シンプルで軽くて安めのウエアーなのでお気に入りです。
穴が空いたくらいで処分しては本当に勿体無いです。
近頃、パッチ当てしたズボンを履いている子供は見かけませんね。
見栄ばかり張って。
>無職さん
探検隊の旗。良いですね。
ジムニーに付けて旗をなびかせて走る。
山小屋に掲げるのも良いですね。
どうもありがとうございます。
すばらすい!
「サウイフモノニワタシハナリタイ」
ですね?
AUTHOU: からあげ
>雲さん
どうもありがとうございます。
宮沢賢治ですか。
今度読んでみようと思います。