預貯金を使ってもなくならない財産にシフトする。

こんにちは。からあげです。

 

ここ最近はポカポカ陽気が普通になって本当に過ごしやすい。
あちこちテントが傷んできたけど、そんな些細なことは気にしない。
春到来を告げる小鳥たちのさえずりを聴きながらロケットストーブを弄っている時が至福のとき。
老後のことなんかも頭の片隅から消え去ってしまう。
刹那主義というわけではないけど、今がいいならまあいいかなんて思えるようになってきた。
会社勤めをしていた頃は到底思いもしなかった境地。
若葉が今か今かと待ちわびている林間を抜けてくる心地よいそよ風を受けながら、椅子に座り静かに読書なんてことも今は普通に出来る。
本当に有難いことだ。

中谷彰宏の本にハマる

最近中谷 彰宏(なかたに あきひろ)の本にハマりいろいろ読み漁っている。
著者は、ビジネス、自己啓発、面接の達人シリーズから恋愛論までと膨大な量の本を書いている。
なんでも5日に1冊は本を書いているそうだ。
よくもまあネタが尽きないなあと感心する。中谷さんは掘っても掘っても無くならない、無限にネタが湧き出て来くる油田を掘り当てたのだそうだ。

 

本を読んでいて感じることは、この人はさぞかしモテるだろうな、ということ。
普段は大して飲み屋には行かないだろうけど、付き合いで行った時なんかは店中の女の子に囲まれてハーレム状態になっている気がする。
お姉ちゃんは仕事なんだから、他のお客も楽しませないといけないんだけど、知らず知らずのうちに意識が向こうの方に行ってしまう。
もうこれは自然となってしまうからどうしようもない。

もちろん中谷さんは他のお客さんにも気が利くだろうから、周囲を巻き込んで店全体で盛り上がっちゃう感じに持っていく。
決してお姉ちゃんを独り占めしない。
だから他のお客さんからも非常に受けが良くて、この前はいつ来たのかと中谷さんの動向を知ろうとする。

まあ妄想はこれぐらいにしておこうか。 

 

なぜあの人はお金持ちになるのか 
~使ってもなくならない財産をつくる42の具体例~

ダイヤモンド社 2003年9月4日第1冊発行

 

この本を読んでいきなりシビレた。
まえがきに一番良いことが書いてある。さすが中谷さん。出し惜しみをしない。

 

あなたが今、持っている「使ってもなくならない財産」が、本当の財産です。
使ったらなくなる財産は、「財産」とは呼びません。
使ってもなくならない財産は、目に見えにくいものです。
自分がいったい何を持っているのか、なかなかわかりません。
他人にも評価されません。
銀行の預金残高とは違って、数字には出にくいものなのです。
人はどうしても、使ってもなくならない財産よりも、使うとなくなる財産に目を奪われがちです。
これでは、ますますお金持ちになれないのです。
使ったらなくなる財産は、貯めても結局なくなります。
使ったらなくなる財産を、使ってもなくならない財産に切りかえていくのです。

 

2014-4-2

世間は、消費税増税前の駆け込み需要で景気が良かったみたいだけど、これは使ったらなくなる財産に変える行為だ。
お金でモノを買う。

形として残るモノは、使えばなくなる財産。

いずれ壊れてなくなってしまう財産だ。

だから預金残高の減少に囚われずに、お金を目に見えない経験や知恵などに変換していきたい。

 

一度、経験や知恵として自分の中に取り込むことが出来たら、もはや誰にも奪われることのない、かけがえのない財産となってくれるだろう。
大恐慌が訪れてお金が紙くずになったとしても、これらだけは決してなくならない。
私は頭では分かっているつもりだけど、行動が伴わない。
ということは、全然分かっていないということ。
つい、目先のお金に心を奪われてしまう。
小金を手に入れて満足していれば、影の支配者の思う壺だ。
ここは信念を持って己の恐怖に立ち向かっていこう。

コメント

  1. 裏方 より:

    あれやこれやと人や物に囲まれて暮らしていると、自分が本来持っているもの、自分の心身そのものを感じる力を失うのでしょうね。
    私には、妻や子がいますので、自分の思い通りの人生をもはや送ることはできず、世間基準で生きるしかありませんが、瞑想をしている間は、思考を手放して、あらゆるしがらみがない状態で、自分の心身が、生きる意味を生み出しているのだと感じ、幸福感度を高められます。そうすると、お金やら物や人に依存せずとも人生の価値が得られる気がします。

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