ノコギリの目立てと薪ストーブの煙突掃除など

こんにちは。からあげです。

 

今日も休日モードで9時まで寝ていた。
外に出ると雲一つない素晴らしい天気で、ゴロゴロしているのは非常に勿体無いような気がしたので、作業をやることにした。
食事を終えて作業服(ツナギ)に着替えると11時過ぎとなっていた。
普段着は下だけ作業ズボンを履いているが、よそ行きのものなので(探検隊正式活動服でもある。)出来るだけ汚したくない。
それに普段着で作業を行うと、汚れたまま日常生活を送り小屋内が汚れてしまう。
一般人には、私の小屋が比較的小綺麗な状態でも、こ汚いと感じるだろう。
まあ、細かいことは気にしない。
ゴソゴソと作業を始めることにした。

 

ノコギリの目立て

さて初めは、ノコギリの目立てについて。
いきなり時間を巻き戻す。
これは昨日、晩御飯を食べたあとにチマチマと作業したものだ。

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昨日から薪割りを始めたところだが、丸太を切る時にノコギリの切れ味が悪くて随分と体力を消耗してしまった。
あまりやりたくはなかったが、ノコギリの目立てを行うことにした。
過去2回行ったことはあるが、大して切れ味が復活しなかった。
ノコギリの替刃を買うと一つ1,500円もする。
それなので、再び目立てにチャレンジしてみる。

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ノコギリの替刃をコンパネで挟み、クランプで固定した。
クランプの角度を調整して自立するようにした。

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目立て用のヤスリ
あちこち欠けてしまっている。
付属していた説明書には押して研ぐと書いてあった。

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これが研ぐ前のノコ刃
十分切れそうな気がするが、角が落ちていて切れ味が落ちている。

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ノコ刃にはアサリなし。
アサリ有りは形状が複雑になるので、難易度が上がる。

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ヤスリを角度を付けて当てて研ぐ。
押して研げと言うが、引っかかってしまってヤスリが動かない。
仕方ないので、引いて研ぐことにした。
途中で疲れて休憩する時は、何処までやったか分からなくなるので、マジックで印を付けて休んだ。
それでも何度か途中で分からなくなり、適当に決めて作業を再開した。

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1時間20分ほど掛かって、ようやく目立てが終了した。
これで切れ味が復活すると良いのだが。

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普段使用しているノコギリは、シルキーのGOMBOY240
ノコ刃は中サイズの240mmで、焼入れを行っているので耐久性がある。
説明書には研いで再使用は出来ないと書いてあったが、気にせず研いだ。
後で薪割り作業を行う予定だったが、集中力が切れたし疲れたのでやらなかった。
切れ味の確認は後日行うことにする。
(出来たら明日やりたい。)

 

玄関ドアの金具の修正

ここで時間は今日の11時過ぎに戻る。
今日の作業は玄関ドアの金具の修正から行った。

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2×4材で作った自作のドアだ。
最終段階で作ったものなので、精度はそれなりに良い。
しかし1点だけ、ドアの金具の当たりが悪くて開け閉めに手間がかかっていた。

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このドアの金具が歪んでいて、開け閉めに時間が掛かっていた。
さらに漆喰のカスが手に付いてしまうことが多かった。
1年以上住み続けてようやく修正する気になった。

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金具を外して合板の出っ張りをカットして表面を平らにした。
この上から薄い合板を貼り付けて漆喰が手に付かないようにする。

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金具を取り付けたところ。
ドア側と壁側が面一となって歪みはなくなった。
これで良し!まあまあだな。

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上から覗いてみる。
我ながらいい仕事をすると、一人でニンマリとするおっさん。

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調子が出てきたので、ドアノブの角を磨く。
以前も磨いたが、イマイチだったので、もう少し丸みを持たせた。
素手で触ると凄くいい感触だった。

 

薪ストーブの煙突掃除

今日の作業の本命は煙突掃除だった。
ストーブの中の炭が燃え尽きるまで、玄関の作業をして時間を潰していたのだった。

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掃除を始める前に、まずはブラシを作る。
既成品は高いので、ブラシの先っぽと異径ボルトを繋ぐナットを使って自作する。

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ホンマ製 煙突掃除用ネジ付きワイヤーブラシ
(4寸106mm用)

ホームセンターで約600円で購入したもの。
ブラシのボルト径は10mm

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異径ボルトを接続するナット
M10とW3/8のボルトを接続する。
M10のボルトが入れば何でも良かった。
ナットに穴が空いているのがポイントだ。
ホームセンターを徘徊してようやく見つけたパーツ。

約120円で購入した。

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この太い針金は、ペール缶の取っ手だ。
以前、2段式ロケットストーブを作った時、下側のペール缶のものをカットした。
捨てるには勿体無いような気がして、そこら辺に転がしていた。
ようやくコイツの出番がやって来た。
太くて硬いのでペンチとプライヤを使って曲げる。

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取手をだいたい真っ直ぐに伸ばして、異径ナットの穴に通す。

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こうして曲げておいた。
ブラシはグラグラと動くが、針金で押したり引いたり出来ればいい。
これで使用上問題はない。

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薪ストーブに火を入れたのは、12月8日だ。
約20日稼働させていた。
まだ日数的には短いが、赤松中心に燃やしていたので、早い段階でチェックを兼ねて掃除しようと思っていた。
煙道火災を起こすと非常に危険だ。
こまめなメンテで危険を回避する。

参考記事 
薪ストーブの設置完了!(2015.12.2)
薪ストーブに火を入れた!(2015.12.8)

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煙突の外観は、ツナギ目からタールがにじみ出ていて黒っぽくなっていた。

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メガネ石から出た初めのエルボの部分の汚れが一番酷い。

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トップ側の方は、それほど汚れていない。
外に出た途端に急冷されて下の方に多くのタール分が凝固してしまうようだ。

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煙突を解体して順番通りに並べてみた。
小屋内部の煙突を外す時に多少手間取ったくらいだった。
今後の経過を見るために、復旧は同じ位置で組み立てることにする。

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メガネ石の様子。
外側から撮影した。
見た目、ノーダメージ。
上から漆喰でコーティングしたので、耐火セメントがポロポロ落ちてこない。
(パーライトを入れすぎて脆くなっていた。)

 

煙突内部の汚れ具合

これより薪ストーブ側から(エルボー半管ーエルボー直管ーエルボー直管ー直管ー半管ーT字トップ)順に説明する。

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薪ストーブ直後のエルボ
灰が溜まっているのみ。

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半管(室内側の縦の部分)
若干の汚れあり。

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エルボ(半管とメガネ石を貫通する直管を接続する。)
黒っぽいカスが、結構溜まっていた。

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エルボを煙突ブラシで掃除しようとすると、蛇腹部分に引っかかってしまうので、普通のワイヤーブラシで磨くことにした。
(煙突ブラシのワイヤーが一本抜けてしまった。)
時々、小さなスコップで軽く叩いてカスを落とす。

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直管(メガネ石を貫通する横の部分)
分厚いカスが堆積していた。これは凄い!

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直管はブラシの柄の長さが足りないので、両側から突っ込んで掃除する。
煙突を回転させてブラシを出し入れし、時々小さなスコップで軽く叩く。

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中から出てきたカス。
木炭のカスのようなもの。
これがタール成分で煙道火災を引き起こす元凶か。

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エルボ(外側の横から縦管を繋ぐ部分。)
ここにも黒っぽいカスが沢山溜まっていた。

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直管(下から1本目)
汚れは少ない。

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直管(下から2本目)
下よりもさらに汚れが少ない。

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半管(下から3本目)
汚れはほんの僅かだ。

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T字トップ(縦側)
再び黒っぽい汚れが目立つようになった。

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T字トップ(横側)
排気が当たる部分に汚れが目立っている。

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煙突掃除の次は、薪ストーブ本体のチェックを行う。
フタを取り外して内部の様子を撮影した。

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灰は3日に1回程度少しずつ捨てている。

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ストーブ背後の煙突を取り付ける部分。
白っぽい灰が付いているのみで、汚れは殆ど無し。

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内側の鉄板が外れると気が付いたので、試しに外してみることにした。
手前に引っ張りながら持ち上げると外れた。
この鉄板に炎が当たって、上方のストーブ本体とこの鉄板の隙間から下向きに流れて背後の煙突に排気される仕組みだ。
上に炎を誘導させることによって、ストーブ上面の温度が上昇しやすくなって、鍋ややかんが沸きやすくなる。
非常に良く考えられている。

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内側の鉄板
名称は何て言うのだろうか。
これが一番炎に近くて高温となり消耗するパーツのようだ。

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裏面の様子。
下側2箇所に穴が空いている。
ここから多少の灰と排気が出て行きそうだ。

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ストーブ本体内側に痛みはほとんどなし。

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フタの裏面。
左側の小さい方が前側、右の大きい組フタが後ろ側だ。
フタの裏面には、ヒダのようなものを付けて熱を吸収しやすくしている。
丁寧な作りだ。

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内側の鉄板を戻して、中の灰を少し捨てた。
灰は断熱材代わりに底にある程度敷いておく。
(火災防止とストーブ耐久性向上に役立つ。)

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煙突と薪ストーブを元通りに組み立てたところ。
作業時間は約1時間ほど。
写真を撮りながら丁寧に作業した。
慣れれば30分程度で終わってしまいそうだ。

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今日、煙突掃除をしたので、年末年始は快適な薪ストーブライフを送ることが出来る。
次回の掃除は1月の中旬から下旬ころにしようか。

 

ふぅ~、今日は盛りだくさんの内容だったな。
画像てんこ盛りで、読者もさぞかし大変だろう。うしし。
明日はバイトに備えて休み&リラックスモードで過ごすとしようか。
さあて、暗くなる前にトレーニングに行こう!

 

 

追記(2016.1.14)

 

この記事のノコギリの目立ては全く参考になりません。
失敗例としてアップしました。
焼入れをしている替刃タイプのノコギリは目立ては出来ません。
衝撃焼入れという特集な焼入れをして耐久性を高めているので、ヤスリより硬くなっています。
そのため、使い捨てのノコギリです。
普通の目立て用のヤスリで研ぐと逆にヤスリがボロボロになります。

ヤスリは、押して研げる作りとなっているので、引いて砥いではいけません。
ヤスリの目を痛めてしまいます。

次回は、目立て可能なノコギリで行います。
いずれアップしますので、お楽しみに。

 

 

おわり

 

コメント

  1. いちきゅうー より:

    お久しぶりです。
    北海道編で何度かコメントしたものです。
    毎日ブログの更新ありがとうございます。
    知り合いの小屋暮らしの人がまきストーブで、火事になったとのことで隊長のことも心配してました。
    原因は聞きませんでしたが煙道火災かと思います。
    メガネ石の部分の煙突に大量の炭状のカスw
    20日間であの量には驚きました!
    自分は相変わらず格安旅行をしています。
    今月はサンバーで地元福島県から長野旅行、
    先週は18切符とピーチの4000円弱のチケットで九州旅行してゆっくり帰って来たところです。

    • karaage より:

      こちらこそ、毎日読みに来てくださってどうもありがとうございます。
      覚えていますよ。

      早めに掃除しようと思ってやりましたが、遅すぎたのかもしれません。

      良いですね。気ままな格安旅行。
      LLCが安くていいですね。

  2. ジミ より:

    はじめまして。
    九州の天草に住んでます。
    この辺では薪を使うお年寄りが沢山いますが、
    大体の方は煙突の掃除に細い竹を使ってます。
    適当に枝を落とした先端部分を使い、
    曲がったところもいけるようです。
    私はやったことがないので、聞いただけです。
    ご参考になればと思い、メールしました。

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。
      安上がりで良いですね。

  3. 佐藤 誠造 より:

    ジムニー関連でブログ見ていて、隊長のブログ見つけて楽しく読ませてもらってます。ノコギリの目立てなんですが高周波焼き入れしたものでも100均のダイヤモンドのヤスリでできます。うまく決まると新品より切れることもあります。

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