こんばんは。からあげです。
今日は待ちに待った車検の日。
いつもより少し早めに起きて走りにいった。
朝食を済ませると、早速車検の準備を始める。
今回、ジムニー(JB23W-8型)の車検は、5年目二回目の継続車検となる。
「継続検査」とは、自動車検査証の有効期間が満了した後も、引続きその自動車を使用しようとするときに受ける検査で、全国の軽自動車検査協会の事務所で受けることが出来る。
なお、持ち込みで検査を受ける場合は、予約が必要だ。
それなので、簡単で便利なネットで予約を行った。
通勤ラッシュが終わってからのんびり行きたいため、第2ラウンド(検査時間1030~1200)を予約した。
参考リンク
継続検査(軽自動車検査協会HP)
検査予約システム(軽自動車検査協会HP)
まずは持ち物チェックだ。
グローブボックスを漁って書類一式を出してくる。
継続検査に必要なもの
使用者の印鑑
個人の場合は認印または署名、法人の場合は代表者印または署名が必要。
念のため三文判を持って行ったが、結局使わなかった。
自動車検査証(車検証)
検査を受ける車のもの。
点検整備記録簿
車検前に実施した整備の記録簿を作成する。
メンテナンスノートに付いていたものに記入して提出した。
軽自動車税納税証明書
期間内の最新のものを用意する。
今年は平成28年分だ。(よく年を忘れる。)
自動車損害賠償責任保険(共済)証明書
保険期間が、更新される有効期間の満了する日までの期間の全てと重複するものが必要。 (古い証明書の保険期間が残っている場合は、新旧両方の証明書が必要となる。)
窓口で新たに24ヶ月の保険に加入した。
自動車重量税納付書
窓口で入手可能。(印紙も)
自動車重量税額に相当する金額の印紙を購入し、用紙に貼り付ける。
私のジムニー(JB23W)の場合は6,600円。
継続検査申請書(軽第3号様式または軽専用第2号様式)
窓口で30円で販売している。
必要事項を記入しておく。
よく分からないので、記入台のところでサンプルを見ながら記入した。
走行距離も記入する。
軽自動車検査票
窓口で入手可能。
太枠の中と走行距離を記入する。
持ち物のチェックが終わると、車にフォグランプの予備(白色2個)、空気入れ、エアゲージ、ソケットレンチセット、スパナ・メガネなどを積み込んだ。
検査で不合格になってもその場で直せば、時間内であれば直ぐに再受験出来る。
時間オーバーになった場合は、当日その後の空きがあれば予約して再受験出来る。
今回は、検査前にテスター屋でヘッドライトの光軸調整を行ってもらう。
どこの検査協会にも近くにテスター屋と呼ばれる整備工場があるはずだ。
お金を出せば、ちゃちゃっと整備や調整をしてくれる。
初めての場合は、事前に調べておくと慌てなくて済む。
ヘッドライト光軸調整 料金 1,500円
前回は光軸が狂っていて再受験するハメになった。
バルブ交換していないので、大丈夫だろうと思ったが甘かった。
今回も随分とズレていた。
事前にやっておいて良かった。
テスター屋で光軸調整を済ませると、検査協会にやって来た。
前回に比べてなんだか混み合っているような気がする。
月曜日だからなのか、梅雨の晴れ間だからなのか分からない。
窓口で必要書類や印紙を購入して、書類を記入し準備を済ませる。
2回目のユーザー車検で全く分からないので、総合窓口に行ってお姉さんから丁寧にやり方を教えて貰った。
出入りする人はほとんど業者の人なので、みんな慣れていて動きに迷いがない。
ウロウロして挙動不審なのは私くらいなものだった。
おっ、やってるやってる!
流れに任せて書類の準備が整ったが、まだ検査まで時間があったので、検査コースを見学してイメージトレーニングをしておく。
画像の車は、外国人(南米系)がユーザー車検にやって来たようで、よく分かっていないらしい。
おっさんと同類で親近感を覚えた。
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検査の流れ
1名乗車、事前にホイールカバー等は取り外しておく。
外観検査
検査までもうすぐになったので、コースに並ぶことにした。
第2ラウンドの車の列がかなり延びている。
検査場に入る前に外観検査を受ける。
係官が回ってくるので、指示に従ってランプ、ウインカー、ブレーキ、ワイパー、ホーンなどの操作を行う。
この時、助手席足元の発炎筒を目視でしっかりとチェックしていた。
使用期限が切れていたので少し不安だったが、期限を確認することは無かった。
期限切れでも付いていればいいみたいだ。(前回もあるなしのチェックしか行わなかった。)
外で外観検査を済ませると、あとは検査場内での検査となる。
前の車に続いて信号が青になったら中に入る。
待っている間に前の車の様子をよく見ておいて検査の流れを覚える。
排ガス検査
判定基準
4サイクルの自動車 (平成10年以降規制車より)
一酸化炭素測定濃度(CO)2.0%以下
炭化水素濃度(HC)500ppm以下
停止線で停まってエンジンをかけたまま、ギヤをN(AT車はP)にしてサイドブレーキを掛けて車から下りる。
排ガス測定器のプロープを排気管に入れて測定する。
判定が表示されたら、記録器に検査票を入れて記録する。
音声案内の指示に従ってやったらすんなり終わった。
サイドスリップ検査
判定基準
サイドスリップ量は走行1mにつきイン・アウト5mm以下
サイドスリップとは直進性の検査のことで、横にズレないかチェックする。
信号が青になったら進入する。
テスタの上ではハンドルを直進状態で、ゆっくりと通過する。
私はサイドスリップの検査だとすっかり忘れていて、信号が青になったので適当に進み途中で勝手に停まってしまった。
幸いハンドルを真っ直ぐにしてゆっくり進んでいたので、無事に合格した。
音声で指示されていたようだが、周りがうるさくて全然気が付かなかった。
まあ、いい。結果オーライだ。
スピードメータ、ヘッドライト、ブレーキの検査
スピードメータ判定基準
平成19年1月1日以降製作車 31.0km/h~42.5km/h
信号が青に変わったら白線に沿ってゆっくり進み、前輪停止線で停止する。
サイドブレーキは掛けずに案内に従って、スピード40kmになったらパッシングを行う。
景色が止まっているので、不思議な感じがした。
変速を忘れて1速のままで40km出そうとしてしまった。
途中で気がついて3速までシフトアップした。
ヘッドライト判定基準
すれ違い用前照灯(下向き 平成10年9月1日以降製作車)
光度 光度測定点において 6400cd以上
エルボー点の位置
左右 左右とも 27cm以下
下向き 水平面から下方2cmから15cmの間
(照明部中心高さ1m超は下方7cmから20cmの間)
*平成10年8月31日以前製作車は走行用前照灯(上向き)で測定
スピードメータ検査後、音声電光表示に従いギヤをNに入れて駐車ブレーキを掛けライトを点灯する。
音声電光表示の指示通りに行ったらすんなりOK。
事前に光軸調整していたので、安心して受けることが出来た。
ブレーキ判定基準
制動力の総和は、車両重量の50%以上
後車輪の制動力の和は、後軸重の10%以上
左右の制動力の差は、軸重の8%以下
駐車ブレーキの制動力の総和は、車両重量の20%以上
ライト検査後、音声電光表示に従いギヤをNに入れ、駐車ブレーキを掛けない。
音声がフートブレーキと言うので、少し戸惑ったが、フットブレーキのことだと気がついた。
指示があってからガツンと踏んで一発でクリアとなった。
前回は訳が分からず無茶苦茶やってしまって凄く時間がかかった。
下回り検査
リフトに載っているところ。
リフトのステンレス板の中央に前輪を停止し、エンジンを止めてギアをN(AT車はP)にして駐車ブレーキを掛けて検査員の指示に従う。
エンジンを止めたままの状態でハンドルを一杯に切らねばならなかったので、かなり重たかった。
左前のタイヤはパンク修理していたが、何も言われかなった。
判定
合格!!!
リフトが下がったら前に進み判定を受ける。
そこの窓口で書類を受け取ってくださいとだけ言われた。
よく分からないまま突っ立っているとお姉さんが新しい車検証を渡してくれた。
ようやく無事検査合格だったことに気がついた。
新しい車検証とステッカー
うしし。おっさんはやりました!
車検証の記載内容を確認する。
よし、有効期間の満了する日は、短縮されていないぞ。
家に戻ってから車検ステッカーを貼ることにした。
まずは古いやつを剥がす。
新しい奴の裏面に貼り方が書いてあったけど、何度読んでも理解出来なかった。
山折り谷折りとか訳が分からない。
適当に貼ってみると、なんと文字が重なってしまった。
まあ、いい。
読めればいいんだよ。
こんなものは。
車検にかかった費用
消耗品、整備費用
プロペラシャフトブーツ交換(ディーラーにお願い)
パーツ、整備費込み 5,184円
消耗品購入(モノタロウ)
スパークプラグ3個、ブレーキフルード、フォグランプ1個、ワイパーゴム(リヤ)、発電機・クーラーVベルト2本など 7,837円
テスター屋(ヘッドライト光軸調整) 1,500円
法定費用
自賠責保険(24ヶ月) 26,370円
重量税(自家用、平成23年登録車 6,600円
検査手数料 1,400円
申請用紙(軽専用第2号様式) 30円
合計 48,921円
ユーザー車検の感想
今回もユーザー車検でやってみた。
整備は特に問題はなかった。
工具は揃えたので、最低限の消耗品を購入するだけで良かった。
バルブ切れに備えてフォグランプ(35WH8)だけは購入しておいた。
現在、イエロー2個なので、片方切れると困ってしまう。
ヘッドランプやフォグランプは左右同色でなければならないのだ。
今回は整備は直ぐに終わってしまって、車検まで待つのがかなり長かった。
前倒で車検を受けることが出来たが、次回の車検満了日が短縮されてしまうので、短縮されないように満了日まで一月前となってから車検を受けた。
検査自体は全然難しくはないが、要領が分からないので、混乱して訳が分からないことやってしまった。
ユーザー車検の人間がよく出没するようになって検査官も大変だなあと思った。
ともかく今回も無事に合格出来たので、これから2年間はフリーとなる。
来年は車検に縛られることなく、自由に活動できるのが凄く嬉しい。
さあて車検も終わったことだし、そろそろ帰り支度をするとしようか。
お待ちかねキンドルペーパーホワイトを弄るとしようか。
いくら弄っても目が疲れない魔法の小箱だ。
おわり
コメント
隊長、ユーザー車検合格、おめでとうございます。
本当に長い戦いでした。
私もユーザー車検に挑戦してみようかなと隊長の記事を読みながら思いました。
あとは、ゆっくり休んで英気を養ってください。
キンドルの新品は、自分へのご褒美ですね。
どうもありがとうございます。
ユーザー車検は面倒ですが、オススメです。
割安ですし車の知識が付きます。
はい、今回はご褒美もありますし、健康のためもあります。
ブラジル系とか東南アジア系の人が必ず居ますね、多分誰かに頼まれてやってますよ。もぐりの業者ってやつ。1万か2万の稼ぎになれば良いわけで、ディーラー等へ持ち込めば10万下りませんから彼らに依頼する。相当酷いのも通っているように見えますね。
無車検無保険未納税の車って相当に多いようで、受けてるだけマシなのかもw
昔は軽自動車に車検無かったのですよ・・・軽自動車免許は16歳からだったし。
年間交通事故死者僅かに5千、自殺者年間3万から4万。もう車検制度なんか不要なんですが税金取り立ての道具として業者の既得権益として残ってます。アメリカなんか車検無いのだから。
日本は車を持っているだけであれこれお金をむしり取られて大変です。
私は車中泊したいので、車を手放せません。
バイクでテント生活は厳しいですからね。
唐揚げ 様
隊長 ! いつもお気に入りから繋いでたのですが、読者コメントでkarage.infoから繋ぐと問題ない、、って書かれてたので、そうしてみましたら、OK でした。 自宅のボロVISTAから繋いでますが、まったく問題ありません。 良かった~! ということで、会社、シンクパッド、VISATA お気に入り直しときま~す。 お騒がせしてスミマセンでした。 これからも面白い記事、楽しみにしてま~す。。。
いや、今回は本当に参りました。
単にリダイレクトの問題だったのですね。
なぜリダイレクトされないのかは置いといて、これは完全に初歩的なミスですね。
私もよくやります。
でも、まあ正直にコメントして頂けて本当に助かりました。
なぜ、繋がらないのかとずっと不思議に思っていましたから。
隊長 ! ボロVISTAでも、他のPCでもスイスイ繋がります。 隊長の記事はマニアックなのもあれば、疲れた普通の現代人に「夢 ? 」を与えるのもあります。 PC系弱い読者で、いつも覗いてる奴とかも案外いるかもしれませんので、そういう読者も見捨てないでね~ (?) じゃ、頑張って下さい、また !
とにかく無事に繋がって良かったです。
はい、PCが苦手な人や貧弱なモバイル回線でも読みやすくサクサク表示されるようにしてゆきます。
今回は凄くためになりました。