寝太郎さんの「僕はなぜ小屋で暮らすようになったか 生と死と哲学を巡って」を読んで

こんにちは。からあげです。

今日は久しぶりの雨となっている。
朝はトタン屋根に打ち付ける雨の音で目が覚めた。
外は雨だがロフトの壁を付けたので、湿気が小屋の中に入って来なくて非常に快適だ。
もう小屋の中を吹き抜ける冷たい風に悩まされることはない。
壁を付けてから小屋内の空気が落ち着いてきたのを感じる。
適度に乾燥し温かい。
これからは薪ストーブも焚くようになるので、一層快適度が増すだろう。
これまで熱源は自分の体温だけで非常に寒い思いをした。
ようやく落ち着いた小屋生活をすることが出来る。

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今朝は8時過ぎに起きた。
トイレで目が覚めると、外は雨だと分かったので今日は作業は止めにした。
昨晩遅くまで本を読んでいて寝不足だったのだ。

 

僕はなぜ小屋で暮らすようになったか 生と死と哲学を巡って

著者 高村 友也(たかむら ともや)
発行 同文館出版株式会社 平成27年12月8日 初版発行

じつは寝太郎さんの新刊本を読んでいた。

これまで寝太郎さんはブログでもプライベートなことをほとんど語って来なかったが、今回初めて幼少期から現在までのことを書いている。
謎に包まれていた寝太郎さんの秘密がここで明らかとなる。

子供の頃はサッカー少年だったこと、天空の城ラピュタが好きで何度も音声だけを聴いていたことを知って思わずニヤリとしてしまった。他にも家族構成や恋愛などについても触れられている。
学歴からも分かるように記憶力が抜群に良い少年だったらしい。
何度教科書を読んでも内容が頭に入らない私だが、寝太郎さんは一度読んだだけで簡単に全て覚えてしまう。

 

第1冊目「Bライフ 10万円で家を建てて生活する」

お金を使わないベーシックライフの具体的な方法が書かれたBライフ指南書となっている。
この本を読みネットで情報収集して自分に最適の具体的なプランを練ったものだ。

 

第2冊目「スモールハウス 3坪で手に入れるシンプルで自由な生き方」

Bライフの概念について書かれたBライフ解説書となっている。
山林探しをしている時、車の中で何度も読み返し勇気を貰った。

 

第3冊目「僕はなぜ小屋で暮らすようになったか 生と死と哲学を巡って」

今回は寝太郎さんの半生を赤裸々に著した自伝も含まれる非常に興味深い内容。

ついに明かされる寝太郎さんの秘密。あっという間に読んでしまった。

 

今回の第3冊目を読めば、なぜ寝太郎さんが小屋暮らしを始めたのか、その理由が分かるようになっている。寝太郎ファンにはおすすめの一冊。
第3冊目を読んだあとで第1冊目と第2冊目を読み直してみるのも面白いだろう。
難しい哲学の話はよく分からないが、幼少の頃から付き纏われていた死の観念について克明に記されている。
ネットを絶ち、河川敷のテントに篭って自分自身と徹底的に向き合い、血の滲むような思いをして書き記した本書。
読み始めると直ぐにこれまでの著作とはケタ違いの情熱を感じた。
一つ一つの文字に込められた思いに胸が熱くなる。
私はあっという間に寝太郎ワールドに引き込まれてしまった。
ページを1枚1枚捲るのももどかしい。
逸る気持ちを抑えて噛みしめるように文章を読んでゆく。
気がついたら全て読み終えていた。

 

私が小屋暮らしを始めたのは、お金を掛けずに維持できる生活基盤を持ち、好き勝手な生活を送るためだ。
周囲が静かで騒音や人間関係に悩まされることのない田舎の山林の方が自分にとって都合が良かった。
田舎に土地を買って自分で小屋を建てて住めば、都市部の賃貸アパートのように高額な家賃を支払わないで済む。
僅かな固定資産税と電気代だけで生活基盤を維持できる。
これまでほとんど家に居ないのに高い家賃を支払ってきた。
自分が大切だと思っていたガラクタを溜め込むために大枚を叩いてきた。
Bライフに巡りあって私のライフスタイルは一変した。

現在の私は、必要最低限の活動資金を得るためだけの短期バイトをしているだけ。基本好きなことをして毎日暮らしている。
煩わしい人間関係は捨てて自由気ままに生活している。
将来に不安がないと言えば嘘になるが、これまで幾多の障害を乗り越えてやって来たので、何が起ころうとも自分を信じてやっていけば何とかなるだろうと思っている。
私をBライフに導いてくれた寝太郎さん、いや高村先生とお呼びすべきなのか。
本当に感謝しても感謝し尽くせない。

どうもありがとうございます。

 

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しとしと降り続く雨。
ようやく薄日が差してきて天気が回復傾向だ。
明日からまたボチボチと作業を進めてゆくことにしようか。
ほとんど進んでいないPC作業も山程ある。
さあ来シーズンに向けて活動を活発化しよう。

コメント

  1. ぽんたちゃん より:

    からあげ隊長はコンポストトイレ作らないのですか。??
    ネットをしらべるとドラム缶式コンポストトイレとか。
    http://www.cocos-jpn.co.jp/menu/morning/morning_viking.html

    • karaage より:

      来年の春までにトイレを作る予定です。
      今のところは適当な目隠し雨よけを付けて穴を掘るような感じです。

  2. a より:

    薪ストーブ完成おめでとう!
    やはり小屋編のからあげ隊長は最高ですよ

    火入れはいつですか?
    楽しみです

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。
      火入れ式は来週です。お楽しみに。

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