割れたスマートフォン(Xperia Z Ultra)の液晶パネルを自分で交換する

こんにちは。からあげです。

 

昨日、愛用のスマホ(Xperia Z Ultra)の液晶パネルを交換し終えた。
もちろんめでたく復活した!
嬉しくて嬉しくて意味もなくスマホを弄ったりしてニヤニヤしている。
今朝もいろいろ弄っていたんだけど、ふとした拍子にSIMカードのトレイがどこかに行ってしまって大慌てした。

ようやくスマホが使えるようになったところなのに、今度はSIMカードのトレイを紛失して使用できなくなるとは!とほほ。。。
SIMカードの入れ替えを行っていたときに、無意識にどこかに置いてしまったのだ!
そのあと何かの弾みで机の上から飛んでしまった。
あちこち真剣になって探し、ようやく机の隣の買い物かごの中で見つけた。
私は夢中になると注意力が極端に落ちてしまう質なのだ。

こんな小さなパーツが失くなっただけで、スマホが使用不能となってしまう。
今度から気をつけよう。

 

それではこれから自分で行ったスマホ修理のようすを詳しく書いてゆくとしよう。早く書いておかないと忘れてしまいそう。かなり長い記事となってしまったので、休み休み読んで欲しい。

スマホの液晶画面が割れて操作不能となった経緯とその後のようす

Xperia Z Ultra C6833 SIMフリーのグローバルモデル

通称ズルトラ、今現在でも名機と言われているそうな。

割れた画面のアップ

 

およそ3ヶ月前、白神山地で車中泊しながら登山していた時のこと。
車内の荷物を片付けて出発しようとしていた時に悲劇は起きた。
スマホを無意識に踏んづけて、画面を割ってしまった!

画面が割れたのは仕方がないこと。困ったのは、カーソルが暴走して操作不能となってしまったこと。山で遭難した時の頼みの綱。登山前にスマホが使えなくなってしまうとは。
しかし白神山地は山深く圏外なのでどうせ使えない。
それで結局、そのまま登りに行ってしまった。

 

一時はスマホを修理に出すことも考えたが、3万円近くも掛かると分かって業者修理を諦めた。
2年近く使ったスマホに3万円もかけていられるか!
正気か?この大バカヤロー!新しいスマホが買えるではないか。

その後、自分でも修理をできると知ってやってみようと思ってはいた。
しかし、車中泊の旅から家に戻って来ても、電気のない小屋に住んでいるので、直ぐには作業に取りかかれなかった。
強力なテープで接着されたスマホを分解するには、ドライヤーで温めて粘着物質を溶かして剥がす必要がある。
実家に行ってから作業しようと思って、事前にパーツ注文だけしておいた。

 

パーツの注文

1回目に注文したパーツ

スマホの交換パーツは、海外通販サイトのe-bayで購入した。
英語表示のサイトだったので手間取ったが、PAYPALで決済して無事に注文することができた。
e-bayの注文の仕方は、検索して自分で調べて欲しい。

注文してやって来たのがこれ。
船便だったようで、3週間経ったころ中国からようやく届いた。

実はコレ、単なるタッチパネルのみ。液晶画面の交換には液晶パネルも必要なのだ!
作業する時になってようやく気が付いた。

タッチパネルのコネクタのようす

パーツ詳細

タッチパネル 

US $13.19(JPY 1,542円)

Touch Digitizer Screen For Sony XL39h Xperia Z Ultra C6802 C6843 C6833 Black Ts

 

液晶ユニット貼り付け用両面テープ
US $1.66(JPY 194円)

Front Adhesive Glue Sticker Tape For SONY XL39H Xperia Z Ultra LCD Touch Screen

 

合計 1,736円

 

注文しなおしたパーツ

2回目もe-bayで注文した。
今回の発注先は香港の会社で、なんと一週間くらいで届いてしまった。
同じ中国でも、香港は全く違うらしい。
年明けになるだろうと思っていただけに、かなり嬉しかった。

箱から出したところ

今回は液晶ユニット(液晶パネルとタッチパネルを貼り合わせたもの)、両面テープ、工具のセットが入っていた。

 

液晶ユニットの表

液晶パネルの上にタッチパネルを貼り合わせたものらしい。

液晶ユニットの裏面

赤色の保護シートが貼られている。
取り付ける際は、剥がしておく。

横からみたようす
タッチパネルと液晶パネルを分離できるかどうか、軽く力を引っ張ってみたが、ビクともしなかった。余計なことはしないほうがいい。

コネクタのようす

コネクタのアップ

端子は2つ。

液晶ユニット取り付け用の両面テープ

複雑な形状なので自作は難しい。
安いものなので自作に手間を掛けるより買ったほうがよいだろう。

おまけで付いて来た工具

金属製のマイナスドライバーでこじ開けると、スマホを傷めやすいのでプラスチック製のこじ開け工具を使用した方がいい。安物だと付属の精密ドライバーの精度が悪いことが多いので、別のものを用意しておいた方が無難。

パーツ詳細

液晶ユニット一式(両面テープ、タッチパネルを含む)
US $39.99(JPY 4,676円)

For Sony Xperia Z Ultra XL39H C6802 C6833 LCD Touch Screen Digitizer Assembly

 

パーツ代合計 6,412円 (間違って注文したパーツを含める。)

液晶ユニット交換作業

液晶ユニット交換作業のかんたんな流れ

1  データのバックアップ
      ↓
2  裏フタの取り外し
      ↓
3  バッテリーの取り外し
      ↓
4  液晶ユニットのコネクタの取り外し
      ↓
5  液晶ユニットの取り外し
      ↓
6  内部の掃除
      ↓
7  両面テープの貼り付け
      ↓
8  液晶ユニットの取り付け
      ↓
9  液晶ユニットコネクタの取り付け
      ↓
10 バッテリーの取り付け
      ↓
11 裏ブタの取り付け 
      ↓
12 液晶保護フィルムの貼り付け

 

  作業完了!!

以上が交換作業の簡単な流れ。
では私の交換作業のようすを見ながら順に説明してゆこう。

 

1  データのバックアップ

万が一の事態に備えてスマホのバックアップをとっておく。
マウスで操作してmicroSDカードに保存する。

これは事前に購入しておいたmicroUSB-TypeBとUSBTypeAのメス。
Amazonで激安のものを購入した。

 

microUSB-TypeB

USBTypeAのメス

スマホにUSBケーブルを挿して無線式マウスで操作する。
Bluetoothのマウスがあれば、ケーブルは必要なし。

電源を入れたところ。

マウスが認識されると、黒いマウスカーソルが現れてマウスで操作できるようになる。
しかし、液晶パネルの傷のため、マウスカーソルが暴走してしまいバックアップの操作が出来ず。
大したデータは入っていなかったので、バックアップせずに交換作業を行うことにした。
マウスを接続してのスマホの操作は、液晶パネルの損傷度合いによってはできないこともあるようだ。

バックアップ作業を終えたら、スマホの電源を切っておく。
 

2  裏フタの取り外し

使用する道具

手動ブロア、ピンセット、とげ抜き、分解工具。
ブロアは100均にも売っている。
写真には写っていないが、まち針があると便利。こじ開けた裏ブタを保持する時に役立つ。

プラスドライバ-のみ使用。

棒の先が尖ったもの。

金属製の精密ドライバーの使用は、パーツを傷めるので止めたほうがいい。
 

フタをこじ開けるピック。
こいつを強引にねじ込んで裏フタをこじ開ける。

一番重要な道具はドライヤー。
ハイパワーなものの方がやりやすい。

手元を明るくするためにデスクライトを設置した。最近、おっさんは老眼になってきたようで、手元がぼやける。誰だ、近眼は老眼にならないと言った奴は!

あとは机の上に綺麗なウエスを敷いて作業した。

取っ手付き吸盤をスマホにくっつけてドライヤーで加熱する。

一点集中して温風を当て続ける。

10分ほど温めてスマホが熱々になったところで、吸盤を引っ張り隙間にまち針を突っ込んだ。
温めては少しずつ開けるの繰り返し。
チマチマとした作業はおっさんに任せろ!!
こういうのはおっさんの得意分野だ。

隙間が大きくなってきたところで、ピックをねじ込む。
ようし、いいぞ~。

ピックをねじ込んだあとは、加熱しつつピックを横にスライドさせて、粘着テープを剥がしてゆく。
一気にやろうとするとフタが割れるかもしれないので注意が必要だ。
焦らずじっくりやるんだ!

順調に作業が進んでいるところ。
裏フタ剥がしの作業は、始めのピックを突っ込むまでに時間が掛かる。
ドライヤーの温風で挟んでいるまち針やピックが飛ばされることがあるので注意して作業する。

横からみたようす。
かなり浮いてきている。あと一息だ。

むむむ。
焦りは禁物だ。つい作業する指に力が入る。

角は特に剥がれにくい。
無理をせず念入りに加熱してから剥がしてゆく。

パカンという軽い音とともに裏ブタが剥がれてくれた。
ノーダメージで剥がすことができてホッ一安心。
裏ブタは再利用するので、できるだけ傷めないようにする。
防水性能の低下、ゴミが入るおそれがあるため。

粘着テープのようす

防水スマホなので、強力なものを使用しているのか?

粘着テープのアップ 

くちゃくちゃになってしまい、再利用はできない。粘着テープは使い捨て。

裏ブタの裏側(内側)

裏ブタの外側

 

3  バッテリーの取り外し

裏ブタをとったスマホのようす

大きいパーツがバッテリーだ。

バッテリーを取り外す前に軽く掃除しておく。
ゴミが基盤に付着して誤作動の原因となるかもしれない。
ブロアと乾いた柔らかいウエスと綿棒を使用した。
ブロアでホコリとゴミを吹き飛ばして、ウエスと綿棒で拭き取る。
黒い綿棒はホコリがよく分かっていい。

バッテリーのアップ

バッテリー四隅のプラスビス4本と黒いカバーのプラスビス1本を外す。
なんと裏ブタを開けた時、すでに黒いカバーを留めているプラスビスがとれていた。

長い間スマホを車のナビとして使用していた時に、振動で緩んで抜けてしまったらしい。
未舗装の林道を通ることが多かった影響か。(2015年北海道車中泊の旅)
スマホをナビとして使っていると、暴走することが度々あった。
原因が分かってよかった。よかった。

 

ビスのようす

写真に写っているのは2つ。

取り付けビスのアップ

黒いカバーの方の取り付けビス(2本)

この黒いカバーのビスが外れていた。
写真を撮るためにわざわざ取り付けた。
こいつが動作不良の原因になっていたようす。

バッテリーの取り外しにも吸盤を使う。
バッテリーは強力な両面テープで固定してある。
そのため、ドライヤーで温めてからでないと外すことができない。
スマホの内部には、熱に弱い基盤があるので、温めるのが躊躇われた。引っ張ってもビクともしないので、やむなくドライヤーで温めた。

バッテリーの表面が少し荒れていて吸盤の吸い付きが悪い。
(吸盤は使う必要なし。アンテナを留めているテープを引っ張るといい。)

バッテリーを剥がしているところ。
これではダメ。

先にすぐ右にあるアンテナ?を留めているシールを剥がさないといけない。
このシールの端はバッテリーの裏面に貼り付けているため、アンテナをかわしてから引っ張るとバッテリーを外すことができる。(バッテリーを外してから分かった)

シールを剥がしたところ。
アンテナをかわして温めつつ引っ張るだけ。

バッテリーをしつこく温めているところ。
バッテリーはプラスチックのパーツ囲まれている。これらのパーツを割らないように気をつける。
強引にやると傷んでしまいそう。

じわりじわりと剥がしているところ。
この時、まだ上のプラスチックカバーを外していない。
やっている途中で外す必要があると気が付いた。

黒いカバーを外したところ。
ビス1本で留まっているだけなのだが、引っかかっていて外れにくかった。

プラスチックの黒いカバーの内側

内蔵カメラの四角い穴のところが引っかかって外しにくかった。
強引に引っ張ると、すぐに割れてしまいそうなパーツ。

バッテリーのコネクタのアップ

上はゴムが付いていてフタで外れないように押さえる仕組みとなっている。

先が尖った棒を突っ込み、テコを利用してコネクタを上に持ち上げる。

バッテリーのコネクタを外したところ。
これで準備はOK。あとはバッテリーを取り外すだけ。

端についている引っ張りテープを引っ張ると、バッテリーが傾いてしまう傾くので、最後はバッテリー中央に吸盤を付けて引っ張った方が良いかもしれない。

ようやくバッテリーを取り外すことができた。

バッテリーのおもて

バッテリー裏面には両面テープが貼られている。

このテープがアンテナを留めていたテープ。
バッテリーを外す時の持ち手となる。

コネクタのようす

 

4  液晶ユニットコネクタの取り外し

バッテリーを外したあと。
中身がスカスカとなり空間が目立つ。

角度を変えてもう1枚。
デスクライトの光が反射して写真を撮りにくい。

通話マイクの黒いカバーを外す。

黒いカバーを外すと、通話マイクがむき出しになった。

通話マイクのアップ

これも軽く両面テープで留められている。

ピンセットを入れて軽く力を加える。

通話マイクが外れたところ。
よし、いいぞおっさん!

通話マイクが入っていた穴のようす

続いて銀色のカバーを外す。

テープで留められていないので、軽く力を入れると外れる。

液晶ユニットのコネクタのようす

液晶ユニットコネクタのようす その2

角度を変えてもう1枚。

タッチパネルのコネクタを外す。

上に軽く持ち上げると外れる。

タッチパネルのコネクタと液晶パネルの間には、黒いプラスチックパーツが挟まれている。
コネクタを押さえて外れないようにするためのもの。

プラスチックパーツが折れる。

とうとうやってしまった。
ちょっと力を加えただけで真ん中から折れてしまった。
これは折れていても、それほど問題はないパーツ。
コネクタを押さえることができればいいだけ。
(後になって気が付いた。折ってしまった後しばらくは落ち込んだ。)

黒いパーツを外したところ。(壊したともいう)

これで下にある液晶パネルのコネクタを外すことができる。

液晶ユニットのコネクタも外したところ。
金色に光る基盤が綺麗に思える。
こんな電子機器を弄っている自分は何者なんだ?

液晶ユニットのコネクタを外したところで、液晶ユニットを取り外す準備が整った。
さあて最後は表から攻めるぞ!

5  液晶ユニットの取り外し

スマホを表にしてドライヤーで温めているところ。
10分以上1箇所を集中して温めても全然浮いてこない。
引っ張ると吸盤が千切れそうになる。

そこで受話スピーカーの穴にピックをツッコんでみた。
いい感じに浮いてきたので、ここから攻めるのがいいと思った。

しかし調子に乗りすぎて割ってしまう。

割れたところのアップ。
どうせ交換するのだから、割れてもいいと開き直った。

今度は通話マイクの穴にピックをねじ込む。
焦らずじっくりやることにした。

裏ブタに比べて、表の液晶ユニットの接着はかなり強力だった。
ドライヤーで軽く温めただけでは全くビクともしない。
受話スピーカー通話マイクの穴周辺を一点集中して温めてから穴に突っ込むといいだろう。
ある程度剥がれてきたら、あとは比較的スムーズに剥がれてくれる。

ようし、もう少しだ!

ついに液晶ユニットを外すことができた!

液晶ユニットの表

液晶ユニットの裏面

割れた部分(裏側)

粘着テープのようすをアップで撮影。
こいつはかなりの粘着野郎だった。ふぅ~。

コネクタのようす

液晶ユニット(裏面)を比較する。
手前が新品。

壊れた液晶ユニットの分解

どうせ捨てるので、液晶ユニットを分解してみた。
組み立てしなくていいなら気楽にできる。

なんだかシートのようなものが剥がれた。

剥がしたところのアップ

シートは何層にもなっていた。

 

6  掃除

液晶ユニットを取り外したスマホ。
かなり軽くなった。

両面テープやホコリを綺麗に取り除く。
爪で引っ掻いてテープを外した。

綿棒とブロアを使ってホコリを掃除する。
内部にゴミが残っていると誤作動の原因となるため丁寧に掃除した。

7  両面テープの貼り付け

スマホが綺麗になったところで、液晶ユニットを貼り付ける両面テープを貼ってゆく。
裏の白いシートを外した。

スマホに合わせて両面テープを載せる。

上の青いフィルムを外したところ。
微調整してから上から指を押し付けてしっかりとくっつけた。
カメラやセンサーを塞がないように注意する。

テープを貼ったところ。
上の青いフィルムを剥がす前。

青のフィルムを外したところ。
よし、これでいい。

8  液晶ユニットの取り付け

液晶ユニット裏側の赤い保護フィルムを剥がす。
そして、コネクタを穴に通してから、コネクタの方から貼り合わせる。
始めは軽く置くような感じで行う。
位置が決まったら指で押し付けてしっかり貼り付ける。

液晶ユニットを貼り付けたところ。
保護フィルムはまだ剥がさない。

9  液晶ユニットコネクタの取り付け

液晶ユニットのコネクタのようす

きちんと穴から2つ出ている。

液晶パネルのコネクタを取り付けたところ。
位置を合わせて上から軽く押さえるとくっつく。

この後、タッチパネルのコネクタを取り付ける前に黒いプラスチックパーツを付けなければならないのだが、間違えてしまった。

タッチパネルのコネクタを取り付けてから黒いパーツを付けた。
これは順序が間違っている。
後になって画像を見ている時に気が付いた。

通話マイクも穴に取り付けた。

銀色のカバーを取り付けたところ。

通話マイクの黒いカバーを取り付けた。
よし、次はバッテリーの取り付けた。

 

10 バッテリーの取り付け

バッテリーを穴にはめたところ。
ビスの位置を合わせて、アンテナを挟まないように注意した。

アンテナを溝に入れる。
アンテナ押さえのテープはこのままで、アンテナを交わして貼り付けなかった。
このままでも問題なしと判断した。

バッテリーのコネクタを取り付ける。
位置を合わせて上から押さえるだけ。
パッチと小さな音がしてくっつく。

これもあとで思い出したのだが、コネクタの基盤(茶色いビニールのようなもの)をテープで留めておくのを忘れた。
まあ、コネクタ上部のクッションが押さえてくれるので、外れることはないだろう。

バッテリーのビス4本を締めて、黒いカバーを取り付けてカバー固定用のビス1本を締めたところ。

黒いカバーのビス

こいつが緩んでとれていたので、緩まないようにきつめに締め付けておいた。

バッテリー隣の液晶ユニットを押さえているフタが持ち上がっているところ。
組み立ての順序を間違ったため、浮いてしまったようだ。

角度を変えてもう1枚。
この時は気が付かなかった。

仕方ないので、テープを貼って浮き上がりを留めておいた。

 

11 裏ブタの取り付け 

バッテリーを取り付けたようす(この時、浮き上がりのテープはまだ貼られていない)

裏ブタも両面テープで貼り付けられていた。
このままフタをしただけでは、外れてしまう。

そこで両面テープで貼り付けることにした。
粘着力は弱め。
防水を求めるのなら、きっちりしたテープが必要だが、私は防水性能まで求めていない。
単に外れなければいい。

両面テープを貼り付けたところ。

シートを剥がしたところ。

裏ブタを閉じた。
置いてから微調整して位置決めし、指で押さえつけてしっかり貼り付けた。

裏ブタに浮き上がりなし。
液晶ユニットコネクタ取り付けをしくじったが、影響がなくてホッとした。
まだだ。まだ完成ではない。
最後の仕事が残っている。

12 液晶保護フィルムの貼り付け

液晶画面保護のために、100均のA4版液晶保護フィルムを貼る。
こいつが一番安い。

あれ、SONYのロゴはどうしたんだ?
爪で擦ってみると、、、

SONYのロゴが出てきた。

当たり!

SOMYとか微妙に違うアルファベットだったらどうしようと思った。

全ての作業が終わりスマホの電源を入れた。
すると以前のような綺麗な画面が表示された。

 

ようやく完成!!!

作業時間約4時間

 

作業の感想

初めての作業だったので、おっかなビックリだったが、少しずつ作業のコツが分かってきて、リラックスして作業することができた。
こんなに楽しんだ作業は久しぶりだった。
ネットの先人たちが残してくれた情報があったので、なんとかやり遂げることができた。
どうもありがとうございます!
プラスエリア化の時みたいにプログラムの書き換えじゃないから、頭が痛くならなくて本当に良かった。あの時は本当にやばかった。

禁酒して4年近く経つので、指先の震えがなくてしっかりできた。
また何かスマホの作業に挑戦したくなった。

おっさんはよく頑張った!

これでスマホ2台体制となって通信機器の準備は万全となった。
あとはSIM選びだ。

その後ようす(2020年5月)

液晶を交換して3年以上経過した現在も現役で使用し続けているXperia Z Ultra。
2019年はオーストラリア自転車ツーリングの際にHAWEI P10liteの予備機として活躍してくれた。

これからもしばらくは使えそう。さすがは名機と言われるだけある。

参考にしたサイト

ヤルッツェブラッキン

【前編】ズルトラ液晶ユニットをebayで取り寄せて自力で修理交換
【後編】ズルトラ液晶ユニットをebayで取り寄せて自力で交換修理してみた件

 

Naoログ

[C6833] ズルトラのタッチパネル交換を試みた(失敗)
[C6833] Xperia Z Ultraの液晶パネルを交換

 

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