こんにちは。からあげです。
今日は晴天で涼しい一日。
日差しはあるが、気温はそれほど上がらない。
前線が通過して寒気がどっと流れ込んできた。
おっさんは確かな季節の移り変わりを感じた。
もう少しすれば、かなり過ごしやすくなるに違いない。
今回は一昨日のアップしきれなかった部分を紹介したいと思う。
頭を2日前に切り替えて書くとする。
昨晩泊まったのは、むつ市運動公園の駐車場。
下北駅前で気を良くしたおっさんは新たな車中泊場所を開拓するために運動公園までやって来た。
やって来てみてびっくり。
夕方というのにかなり混雑しているではないか。
トレーニングウエアを着た子供の姿が目立つ。
どうやらグランドで練習があるらしい。
図書館で白神山地の本を読み、スーパーで買い出しして準備万端でやって来たところ。
ようやく休めると遅い時間になってやって来たところなので今更場所を変更する気にはなれない。
観念して一晩泊まることにした。
写真を撮ってからも続々と車が入ってきて駐車場の半分以上埋まってしまった。
賑やかな駐車場の片隅でマイペースで食事の用意をする。
車中泊する人間は、遅くまで遊んでいられないのだ。
早寝早起きが基本だ。
用意をしている間も公園の外周道路を走っている子供の数が増えてくる。
むつ市は子供の陸上に力を入れているらしい。
運動公園で車中泊するにあたり、気になった点は管理人がいることだ。
駐車場の出入口はゲートがなかったので、閉められる心配はなかったが、見回りに来た時に退去を求められるかもしれない。
暗くなると照明が点灯し、ナイターで野球の練習が始まった。
まあ、出て行けと言われても遅い時間だろう。
それまでに飯を食べて少しだけ休むことが出来る。
食後のおやつを食べているところ。
チキンラーメンのお菓子があったので買ってみた。
カラムーチョのポテトにチキンラーメンの味がするお菓子だった。
意外と旨くて癖になりそうだった。
結局、その後管理人に起こされることなく朝までゆっくり休むことが出来た。
車の出入りがあったので、耳栓をして万全の態勢で眠った。
朝起きてトイレに行って一抹の不安が現実のものとなった。
なんとトイレのシャッターが降りていたのだ。
前日確認した時、シャッターがボロボロだった。
まさか!と思った瞬間だった。
このボロシャッターが動くとは。
このままここで朝食の準備を始めると大を催すかもしれない。
町中では野糞する訳にはいかない。
トイレの有無が町中での車中泊場所選定の重要なポイントだ。
コンビニまで少し距離があるので、持つかどうか分からない。
最近は胃腸の調子がいいので、規則正しい朝のトイレがある。
そう、一刻の猶予もならない。
どこかトイレのありそうな場所に移動することにした。
むつ市水源池公園
やって来たのはむつ市街地の西の外れにある水源池公園。
いくつか駐車場があるうちの北駐車場にやってきた。
ここは駐車場の直ぐ隣にトイレがある。
傾斜があるが、奥の方だと多少ゆるくなる。
民家が近いので、近隣住民への配慮はお忘れなく!
祈るような気持ちでトイレのドアを開けた。
なんと開いてくれた。
ホッすると急に便意を催す。
正直ものの体だなあと思った。
旧海軍大湊要港部水源地堰堤(きゅう かいぐんおおみなとようこうぶすいげんちえんてい)は、青森県むつ市にある国の重要文化財。1910年(明治43年)に旧海軍大湊要港部の水道施設として青森県大湊村(現:むつ市)に建設されたもので、第二次世界大戦後は大湊町(現:むつ市)の水道施設として1976年(昭和51年)3月まで使用され、1978年(昭和53年)からは公園として市民の憩いの場となっている。1985年(昭和60年)5月 近代水道百選に選定、2001年(平成13年) 土木学会選奨土木遺産に認定、2009年(平成21年))12月 国の重要文化財に指定された。
水源地公園には日本最古のアーチダムがあるというので、地図を見ていて気になっていたポイントだった。
トイレが使えなくても山が迫っているので野糞ポイントはいくらでもある。
それでやって来た公園だ。
おっさんの勘が当たって用と食事を無事に済ませると公園内を散策することにした。
むつ市内で長居しようと思っているので、車中泊場所は多ければ多いほど良い。
駐車場から歩いてダムまでやって来た。
遠くからでも赤色の可愛い小屋が見えた。
公園内は早朝のため、散歩の人がポツリポツリといるのみ。
この静かな環境気に入った!
角度を変えて堰堤を撮影した。
なかなか味わい深い建造物だ。
昔水源地に使われていたということで、トイレの水は飲用可だと勝手に思った。
試しに飲用するとおっさんの味覚センサーで合格した。
ハッキリしたことは分からないが、公園内で出る水道の水を飲んでも死ぬことはないだろう。
公園内を流れる水。
川は綺麗にコンクリで固められている。
人目があるのでさすがに水浴びはキツイが、洗濯なら問題なくすることが出来る。
などと公園内を歩きながら、通常の使用目的とは関係ないことばかりを考えていた。
面白い水路
水量確保のため、宇田川上流に石積みの水路が整備されました。
戦後、川底は一部改修されましたが、雪解け時や雨期には奔流となります。
などと看板に書かれていた。
別の川からも水を引いて水量を確保していたようす。
山の斜面が急で流れが早くなるために、邪魔板を取り付けて少しでも流れを緩やかにしたのか。
ダム湖のようすを撮影した。
いやダム池か。
これくらい小さいと可愛らしくていい。
水没する面積も少なくて済む。
第一引入口(だいいちいんにゅうこう)
海軍大湊水雷団の艦船補給用水を確保するために建設された構造物で、明治35年に竣工しました。
釜臥山系を水源とする川から取り入れた流水の上澄みを、同時期に造られた貯水池に送水する機能を持っていました。集水、浄水、送水の機能を一体化した、旧大湊水源地水道施設を構成する構造物の中では最も古い施設です。
【概要】
長さ 一辺約3メートル
深さ 約3.5メートル
貯水量 約30トン
構造形状 切石積、枡型の貯槽、堰堤、通水路、溢水路、余水路等立て看板より
綺麗な水の取り入れ口。
工事中で、取り入れ口のようすを見ることは出来なかった。
乙水槽(おつそいそう)
海軍大湊要港部(明治38年から)の水道拡張工事で建設された構造物で、明治43年に竣工しました。
沈澄池から引かれた水を貯め、濾過池と艦船給水所の2方向に分岐送水する機能を持っていました。
また、特徴的な正八角形平面の上屋は、一部改修していますが、規模は小さいものの明治の洋風木造建築物となっています。【概要】
内径 2.5メートル
深さ 3.9メートル
構造形状 円筒形、煉瓦造、水槽上部縁石、排水溝等立て看板より
なんと屋根が雨漏りするらしくてシートが掛けられいた。
周辺の景観に配慮してグリーンシートだった。
わたしだったら迷わずにブルーシートを掛けるところ。
土台部分もかなり傷んでいた。
これはもう大幅な改修工事をしないと保たないだろう。
展望台は鍵がかけられていて中に入れなかった。
バイパスの橋の下に良さそうな野宿ポイントを発見した。
ここならひと目に付きにくくて悪天候でもやり過ごすことが出来る。
国道338号線のバイパス道はまだ開通していなくて、公園の付近の交通量は少ない。
公園内には東屋もある。
この水源地公園は、車中泊なら北駐車場。
他の駐車場でも歩けばトイレに行ける。
野宿ポイントもたくさんあって凄く魅力的な公園だと思った。
大湊に来たついでに自衛隊の基地を見学することにした。
もちろん、公開時でないと中に入れないので、近くからそっと見ただけ。
小型のタンカー船
艦番号156
せとぎり(ローマ字:JS Setogiri, DD-156)は、海上自衛隊の護衛艦。あさぎり型護衛艦の6番艦。艦名は「瀬戸に立つ霧」に由来する。なお、艦艇名としては旧海軍通して初の命名である。
ついでに航空自衛隊の基地にも寄り道してみた。
入口にヘリコプターと飛行機が展示されていた。
正直なところ、あんまり飛行機に興味はない。
これは練習機か。
座席が前と後の2つ付いていた。
プロペラは2枚。
こちらは少し大きめの飛行機。
プロペラは3枚。
座席はペアシートが前後に2つあって、計4人乗り。
隣の教官からみっちりと教えられそう。
自衛隊の基地を見学した後、海岸沿いの国道338号線を西に向かって走り川内(かわうち)までやって来た。
この海水浴場にはシャワー付きのトイレがあるとの情報を入手したので、寄り道してみた。
シャワー付きのトイレ棟
なんとシャッターが閉じられていてトイレは使用不能だった。
海水浴シーズンが終わったので、閉鎖されてしまったらしい。
残念。
このトイレが使えたら海を見ながらのんびり過ごそうと思っていた。
外のシャワー。
壁に取り付けられていた足洗い用のシャワー。
なぜかシャワーの水は出た。
しかし、トイレが使えないとなると車中泊は出来ない。
広大な松原でもあれば、コソッと野糞することも可能だが、周囲は開放的な芝生と海岸が広がっていて、そんなことをする隙は見いだせない。
なかなか防御力が高い公園だわい。
テントを張るには申し分ない芝生の広場。
ここは海水浴シーズンに来る場所だろう。
東屋の下の水場は、水が出た。
水が出るのにトイレが使えないとは本当に惜しい。
トイレはむつ市川内支所か町の駅に行かないとならない。
ここがむつ市川内支所。
本庁と遜色がないほどの立派な建物。
この大きさの建物だとかなりの費用が掛かったに違いない。
一見すると景気の良い市だと錯覚してしまうが、財政事情はかなり苦しいらしい。
まあ、こんなもの建てるくらいだから仕方ないか。
とまあ、一昨日の安倍城鉱山跡の調査の前はこんなところに行っていた。
大して面白みのない内容だが、勿体無いのでアップしておいた。
いやあ、本当に潮風が気持ちいなあ。
おわり