こんばんは。からあげです。
ようやく折りたたみ式キーボードに指が馴染んで、タイプスピードが早くなってきた。
スマホ電池節約になっている。
特殊なキー配置があるだけで、あとは指のポジションが多少窮屈なくらいか。
手が大きい方なのでちょっとやりにくいが、フリック入力に比べたら格段に早い。
奮発して購入した甲斐があった。
昨日、泊まったところは、元キャンプ場の震災メモリアルパーク中の浜。
元キャンプ場だけあって、広大な芝生の広場があってテント張り放題だ。
奥の方に何軒か民家があるようで時折車が通ったが、全然気にならなかった。
早い時間に張っても誰も来ないので、誰の邪魔をすることなくのんびり過ごすことができた。
昨晩、試しに靴の修理を行った。
帆布用の縫い針と麻糸を持って来ていた。
ペンチにもなる折りたたみナイフのお陰で、劣化して固くなった皮もなんとか縫うことができた。
見た目は悪いが実用的には十分だ。
接着剤で止めても、下地をキレイにしないとダメだし、長時間固定しておかねばならないので、歩き旅には接着剤での修理は向かない。
これなら傷みの進行が少しでも遅くすることができるに違いない。
中の浜を出発して山の上にある宮古姉ヶ崎(みやこあねがさき)オートキャンプ場に到着。
ちょっとトイレを借りたついでに見学させてもらった。
新たに整備されて凄くキレイ。
それにしてもオートキャンプ場は殺風景だなあと思う。
こういうところに都会の人達は有難がってやって来る。
なんだか良く分からない嗜好だな。
なんと一区画ごとに流しとバーベーキュー用のかまどが設置されている。
さすが高い料金だけのことはある。
昨日、ココまで来なかったのは、フリーサイトでも1,000円ちょっとするため。
姉ヶ崎の展望所より。
なかなか凄い景色が続いている。
姉ヶ崎から浄土ヶ浜まで遊歩道が続いていて、歩いて楽しいコースとなっている。
日出島(ひでしま)と小さな漁港。
日出島はクロコシジロウミツバメの生息地で有名。
漁師さんが箱メガネで何かを探している。
なんだろうな。
墓地の中を抜けて浄土ヶ浜(じょうどがはま)へ。
新しい墓が多いような気がした。
浄土大橋より蛸の浜(たこのはま)を見下ろす。
工事の影響で海水が濁ってしまっている。
浄土ヶ浜(じょうどがはま)ビジターセンターに到着。
取り敢えず、ここで態勢を整える。
おっさんは大きな屋根付きの休憩所を見て思わず興奮してしまった。
しかし、観光客が多くてなんだか落ち着かない。
干し物があるので、柵の前を陣取っていろいろゴソゴソやる。
テントが夜露で濡れてしまったので乾かすとともに、モバイルソーラーパネルをセットして充電する。
駐車場前で凄く目立つんだが、日当たりがいい場所で休みたい。
もう人目なんて気にしていられない。
お腹が空いて目が回ってきたので、ラーメンを作って食べる。
お腹が満足すると荷物を置いて浄土ヶ浜へゆく。
停泊しているのは観光船。
ウミネコさんは寛ぎ中。
人が寄ってもなかなか逃げない。
本当に呑気なものだ。
15分ほど歩いて浄土ヶ浜にやって来た。
岩に囲まれた静かな入江となっている。
なんだか極楽浄土にいる気分だ。
バカヤロウ!そんなわけないだろ。
まあ、観光客が多くて賑やかな場所だった。
この入江に船を浮かべて横なったら気持ち良さそう。
そういえば、白鳥のレンタルボートが並んでいたな。
誰も見向きもしなかったけど。
浄土ヶ浜を見学後、ビジターセンターで情報収集する。
宮古から釜石の間はまだ未開通のため、地図がない。
そこで係の人に聞いてコースをチェックする。
丁寧に教えてくれて本州最東端のとどヶ崎の行き方などが分かった。
なんでも車道が付いていない岬で、徒歩しか行けないところだそうだ。
それを聞いてなんだかワクワクしてしまった。
どうもありがとうございます!
多分教えてくれた人はたぶん自然保護官だろう。
浄土ヶ浜から宮古市街方面へ下りる。
すると新興住宅地のような光景が広がっていた。
空き地が多く、建っている建物はどれも新築。
建設ラッシュであちこちから大きな物音が聞こえてくる。
通行車両は工事関係が非常に多い
歩道もまだ整備中で、道の端を右に行ったり左に行ったりして歩いた。
取り敢えず、道の駅まで行って施設を調査する。
見た感じ野宿できそう。
少し休憩したあと、ザックを置いて買い出しにゆく。
宮古市役所
「たくさんの支援ありがとう!」など、大きな大段幕がたくさん掲げられている。
道の駅から最寄りのスーパーまで歩いて片道20分ほど。
ぱっと見はかなり復興しているように見えるが、細かく見るとあとこちに津波の爪痕が残されている。
久しぶりに生魚を食べる。
これはイナダの刺し身。
そのまま手で掴んで食べた。
醤油なしだったが、凄く美味かった。
この他にもコロッケなどの惣菜を食べてエネルギーチャージした。
今日は道の駅で泊まることにした。
建物の影の目立たない場所に明るい内からテントを張った。
イメージどおりの場所が見つかって良かった。
明日からは地図なしでルートを辿ることになる。
すぐ近くの月山(がっさん)に登ってから、本州最東端のとどヶ崎を目指す。
無人地帯があるようなので、食料を多めに購入しておいた。
それを担いで歩けるか、今のところ気になっている。
靴を修理して一日歩いたが、なんともなかったので、しばらくこれで様子をみることにした。
確かに新しい靴を買えば安心だが、修理して履くことも覚えたい。
今は日本だからどうでもなるが、海外に行けば替えの靴が簡単に見つかるとは限らない。
リペアの技術を高めておきたい。
今日は休憩所でフル充電出来たから、しばらく電気不足に悩まされることはないな。
さあて、飯にするか。
おわり
コメント
恐山と浄土ヶ浜と東北の仏教ワールドを堪能できそうです。
はい。
最近、クソ坊主センサーの出番がないのが少し寂しいような気がします。